ELIS 旅の軌跡

沖縄へ

(前回の記事はこちら

今回の西日本の旅ではもちろん、沖縄にもバイクで行きます。

バイクに乗りだして、ライダーが「いつかは走りたい」と考える日本の最北端、北海道。ですが「最南端の沖縄を走りたい!」「沖縄に愛車で行きたい!」と言う声をなかなか聞きません。やっぱり船に揺られている時間が長いのと、コストのことを考えちゃいますからね。

でも実は、お得にバイクをフェリーに乗せて沖縄にいくことができるんです!

ライダーとバイクのセット!5万円で21日間乗り放題!

マルエーフェリーが出している「結いきっぷ」を使えば、鹿児島から沖縄までの航路がバイクと人を合わせて、21日間乗り放題!値段はなんと5万円で行くことができます。しかも、最近世界遺産に登録された鹿児島の奄美群島(奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島)にも行けちゃうんです‼︎※燃油サーチャージといって、船の燃料調整費だけ毎回乗船時に数百円程度がかかる場合があります。

購入の仕方はネット予約が基本。いろいろなルールがあるので、オフィシャルサイトでよく調べて購入してください。フェリー出港間際、鹿児島でお世話になっているみどりさんご夫妻や、お友達ライダーが仕事終わりに駆けつけてくれました。また無事に鹿児島に帰ってきます!

22時間の大航海も超快適

沖縄本島で乗降できる港は、那覇と本部2つの場所があります。今回私は、沖縄の本部港で降りるので22時間の船旅になります。(那覇で降りる場合は、24時間です)

まずは寝床の確保。2等和室は、間仕切りがあり快適に過ごせます。船内施設は、シャワールーム、レストランや売店、自販機もあります。

また朝昼晩にレストランと売店が開かれるので、食事に困ることはありません。しかも船上にしてはリーズナブル!驚いたのが、船内無料Wi-Fiサービスが運用されているのでスマートフォンが常に使えることです。場所によって電波が入りにくい時もありますが、圏外で使えないということがなかったので、何かあったときにすぐに連絡ができるというのはすごく安心できました。

度々変わる景色の変化も楽しんで

今までのバイク旅でフェリーを使うことはよくありましたが、今回の沖縄本島までの船旅が1番景色の変化を楽しむことがきました。まずは鹿児島の港を出港してすぐに甲板に上がると、海の上から桜島を見ることができます。フェリーで沖縄に行く人しか見れない、この景色は特別。ちょうどこの時期はサンセットの時間が重なるので、空の色の変化も楽しむことがきます。奄美大島を抜けたあたりでは群青色の海が望めます。ここまでの深い、綺麗な青は見たことがなく思わず「うわ!」と口に出してしまうほどでした。

この日は波がたっていない穏やかな日だったので、鏡のような水面でした。こちらは与論島に着岸する間際。綺麗な透き通った水色の海が印象的です。与論島は、鹿児島県奄美群島の最南端に位置する島で、世界有数の美しさを誇る海の青さ「ヨロンブルー」として話題を呼んでいます。

22時間の長い船旅は初めてだったので、どんなものか…?と心配だったですが、快適に過ごすことができてあっという間の時間でした。

天候やその日の波の状況によっても変わってきますが、甲板にでて海を眺めるのも楽しみの一つにしてみてください。

沖縄本島に到着!!

22時間の船旅を終えて、ついに沖縄本島に到着!

16時に沖縄本部港に着いたので、その日は宿に直行しました。沖縄といえば、オリオンビール!ビールを持って海辺の砂浜に行って、無事の到着を祝いました。

 

今回のルートはこちら(地図アプリが「有料道路」と示しているのはご愛嬌)

沖縄は、本土と違う道路事情もあるのでそういった面にも注意しながら走りたいと思います。それでは!

つづく

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