バイクの車検、どうしてますか? 少しでも費用を抑えるために、ユーザー車検? 車両整備の知識や経験をお持ちで、しっかりとした工具も揃っているというのなら、それもアリかも知れません。でも、筆者の場合は違います。必要な工具は揃えてありますが、整備のスキルは素人レベル。万が一、整備不良が原因となって事故を起こしたら……。自損事故によるケガや愛車の修理代ぐらいだったら自己責任ですけど、対人事故だった場合は!? ちなみにユーザー車検で浮く金額って、2~3万円ほどですからね。それを考えると、車検はプロにおまかせしたいなあ、と。しかもレッドバロンなら、フレーム検査まで無料で行なってくれるのです(詳細は後述)。
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「車検のご案内」ハガキが届いたら
筆者の愛車の1台、ヤマハXSR700。レッドバロンで新車を購入してから、もう3年も経つのですね。うっかり忘れていましたが、レッドバロンは忘れていなかった。「そろそろ車検ですよ」とばかりに、ハガキを送ってくれました。
届いたのは、車検満了日の2ヵ月ほど前。ナイス・タイミングですね~。車検は、車検満了日の1ヵ月前から受けられるので、このタイミングでお知らせが届けば、あわてず騒がず、余裕をもってスケジュールが立てられます。
ハガキの表面には、車台番号または登録番号、車検満了日、問合せ先電話番号が記載されていますので、まずは電話をして車検の予約を入れましょう。「代車が必要!」という方は、なるべく早い段階で予約したほうがいいです(代車の台数にも限りがありますから)。
レッドバロンの車検は、以下の3つのコースから選べます。
●スペシャル車検……日頃のメンテナンスではできない消耗品の交換・整備を行ないます。車検の機会にしっかり整備をしておきたい場合や、車齢が高めの車両におすすめ。
●スタンダード車検……法定点検に加え、主な消耗品の交換を行ないます。長く安心して愛車に乗りたい方におすすめ。
●フリー車検……法定点検をベースに、お客様と一緒に車両を見ながら、相談の上で整備メニューを決めていく。
筆者のXSR700は、新車で購入して1回目の車検なので、今回はフリー車検にしました。2回目の車検からは、スタンダード車検にしようと考えています。
「車検」……預ける際に必要なものは?
車検の予約日が来たら、愛車に乗ってお店へ。このときに持参する必要があるのは、以下の通り。
●車検証
●自賠責保険証
●マイツーリングパスポート
●納税証明書(最新のもの)
●申込金として3万円(自賠責保険料や重量税などに必要)
被っていったヘルメットは、愛車をお店に預けているあいだ、お店で保管しておいてくれます。手ぶらで帰れるので、ラクです。
レッドバロンなら窒素ガス補充填が無料
レッドバロンでの車検だと、代車(要予約)が無料なばかりか、プロによる洗車も無料。汚れによる金属の酸化や塗装面の傷を防いでくれるのでありがたいもの。窒素(チッソ)ガスの補充填も無料で行なってくれます。
そもそもレッドバロンで購入したバイクは、タイヤ内には窒素ガスが充填してあります。窒素ガスは、普通の空気に比べてタイヤのゴムを透過しにくく、タイヤのエア圧を長いあいだ一定に保ってくれるため、安定した乗り心地を得ることができます。また窒素ガスは水分量が空気よりも少ないため、ゴムの劣化やアルミホイールの酸化を抑えてもくれます。水分は高温になると膨張する性質も持っていますから、そもそも少ないほうがいいのだそうです。タイヤの温度変化によってタイヤ内の圧力が大きく変化してしまっては、乗り心地は不安定になるし燃費も悪くなります。
全メニュー「フレーム検査」付きで安心!
レッドバロンの車検で、何が一番うれしいかといえば、このフレーム検査を無料でしてもらえるということ! スペシャル車検、スタンダード車検、フリー車検、いずれのコースでもOK。
フレームに歪みがあったり、サスやスイングアームなどの組付けにズレがあったりしては、本来あるべきスムーズな走りが得られません。転倒や事故の衝撃だけでなく、激しいスポーツ走行をした際や、ちょっとした立ちごけなどで少しずつ歪むこともあるそうですから、これは気になるところ。
筆者のXSR700も、フレーム検査によるホイールアライメント測定をしてもらったところ、8.8㎜もズレていたことが判明。レッドバロンでは「7㎜以下が望ましい」とされていますので、各部に手を入れ、5.3㎜まで調整してもらいました。
フレーム検査は、レッドバロンが独自開発した『コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)』によって精密に行なわれますが、機械まかせだけでは終わりません。筆者が信頼を寄せるレッドバロン立川の堀内工場長が手にしているのは、これまたレッドバロンで独自開発した「トラムゲージ」。この専用工具を使って、スイングアームのピボットからフロントフォークのアクスルシャフトまでの距離を正確に計測。許容範囲値に収まっているかどうか、調べるのです。
次の2年間を愛車と安心して楽しく過ごすために
こうして我がXSR700は無事に車検を終了。かかった費用は自賠責保険料(24ヶ月)9,270円、重量税3,800円、証紙・印紙代1,700円に検査代行手数料を含め、総額5万円以下。各種点検や調整、増し締め、注油、エア抜き、オイル交換などをしっかり行なった上で、この金額。これから先の2年間、愛車と安心して楽しく過ごすためだと思えば、安くないですか?
フレーム検査および各種調整を済ませた愛車は絶好調。直線もコーナーもよりスムーズに走るようになった印象。今年は思う存分に走り回るぞ! そんな気分で車検を済ませた次第です。ではまた!
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