愛車スーパーカブ110(JA44)とのバイクライフをクドクドと語る連載企画。今回は、悩まされているオーナーも多いハズの問題に対処! 通称“ホームセンター箱”の外れまくるフタを0円で何とかしてみたいと思う!
サイドスタンドの傾きでスルッと外れちゃうのです
通称ホームセンター箱=ホムセン箱は、カブ主に愛用者が多いリアボックス。正式名称は、アイリスオーヤマ製「密閉RV BOX カギ付460」で、もれなく私も使用中だ(関連記事はコチラ)。
このボックスはとても安く、私は当時2380円で購入した(送料込み)。しかも耐荷重80kgと丈夫で、防水性まであり、コスパが超優秀だ。
ところが、大きな問題がある。それはフタが外れやすいこと。しっかり閉じていれば大丈夫だけど、サイドスタンドをかけた状態でフタを開けておくと外れて脱落しがちなのだ。
ヒンジとフタの左側にすきまがあり、車体が左向きに傾いた状態だとフタがスルスルとヒンジを滑って、すきまから外れてしまう。
路肩など左側に傾いた路面や、風が吹いていると特に外れやすく、ちょっとイラッとする笑 ユーザーなら激しくブンブンと頷いてくれるハズ。先日の記事では家にあるモノでレッグシールドをキレイにしたが、今回もカネをかけずに何とか対処したいと考えている。
スーパーカブはタピオカドリンクの夢を見るか?
ネットで調べてみると、同じようなことを考えている同士がいて、解決法をチラホラ発見。困った時に解決方法がすぐ見つかるのは、カブのような多数派の強みだなーと思う。
要はヒンジからフタが滑り落ちなければいいわけで、解決法は主に2種類。
1つめは箱本体側のヒンジ(棒の部分)に穴を開け、スナップピン(ネジの脱落防止などに使うピン)で留める方法。手動のドリルは持っているけど、不器用な私は正確に開口できず、ヒンジの剛性を落としてしまいそう。それにスナップピンを持っていない笑
2つめは、ヒンジとフタのすきまを埋めてしまう方法。パテなどで埋めてしまうのもアリだけど、フタを外したい状況もあるハズだ。
そこで、取り外せるモノをすきまにハメ込めばいい。候補としては、ゴムホース、ブリーザーホース、耐圧ホースなど。ある程度の柔軟性がないとハメ込んだら取り外しできなくなる。
家の中を物色したけど、ホースの類は見当たらない。「何か代用品はないかなー」と少ない脳ミソをフル回転。その結果、見つかったのがコレ笑
内径はΦ8mmとドンピシャ! さっそく切ってみた。
さっそくホムセン箱に装着してみる。横方向に弾力があるので、何とか押し込むことができた。
なんと片側だけでも外れなかった! これは効果アリ
タピオカストローをハメてから実際ツーリングに出かけてみた(旅の模様は後日、記事化します)。
これでもうムカつくフタ外れから解消されるのだ、と思っていたら、出発後2時間程度でフタを開けてみてビックリ。……ン? 片側がなくなっている笑 18mmの方が緩んで、どこかに落ちてしまったようだ。
ところが、もう片方はしっかり残っている。しかも、これで役割を十分果たしていたのだ。片側でもフタが外れる気配は全くない。
さらにその後、一度ホムセン箱のロックを忘れてしばらく走ってしまったことがあった。後ろから何かに押されているなと思ったら、フタが開いているではないか!
でもフタは外れていなかった。もし“タピオカ加工”(笑)がなかったら、フタがブッ飛んで後続車にぶつかったり、轢かれていた可能性も。やっておいてよかった~と胸をなでおろしたものだ。
ツーリング先から帰って、また改めてストローを切断し、装着。これでもう盤石だろう笑。
――今回もタダで何とかできたので大満足。これでツーリングが一層はかどるゼ~!
※スーパーカブ110日誌のバックナンバーはコチラ!
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