昭和を彩った栄光のカラーリングモデルは、これまでも何度かレプリカ化されている。そこで、もう一度復活してもらいたいモデルを独断と偏見で集めてみたノダ! 本記事ではGS1200SS/RC213V-S/XSR900/パニガーレV4が登場!

●文:ヤングマシン編集部(野田ノダ夫)

スズキGS1200SS[’02]:コンセプトはド直球“男のバイク”だ!

’80鈴鹿8耐を制したヨシムラのGS1000Rは今も大人気。そのGSの復刻として油冷のイナズマ1200をベースに’01年に登場したのがGS1200SSだ。’02年にはヨシムラカラーも発売してくれた。キャッチコピーはド直球の「男のバイク」。このセンスにシビれるオジサンが本物のライダーだ!?
▲【’02 SUZUKI GS1200SS】

▲元ネタ:’80 スズキGS1000R

スズキGSX400インパルス[’96]:インパルスにもあったヨシムラカラー

’90年代ネイキッドの400インパルスにもヨシムラカラーが’96年型で登場。CB/XJR/ゼファーといった強豪ひしめく中、硬派度ではピカイチだった。
▲’96 SUZUKI GSX400 IMPULSE 

Z900RSヨシムラヘリテイジキット AMAエディション:本家も復刻キットを発売

スズキイメージが強いヨシムラだが、AMA初参戦はカワサキZ1。そのマシンをモチーフにしたZ900RS用キットを本家ヨシムラでは現在発売中だ。
▲Z900RS YOSHIMURA HERITAGE KIT AMA EDITION

▲元ネタ:’76 カワサキZ1 AMAレーサー

ホンダRC213V-S[’17]:RC213V-Sも実は復刻カラー

衝撃価格2190万円の公道仕様モトGPマシン・RC213V-Sの車体色は、腹下タンクなど独創的な構造を持った’84年初代NSR500の復刻カラーと呼べるもの。同年にチャンピオンとなった3気筒のNS500もトリコだったが配色が異なっていた。

▲’17 HONDA RC213V-S
▲元ネタ:’84 ホンダNSR500

ヤマハXSR900[’20]:なぜ日本で売らなかった?

ワイズギアがXSRをRZ風にするオーセンティック外装キットとして過去に限定発売した黒×赤バージョン。それが’20年に欧州で「80Black」の直球ネーミングで標準色としてラインナップされ話題に。だが日本仕様は発売されず。ナゼだったノダ!?
▲’20 YAMAHA XSR900


▲元ネタ:’80 ヤマハRZ250 

ドゥカティ パニガーレV4 25°アニベルサリオ916[’19]:憧れだった916カラーも復刻された

ドゥカティも、’19年に名車916誕生から25周年を記念した500台限定の特別モデルをパニガーレV4に設定。’22年はパニガーレV2にベイリス20周年カラーを設定し、スーパーバイク世界選手権(SBK)ファンには懐かしい。
▲’19 DUCATI PANIGALE V4 25°Anniversario 916

▲元ネタ:’94 ドゥカティ916 WSBレーサー

〈おまけ〉昭和はスクーターも熱かった!

昭和はスクーターもレプリカカラーが熱かった。TECH21はチャンプRSに、4輪F1ロータスホンダのJPSカラーはイブPAXに採用。スズキのカーナはヨシムラカラーがあったほか、スポーツバージョンのF3ではヨシムラの辻本聡選手がTVCMに出演していた。
▲’87 YAMAHA CHAMP RS
▲’86 SUZUKI CARNA F3
▲’87 HONDA EVE PAX S

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