カワサキはZ900RSカフェの2022年モデルを発表。ブラウン系のグラデーションカラーを採用していた2021年モデルから一転、アメリカンスポーツを思わせる銀色のストライプを採用した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

Z900RSよりもカラーリングの振り幅が大きいぞ!

従来の曲線ラインやグラデーションを活かしたグラフィックとは一線を画し、マッスルカーなどのアメリカンスポーツを彷彿とさせる、シルバーのストライプが新鮮な2022年型「Z900RSカフェ」が登場した。特徴的なシングル風シートはブラウンのツートーンになり、レザーシートの雰囲気だ。

Z900RSカフェは、世界的な人気モデルとなっているネオクラシックネイキッド「Z900RS」にフェアリングとローハンドル、スポーティなデザインの段付きシートを追加したカフェスポーツ。2018年に登場した初代カラーはライムグリーンで、ZRX1200ダエグなどが引き継いできた“ローソンレプリカ”のイメージを現代に継承してきた。

その後はグレーやブラウンといったカラーリングモデルが登場し、日本国内ではZ900RSともども2021年モデルがコロナ禍の影響もあって品薄になるほど人気が続いている。2018年~2020年の401cc以上カテゴリーでは国内販売台数で3連覇も達成した。

カワサキが発表した2022年モデルは、948cc並列4気筒エンジンや図太いサウンド、アシストスリッパークラッチ、ホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションといった装備に変更なく、メタリックディアブロブラックと呼ばれる新グラフィックの採用で141万9000円となっている。

主要諸元に変更はなく、価格は141万9000円に改められた。発売日は2021年9月1日。ABSとETC2.0を標準装備している。

KAWASAKI Z900RS CAFE[2022 model]

【KAWASAKI Z900RS CAFE[2022 model]】主要諸元■全長2100 全幅845 全高1190 軸距1470 シート820(各mm) 車重217kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/65000rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:141万9000円 ●色:黒×銀 ●発売日:2021年9月1日

メタリックディアブロブラック
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