オーナーズミーティングって楽しい!
はい、こんにちは青木タカオです。先日、「オーナーズ・ミーティング」を取材させていただきました。これを読んでいる皆さんは、参加した経験はございますでしょうか。
ボクはありますよ、ココでも記事にしたことのある『W1ミーティング』。同じ機種に乗った仲間たちが集まって、情報を交換したり、愛車を見せ合いっこしたり、どんなカタチであれ趣味嗜好が合う者どうしですから、たとえ言葉を交わさなくとも同じ空間にいるだけでも嬉しかったりしますよね。
インターネットが普及し、SNSなどが使われている昨今は、オンラインで写真や情報を共有するなど、実際に会わなくともつながったり、活動することもできるようになりました。
日常的にオンラインで繋がっているから、リアルに集まることを昨今では「オフ会」って言うんですってね。昭和のオジサンとしては、こうした言葉遣いを教えてもらいしつつ、必死で若者たちの言葉にも耳を傾けております。
ヨンパチのみなさんを取材
さて、お邪魔させていただいたのは、バイカーズパラダイス南箱根(静岡県田方郡函南町)にて4月8日におこなわれた「48(ヨンパチ)ミーティング」。なんのバイクの集まりなのか、すぐにピンっと来た人はハーレーが好きなはず。そう、『XL1200X フォーティーエイト』のオーナーたちをメインとするものです。
XL1200Xはスポーツスターファミリーのバリエーションモデルですが、そもそもなぜ「フォーティーエイト」というネーミングがつけられているのでしょうか。
これがわかる人は、もっとハーレーが好きな人! というか、もはやマニアと言えるかもしれません!!
『XL1200X フォーティーエイト』が登場したのは2010年の夏で、2011年式としてラインナップに加わりました。
ボクは最初、『AKB48』の人気ぶりがアメリカ本社にも伝わって、ついにスポーツスターも48グループ入りを果たしたのかと勘違いしましたが(←ぜんぜん面白くないウソ)、『モデルS』に由来する48年からその名が与えられているのでした。
ハナシをもっと脱線させると、名車“ヨンパチ”パンヘッド(1948年)もあり、ハーレーダビッドソンにとって“フォーティーエイト”は特別なナンバーだったりします。
1948年式の『EL』および『FL』は、スプリンガーフォークの最終年でありながら、ナックルヘッドにかわって新登場したパンヘッドエンジンを積む、たいへん貴重な組み合わせとなった激アツモデルとなっていて、世界中のマニアが垂涎ものの“お宝”となっています。
1949年からフロントフォークはテレスコピック式に、47年まではナックルヘッドエンジンですから、1年だけの“幻”のような超レアモデルというわけですね。
主催はユーチューバーの若者たち
ハナシを戻しましょう。「48(ヨンパチ)ミーティング」もまた、その数字にちなんで4月8日に開催されました。
ハーレーといえば、オジサマたちを連想しがちですが、メンバーはみなさん若くて、主催するユーチューバーの“KINOKOPONS(きのこぽんず)”さんはZ世代。(←年齢を聞いたことがないので確かなことは言えませんが)
フォーティーエイトの特徴のひとつとして、若い世代にも絶大な人気を誇っているのです。
ちなみに“きのこぽんず”さんとは、ボクが編集長を務める『WITH HARLEY/ウィズハーレー』(内外出版社)の取材で以前からお付き合いがあり、今春のモーターサイクルショーでもコラボし、動画を発信しました。
とても爽やかなナイスガイで、オトコのボクでも話していると“キュン”となりそうです。(←ぜんぜん面白くないけど、ウソではない)
スポスタ女子も取材できた
さて、「48(ヨンパチ)ミーティング」では、特設のクローズドコースで遅乗り競争がおこなわれるなど、『XL1200X フォーティーエイト』のオーナーじゃなくとも、はたまたハーレー乗りではなくとも、楽しい1日が過ごせるよう工夫が凝らされ、“きのこぽんず”さんら若者たちの企画力に感心せずにはいられないのでした。
フォーティーエイトを中心に、集まったスポーツスターを1台ずつ念入りに撮影させていただくことができ、おかげさまで「ウィズハーレーVol.16」(6月8日発売)ではボリューム満点の特集を組むことができたのです。この場を借りて、改めてお礼を申し上げたい。“きのこぽんず”さん、ありがとうございました。
そして、ご覧くださいっ! こんなにもキュートなハーレー女子も参加していて、誌面がじつに華やかになったではありませんか!!
動画はコチラ
カスタムもガッツリ楽しんでいるRUNAさんをウィズハーレーでは単独インタビュー。動画を配信しておりますので、ぜひご覧ください! 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。