横浜で1万1000人が来場のブルスカ
こんにちは青木タカオです。関東甲信・東海・近畿地方が梅雨入りしたことを6月21日に気象庁が発表しました。「今年はもう夏になったの!?」というほど、ゴールデンウィークの頃から暑い日が続いていましたが、ぐずついた天気をもたらす梅雨前線はここへきて連年通り活発化。関東甲信・東海・近畿地方では、平年より2週間以上も遅い梅雨入りとのことです。
というわけで、曇りや雨の日が多いシーズンとなっていきますが、真っ青な空のもと、6月1日(土)/2日(日)の2日間はイベントに参加させていただきました。ハーレーダビッドソンジャパンが主催する『BLUE SKY HEAVEN(ブルースカイヘブン)』です。
ブルースカイヘブン、通称“ブルスカ”はこれまで長きに渡って富士スピードウェイにておこなわれてきましたが、23回目の今回は横浜へ会場を移しました。都市型開催となり、どのような変化をもたらすのか注目しておりましたが、来場者数は約1万1000人。富士で開催した昨年と比較すると、およそ1500人の増加となりました。
能登復興支援パレードも実施!
“ブルスカ”の会場が富士から横浜へ移る。発表されるやいなや、開催前からハーレー乗りの間では大きな話題となりました。販売店など関係者筋からも「青木くん、横浜のどこでやるの?」「(例年おこなわれる)パレードはどうなるの?」などなど、ボクにも問い合わせが入るほどで、大きな変革であることを感じていました。
みなとみらいや横浜ベイブリッジを臨む60,000平方メートル以上の広さの会場でおこなわれ、LIVEステージには「RIP SLYME」や「Crystal Kay」「SIRUP」「Novel Core」「eill」ら豪華アーティスらが出演。音楽ファンらもたくさん足を運ぶ、ライフスタイルフェスとなりました。
開催2日目の日曜日には、令和6年能登半島地震からの復興を祈念する「ハーレーダビッドソン能登復興支援パレード」がおこなわれました。
会場から山下公園通りにかけてのルートで、パレード参加者から募った参加料、1台あたり3000円〜と、沿道の皆さまからいただいた募金は106万5644円に達し、能登復興支援へ寄付されました。
メディアとして“出展”した
バイクライターであるボクの場合、通常ならこうしたオートバイ関連のイベントは「取材してきました」というのがほとんどですが、このイベントに関しては「参加しました」というのが、最適な表現となります。
『WITHHARLEY(ウィズハーレー)』というハーレー専門誌の編集長を務めるボクとしては取材ももちろんしますが、ブースを構え、出展させていただく貴重な機会でもあるのです。
ボクたちウィズハーレーのブースでは『X350』と『X500』のカスタムを集結させ、展示しようと考えました。誌面で『X350カスタムプロジェクト』を進行中で、こうした活動をご来場者のみなさんに知っていただく狙いもあり、ずらり勢揃いさせることができました。
結果的にご賛同いただいたメーカー、ショップさんらの『X350』と『X500』は、編集部所有の1台を含め全9台となりました。
「これが中免(普通二輪免許)で乗れるアンダー400のハーレーかぁ」「カスタムも面白そう」「リプレイスパーツはどのくらい出てるの?」と、実車を前に足を停めてくれる人が多く、反響は大きなものとなったかと思います。
ハーレー女子が大活躍
ブースには絶えずたくさんの人が集まってくださいました。その理由は「ボク、青木タカオとお喋りしたいから」と言いたいところですが、それはウソ! ウィズハーレーの誌面やSNS、You Tubeなどで活躍してくれている「ウィズハーレー女子」たちが常駐してくれたおかげです。
カノジョたちはファンらと気さくに接し、一緒に写真を撮ったり、お話ししたりで交流を楽しんでくれます。たいへん好評だったのは、サブステージでおこなうことができた『MEDIA STAGE BY WITHHARLEY』でした。カノジョたちが自己紹介したり、ハーレーに乗ってきておこったエピソードを話したり、ステージ上では“素の顔”を垣間見ることもできるのでした。
インフルエンサーとしてSNSでハーレーと過ごす日常を発信するカノジョたちですが、XL1200Xフォーティーエイトに乗る千羽ちゃんは、もともとファッション誌のモデルとしてデビューした経歴を持ち、ウィズハーレーの前身でもあるバージンハーレーからボクが編集長として携わるメディアで活躍してくださっています。
YUNA(ゆうな)ちゃんは取材を通じてお知り合いになって以来、ウィズハーレーを強力にサポートしてくださっている主力メンバーのひとり。小柄で華奢、キュートな見た目とは裏腹にFLHX ストリートグライドを愛車に全国をタフに駆け回ります。
重量級のツーリングモデルも運転できるとあって、ロードグライドスペシャルで沖縄をツーリングする企画ではモデルさん役として抜擢。また、巻末コラム『YUNA'S HARLEY LIFE』も好評連載中です。
You Tubeでのイベントレポートやステージのトークがとても上手いのはメリーローズちゃん(写真左)。XL1200X フォーティーエイトを愛車にしていた頃に取材・撮影させていただき、バイクがウィズハーレーの表紙を飾ったこともあります。
頭の回転が早い気の利く娘で、顔がとても広く業界でもズバ抜けた人気者。みんなに愛されていて、海外のカスタムショーなどにも呼ばれるなど、活躍の場をどんどん拡げています。しばらく会っていなかった中学生の頃の同級生が、カノジョの活躍を知って今回のブルスカに会いに来てくれたり、嬉しくて“ほっこり”するハートフルな話しもありました。
ブルスカの会場でサインを求められ、「そんなの書いたことない」と戸惑っていたのはメグちゃん(写真右)。XL1200NS アイアン1200に乗る爽やかハーレー女子がいると、お付き合いのある正規ディーラーに聞き、すぐに取材を申し込んだのは2021年の初夏でした。
レブル250からスポーツスターへ乗り換えるなど、その時代感覚にボクは興味を持ち、ハナシをうかがったのが最初のキッカケで、誌面やYou Tubeチャンネルにご登場していただいて以来、ウィズハーレーが関わるイベントにも足を運んでいただけるようになりました。
秋田ライダーえむちゃんもまたウィズハーレーを通じて、今後さらなる飛躍を予感せずにはいられない期待のホープです。XL1200T スーパーローを愛車に日本中をツーリングし、昨年はアメリカ・ミルウォーキーのリユニオン120周年アニバーサリーイベントに参加。アリゾナでルート66を走ったツーリングレポートをただいまウィズハーレーで連載中です。
雑誌の発売に合わせて、You Tubeチャンネルでもその一部始終を公開中。ブルスカではパレードにも一緒に参加してくれました。
というように、みなさんファン急増中で、ウィズハーレーのブース&トークイベントは大盛況でした! 最後はぜひカノジョたちの動画レポートをご覧になっていただきたいと思います。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。