春の七草の節目に
こんにちは青木タカオです。お正月が終わって食べるのが、春の七草と呼ばれる7種類の野草を入れたお粥です。無病息災や邪気払いを願う意味があるそうで、七草にはそれぞれ縁起の良い意味が込められているんだとか。
■■■春の七草
●セリ(別名シロネグサ)
●ナズナ(別名ぺんぺん草)
●ゴギョウ(別名おぎょう)
●ハコベラ(別名アサシラゲ)
●ホトケノザ(別名クオニタビラコ)
●スズナ(カブ)
●スズシロ(大根)
千葉県松戸市で毎年恒例、新年の走り初めとして市民はもちろん、たくさんの参加者に親しまれているのが『松戸市七草マラソン大会』です。
今年(2025年)は1月12日(日)に開催されたのですが、モーターサイクル&自転車ジャーナリストの大屋雄一さんにお声がけいただき、バイクでのマラソン先導役など、運営のお手伝いを仰せつかいました
マラソンの先導と聞き、最初は「どうしてまたボクに?」「それって白バイとかがやるイメージですよね?」「なるほど、さてはボクのカワサキW1でコスプレをして、昭和39年の東京オリンピック聖火リレーを再現するのですね?」「でも、あの白バイはW1の先代であるメグロK2ですよ」と、勝手にアレコレと自問自答を繰り返したのですが、聞けば白バイのコスプレは必要なく、バイクもW1ではなく小回りの効くスクーターが望ましいとのこと。
お話を引き受けた時は「よくわかりませんが、面白そう!」と気軽な気持ちでしたが、大会当日が近づくにつれてだんだんと緊張してきます。ボクはマラソン大会に参加したことはありませんし、そもそも「先導役」って責任重大ではありませんか。もし、ボクがコースを間違えてしまったら、大会はメチャクチャになってしまうし、一体どんなことになるのだろうかと、考えれば考えるほどビビってしまうのでした。
大盛況の松戸市七草マラソン大会
当日の朝、念のため集合時間よりうんと早くに会場に到着。メイン会場となる「松戸運動公園」は東京駅から約30分、大手町駅から直通32分のJR北松戸駅からシャトルバス利用でわずか7分と、都心からのアクセスに優れることもあり、どんどん人が集まってきます。
今回の「第67回 松戸市七草マラソン大会」には、新型コロナ禍以降最多の4392人が出場! 親子で一緒に走れるファミリーの部や、豊富なアップダウンが特徴の10kmの部など、3つの距離・14の種目から選んで参加できます。
■■■種目概要
●2kmの部(ファミリー[小学校低学年]・小学校中学年男女・小学校高学年男女)
●5kmの部(中学男女・高校男女・一般男女)
●10kmの部(高校男女・一般男女)
参加料:ファミリー1組3,500円、小・中学生800円、高校生1,600円、一般4,500円
■主催:一般財団法人松戸市スポーツ協会・松戸市
ゲストランナーとして、ニューイヤー駅伝などで活躍中のスバルやロジスティーの選手も出場。穏やかなムードの中、開催されましたが、いうまでもなく参加する選手はみなさん子どもも大人も、学生の運動競技部だったり、社会人のランナーなどもいらっしゃって真剣です!!
ビブスを着用し、無線も携帯。バイクチームは大屋さんとボクと、そしてこちらForRにもたまに登場するミヤシーこと宮下豊史さん。オフロードなどツーリングにも一緒に行くバイク仲間です。
ボクたち3人の役割は、先導といってもランナーたちのすぐ前を走るわけではありませんでした。聞いてホッとしました、よかった!
競技自転車に乗るチームの選手たちがランナーの前を走り、そのもっと前でコースの安全だったり、案内表示がきちんと立っているかなど、スクーターで先に走って確認したりするのが主な役割でした。
とはいえ、はじまるまでは、自分が何かヘマをして、運営や選手たちに迷惑をかけたらどうしよう……と、緊張しましたが、無事に任務遂行。午前中に大会は、滞りなく終了しました。
まつど応援キャラクター「松戸さん」と記念写真を撮っていただきました。口癖は「ありがとまつどぉ〜」「がんばりまつどぉ〜」といった「○○まつどぉ~」。松戸市在住の会社員で49歳。ビシっとヘアセットをキメ、顔全体で松戸市をアピール。「みんなを笑顔に」をモットーに、スーツ姿で色々なイベントに出勤中。「矢切の渡しで有名な松戸市、みんな遊びに来てまつどぉ~!」とのことです。
というわけで、2025年のお正月明けは、ちょっぴり風変わりな体験をしました。
年末年始のラリーはアプリリア・トゥアレグが連覇!
「AFRICA ECO RACE(アフリカ・エコレース)」が2024年12月28日から 2025年1月12日の期間に、欧州からアフリカまでを渡る6000kmの砂漠を舞台におこなわれました。
アフリカ・エコレースは、かつてのパリダカをオマージュした国際クロスカントリーラリーで、モナコからモロッコを経て、モーリタニア、セネガル・ダカールを目指します。
16回目となる2025年大会は、チーム・アプリリア・トゥアレグ・レーシングのヤコポ・チェルッティ選手が、2年連続のタイトルを獲得して閉幕。チャンピオンとしての自覚と決意でレースに挑んだチェルッティ選手は、複雑なコース設定や難しい地形などの物理的な困難と、リアタイヤがリムから脱落するトラブルや、ナビゲーションシステムが作動しないといった技術的な問題など、数多くのの課題に直面しましたが、5つのステージを制し、総合優勝を果たしました。
ヤコポ・チェルッティのコメントは以下の通りです。
「とても多くの困難に直面したにもかかわらず、最高の形で終えることができました。あまりミスもせずに上手く乗れたと思います。転倒もなく、一貫して集中力を維持することができました。自分のライディングスタイルと、トゥアレグ・ラリーのパフォーマンスのおかげで、砂地では大きなアドバンテージがあり、それを最大限に活かすることができました。戦略が重要となるレースなので、最後の2日間は自分でも不可能だと思っていましたが、なんとか達成できました。砂丘で逃げる事が出来るとわかったとき、自分を信じて100%の力を出し切りました。素晴らしい仕事をしてくれたチームメイトのチェッコとマルコにも心から感謝しています。チームのメンバー全員には感謝しきれません。彼らは非常に献身的にこの競争力の高いトゥアレグラリーを私に与えてくれました。また、アレッサンドロ・ボットゥーリにも祝福したいです。彼のような相手と最後まで戦えたことは素晴らしいことでした」
フランチェスコ・モンタナーリ選手のコメントは次の通り。
「この2025年のレースには本当に満足しています。最初の週は、私は常に先頭を争っていました。それはとてもスリリングで、たくさんの経験を積むことができました。その後の難しいステージは、多くのことを学べました。最終的に、第8ステージでステージ優勝を果たしました。ミスをすることなくうまく走れた完璧な一日でした。この功績は、バイクに乗った私だけでなく、素晴らしい仕事をしたチーム全員のおかげです。そして本当にすごい最後の2日間で、直接のライバルとの差を縮めたヤコポを祝福します。マルコにも彼の素晴らしい成果に拍手を送ります」
マルコ・メニキーニ選手のコメントは次の通り。
「非常にスリリングなレースでした。私のレースは試練から始まり、初日にクラッシュしましたが、幸いなことに影響はありませんでした。さらにウイルスに感染してしまい100%の状態ではありませんでした。それでも2週目のモーリタニアでは絶好調でした。素晴らしい仕事をしてくれたチームには本当に感謝しています。トゥアレグ・ラリーは素晴らしく、最高の気分でした。最終的に総合6位、ジュニアクラス1位、マルチシリンダークラス3位という結果に本当に満足しています。そしてチームメイトにも心から祝福したいと思います」
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