2025年4月19日に開催された、『Fan Fun Meeting(ファンファンミーティング)in 三井寺(大津)』。
春の陽気に包まれた会場では、400名を超えるライダーが大集合。イベントが盛りだくさんの熱気あふれる1日となりました。
そんなファンファンミーティングに訪れたライダーに、突撃インタビューをする本企画。
先日公開しました前編に続き、今回は後編へと突入です。みなさん、愛車の自慢のポイントを教えてくださ~い!!
Contents
とらライダーさん/ホンダ CB750F
まるで新車のようにピカピカな『CB750F』に驚き、思わずお声がけさせてもらったとらライダーさん。
数年前にレッドバロンで購入し、カウルを再塗装したり、エンジンを降ろして磨いたりして仕上げた自慢の1台なのだそうです。
愛車を選んだ理由は、学生時代に読んでいたマンガ『バリバリ伝説』。主人公、巨摩 郡(こま ぐん)が乗っていた車両が、まさにこのCB750Fなのです。
長年憧れていた名車に乗った気持ちをお聞きすると「シート高とか乗車姿勢とか(最新のバイクと比べると)構造が粗削りなので多少の乗りづらさはあるんですけど、速すぎず遅すぎずしっくり感じて満足しています」とニッコリ。幸せな様子が伝わってきました。
バイクだけでなく、ヘルメットにもこだわりがあります。使っているのは、昨年受注限定で発売されたショウエイの『X-Fifteen グン』。
なんと、作中で巨摩 郡がかぶっていたヘルメットを再現したレプリカモデルです! 発売のニュースを聞いて、すぐに予約をしたのだそうです。
CB750Fの好きなところは、機能美を感じる車体デザインとのこと。特に斜め後ろから見た時のラインや、シルバーに輝くエンジンまわりが気に入っているのだそうです。
「ただそこに配置しているのではなく、デザインを魅せている。機能美が際立っているんです」と語るとらライダーさんの目は、まるで少年のように輝いていました。
ずっと憧れていた名車を所有する喜びは、なににも代え難いですよね。これからも大切に乗ってくださいね!
hitomiさん/ヤマハ DragStar250
50歳を過ぎて趣味を作ろうと思い、バイクライフをスタートしたというチャレンジ精神にあふれるhitomiさん。
この日は『DragStar(ドラッグスター)250』でご来場。昨年はほとんどバイクに乗れず、久しぶりのツーリングだったのだそうです。
理由をお聞きすると「去年650ccのホンダ『CBR』を増車したんです。…ところが仲間と納車記念のマスツーリングをしていたところ、もらい事故をしてしまったんです」
hitomiさんは怪我をしてしまい、納車直後のCBRも廃車となってしまったのだそう。
そんな辛い経験があったにも関わらず「こうしてまた仲間に会えたのが嬉しいです!」と話す、前向きなhitomiさんの姿がとても眩しく感じました。
息子さんがドラッグスター400に乗っていたことから選んだという、1台目の愛車ドラッグスター250。
どっしりと低重心なフォルムが魅力で、特にタンクのデザインがお気に入りなのだそう。
またアメリカンならではの運転姿勢も、ゆったりと気分よく乗れるところがイイのだとか。
インタビュー後、「友達が待っているので」と次の目的地へ向けて出発するhitomiさんを仲間たちが見送っていました。
その後ろ姿は、未来への希望とバイクに乗れる喜びに満ち溢れていました。
バイクへの復帰、おめでとうございます。これからもたくさんの仲間たちと、ツーリングを楽しんでくださいね!
ホンダ SHADOW400さん
ピカピカに磨き上げられた『SHADOW(シャドウ)400』がとてもよくお似合いのダンディなライダーさん。大変申し訳ないことに、お名前を聞き忘れてしまいました。
25年前にレッドバロンで新車購入したというシャドウは、北海道を1周したり、バイクのミーティングに参加したりと全国をともに旅してきたのだそう。
他にも3台ほどバイクを所有していたこともあるそうですが、今はシャドウだけを手元に残し、大事な相棒として維持し続けているのだとか。
特に気に入っているのは、ディープグリーンとクリームのツートンカラーのタンク。
アメリカンバイクならではなティアドロップ形状のタンクが優美で、手入れが行き届いてまるで新車のようにピカピカ。
「最近の国産バイクにはあまり採用されない、重みのあるこの曲線美なフォルムが好きなんです」と教えてくれました。
他にも、エアクリーナーのフォルムがお気に入りポイントなのだそう。
Vツインエンジンの真ん中に配置され、キレイに磨き上げられたメッキが周りの風景を反射しています。
カスタムせずほぼノーマルの状態を維持している点もこだわりで、ゆったりとしたクラシカルなデザインを楽しんでいるのだそうです。
逆にカスタムしている点をお聞きすると、テールライトのカバーということ。
納車直後に雑誌で見つけ、購入。クラシカルなデザインで、日光を反射してキラリと光る美しいアクセントとなっています。
細かな傷から積み重ねた年月が感じられ、ともに駆け抜けてきたストーリーと揺るぎないシャドウへの愛が伝わってくるようでした。
これからも大切な相棒と一緒に、素敵なバイクライフを送ってくださいね!
バショーさん・ふうかさん/ハーレーダビッドソン Sportster XL1200X Forty-Eight
普段はソロ、時々カップルでツーリングを楽しんでいるというバショーさんとふうかさん。二人でカフェに行ったり、今回のようにイベントに参加したりしているのだそう。
『Sportster XL1200X Forty-Eight(フォーティーエイト)』のオーナーであるバショーさんに一番の思い出を聞くと「バイクでどこまで行けるのか試したくなって、長崎県の北西端にある平戸市まで走ったことです」。
坂や狭い道の多い長崎ですが、ハーレーらしいパワフルさとスリムで扱いやすいボディを兼ね備えたフォーティーエイトのおかげで、難なく走れて楽しい思い出となったのだとか。
そんなスリムなボディとのギャップを感じるのが、フロントタイヤ・フロントフォークの太さと、斜め後ろから見た時の「マッチョ感」なのだそう。
ツヤツヤと輝く車体は、無骨にもエレガントにも見えて素敵ですね。
またバショーさんによると「フォーティーエイトはカスタムしてなんぼなんです!」ということ。お気に入りのカスタムポイントは、タンクの下に隙間を作る「タンクアップ」。
よりスリムな印象になるのと同時に、Vツインエンジンの存在感が出て迫力が増していますね。
ゴテゴテし過ぎずスマートなカスタムになるよう心がけていて、今はまだ完成形ではないのだそう。
カスタムは、そのひとつひとつがライダーの個性を映し出します。これからフォーティーエイトがどのような変化を遂げるのか、楽しみですね!
ファンファンミーティングは今後も各地で開催!
個性豊かなライダーのみなさんのお話が聞けた、ファンファンミーティング in 三井寺(大津)でのインタビュー。
愛車へのこだわりや、愛車とともに走ることへの想いが伝わってくるようなお話に、こちらまで胸が熱くなりました。
ファンファンミーティングは今後も各地で開催を予定しています。
次回は2025年5月24日(土)10時から、徳島県『沖洲(おきのす)マリンターミナル』にて開催されます。
参加費無料、レッドバロンでバイクを買っていない方も大歓迎なので是非遊びに来てくださいね。
オリジナルノベルティがもらえる事前登録の枠は、先着400名。皆さまお誘いあわせの上、こちらのページよりお申込みください!