Contents
実は… CBRオーナーとしては初参加!
10月14日(土)、鈴鹿サーキットのGPスクエアにて「CBRオーナーズミーティング in 鈴鹿サーキット」が開催され、僕もCBRシリーズ最大排気量で知られる(意外と知られていない)CBR1100XXスーパーブラックバードで参加してきたので紹介したいと思います。
ちなみに、CBRオーナーズミーティングとはけっこう長い付き合いでして、ForRでも渚園で行われたミーティングを紹介させて頂きました。
【関連記事】
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<背景&準備 編 >
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<前編 >
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<後編 >

▲都心で取材の後、そのまま四日市の宿に向かいました。新東名をひたすら西へ!
でも、実はCBRのオーナーとして参加するのは初めてなんですよね。これまではあくまでもライター&カメラマンとして参加していたんですけど、今回はそれは(なるべく)ナシ! ひとりのCBRオーナーとしてミーティングを楽しみますよ!(全力)
鈴鹿開催なら全日本選手権も観戦できる!

▲鈴鹿サーキットでの全日本ロードレース最終戦は2日間に渡って開催されます
さて、ホンダの4ストローク・スーパースポーツバイクであるCBRシリーズならどれでも参加OKというこのミーティングですが、年に1~2回のペースで開催されていて、毎回、全国各地からオーナーさんが集まってきます。
特に、鈴鹿サーキットで開催する時は、MFJ全日本ロードレース選手権・最終戦の期間中に行なわれるため、オーナーズミーティングに加えてロードレースも楽しめるというお得なイベントになっています。
ミーティング開催情報の詳細や参加申込みなどはTwiPla(ツイプラ)やGoogleフォームを使って行われます。詳しくは以下のXアカウントをご覧ください。
●CBRオーナーズミーティング公式アカウント
X(旧Twitter):@CBROwnerMeeting
安心の運営体制! 違法改造車は参加NG!

▲参加申込み後にメールされてくるQRコードを受付でかざせばOK! 簡単です
CBRミーティングの運営はとてもしっかりしていて、過去の経験からもいろいろと配慮が行き届いています。受付は事前に送られてきたQRコードをピッとやるだけ。
注意事項などもありますが、特に違法改造車両に対しては厳しいので、マフラーを交換している場合はJMCA政府認証マフラーであるなどの参加条件があります。

▲電子化されたスムーズな受付ですよ
ナビは「モータースポーツゲート」に設定する

▲開場からわずかな時間で、あっという間に車列が増えていきます
さてさて、参加レポートと行きましょう。まず、僕は前日の夜遅くに四日市のビジネスホテルに宿を取りました。鈴鹿8耐ほどではないですが、全日本ロードレースの開催期間ですからね、鈴鹿市内のお手頃な宿は早めに埋まってしまうのです。
翌朝、国道23号で南下して50分ほどで鈴鹿サーキットへ。ミーティング会場のGPスクエアはモータースポーツゲート横の門から入場するので、スマホのナビには「鈴鹿サーキット モータースポーツゲート」と入力しておきましょう。
受付後、自由時間はレース観戦を楽しむ!
9時前には会場に着きましたが、すでに参加者がズラリ! 誘導員に従ってバイクを列に並べます。受付を済ませた後は基本的に自由時間です。開会式、パレード走行のブリーフィングとパレード走行(パレード参加者のみ)、じゃんけん大会、閉会式といったタイミングに合わせて必要な時だけミーティング会場にいればOKです。

▲開会式で挨拶をするミーティング主催者のふーさん。とても頼りになる方です

▲当日のミーティングのタイムスケジュールです。※図はミーティング公式のXより引用
何せ、全日本ロードレースの開催期間ですから。朝から各クラスのレーサーマシンが本コースをびゅんびゅん走っているので、僕的にはレースも見たくて仕方ありません!
受付時にいただいた自由席の観戦券(しかも土・日の2日間有効)があるので、自由時間のたびに観戦席に向かいました。ちなみに、観戦券4,500円に対して、ミーティング参加料金は5,500円ですからね。「あれ…? パレード走行までできてこのお値段ってお得すぎない!? 」って感じです。

▲受付後に頂いた観戦チケットとオリジナルステッカー。丸いキラキラの受付済みシールはナンバープレートの端っこに貼っておきます

▲ホンダブースではバイクにまたがることもできました!
もちろんレースウィークの雰囲気も楽しみたいので、GPスクエア内のメーカーブースを見て回ったり、Hondaブースにチェックインして応援フラッグをもらったりガチャを回したりして、サーキットイベントを満喫。

▲フラッグとガチャ(スマホスタンド)をゲットしました!

▲バイクメーカーや用品メーカーさんもブースを出していました。さすがは全日本選手権です。写真は南海部品さん
軽食を食べたり、気ままに観戦席(もちろんホンダ応援席ね)に座ってレースを見たりと、もう完全に遊びモード(笑) すいません、おかげで写真をあまり撮ってませんでした(爆)

▲激ウマだった「名古屋コーチンのもも串3本」(1,000円)は歩きながらでも食べられます!
あ、もちろん、オーナーズミーティングですからね。同じ車種の参加車両も眺めつつ、オーナーさんにカスタムのお話などを伺ったりもしてました。この辺のお話は後編でお伝えしましょう。
ブリーフィング後はパレード走行!

▲パレードは大人数で行いますが、鈴鹿サーキットのスタッフのさばきはプロ中のプロなので安心です(マジ)
11時30分、パレード走行の参加者が受付前に集まって、サーキットの担当者から走行時の隊列や速度、注意事項などを聞くブリーフィングが始まりました。
走る時は「千鳥走行」をする、前の車両は抜かさない、適切な車間距離を取る、ストレートを早く走りたいからと意図的に減速して前走車との距離を開けてから加速する“ゴムパッチン”は絶対NGといった注意事項が伝えられました。

▲スタッフの方はめちゃめちゃ手馴れています。お話をしっかり聞いていれば初めてでも一人でも心配ありませんよ
その後、スタンバイ時間で車両と装備のチェックを済ませて、いよいよパレード走行が始まりました。取材で何度も撮影しているんですけど、自分で走るのは初めて。鈴鹿サーキットの本コースを走るのも本当に久しぶり(十数年ぶり?)で緊張もしましたが、ワクワクのほうが勝っていました。
では、いざコースインです! 本コースをフルで2周、ノーカットでお届けします!(13分ほど)
途中で手を振っているのは、観戦席のお客さんや参戦チームスタッフらが手を振ってくれるから振り替えしているのです。こういうコミュニケーションも運転に支障のない範囲で楽しみたいですね。
なんか、ウイニングランを2周している感じで、めっちゃ楽しかったです! このパレード走行に参加するために、もう一度ミーティングに来たいと思えました。いやー、これは見るものじゃなく、自分で参加するものですねー。(名言)
じゃんけん大会に集合写真! これぞミーティング!

▲ぼかぁ、自分がこんなにも弱いんだと初めて知ったとです…

▲CBR250RRのLPL・河合健児さん直筆のサインが入ったパーツリストも賞品に!
パレード走行の後は、自由時間をはさんでのじゃんけん大会。いつもは遠巻きに撮影したり勝者の笑顔をアップで撮ったりしているのですが… 「僕ってこんなにもじゃんけん弱いのね…」ということを知りました。地味にショック。その後は閉会式を行って、14時前にはミーティングは終了となりました。

▲ミーティングの集合写真。自分が写ってるのってなんか新鮮(笑) 楽しいぞ!
ミーティング終了後はJSB1000決勝レース1を観戦!

▲ホンダの応援席から全日本ロードレース選手権を観戦します。ホームストレートのバイクのスピードにビビります(笑)
僕は14時からのJSB1000の決勝レース1(15周)を観戦しにスタンドへ向かいました。今期は(も)YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手が第7戦・岡山でチャンピオン(自身12回目!)を決めているのですが、その圧倒的な実力者に対して、他メーカー・ライダーが、ここ最終戦の鈴鹿でどれだけ食い込めるかが見どころでした。

▲ヤマハ勢を抑えてトップを走るホンダの水野選手!
結果は、最終ラップにヤマハ勢2台がからんでの転倒(中須賀選手は失格に…)という衝撃の展開もあって、CBR1000RR-Rの水野涼選手(Astemo HondaDream SI Racing)が初優勝を遂げました。水野選手は翌日のレース2でも優勝して、鈴鹿ラウンドを完全制覇! 来シーズンに期待が持てる最終戦となりました。

▲水野涼選手、シリーズ初優勝おめでとうございます! 来期も楽しみですね!
その後は、JP250クラスのレースも観戦。こちらもCBRオーナー注目のレースです。結果はCBR250RRの山本剛大選手(TEAM TEC2 & YSS)が優勝! なんと、CBRの優勝を立て続けに見ることができました。
とまぁ、いちオーナーとして参加したミーティングは大満足でした。来年は日曜日のレースも見られるように、休みと宿の確保をせねばと思いつつサーキットを後にしたのでした。
(後編に続く)