スマホと専用アプリが必須!
レッドバロンとJVCケンウッド、あいおいニッセイ同和損保が共同開発した「ROM ONESドライブレコーダー」を僕の愛車・XR BAJAにも装着しているのだが、今回は「その性能や使い勝手が素晴らしいので、読者の皆さんにも紹介したい」シリーズ第2弾である。
ドライブレコーダーなので、一度設定してしまえば、基本的にオーナーが何か操作する必要はない。メインキーをオンにすれば、連動してドライブレコーダーの電源が入り、録画がスタート。SDカードの容量がいっぱいになれば、自動的に古いファイルから上書きされていくし、衝撃を感知すれば専用フォルダに録画されるようになっている。
ただし、はじめにSDカードをセットしたあとは、カードのフォーマットが必須。それをおこなうために、スマホと専用アプリが必要である。
専用アプリとは、前回の記事でも紹介した「ツーリングEYEs」。
写真左上のアイコンがソレだ。
「ツーリングEYEs」を使うためには、スマホとドライブレコーダーを繋げなければならない。接続にはWi-Fiを使用するので、アプリのインストール後、バイクのメインスイッチをON。ONESドライブレコーダーの電源を入れる(バイクのバッテリーが心配な場合は、エンジンを始動すること)。
ONESドライブレコーダーの電源が入ると、インジケーターランプはオレンジで点灯(エラー)するが、気にしないでOK。その状態でボタンを長押し(3秒以上)すると、インジケーターランプはオレンジの点灯+ブルーの点滅になる。
これで「無線LAN(Wi-Fi)モード」が起動した。
次にスマホの設定画面を開き、Wi-Fi接続画面へアクセス。
「STZ_RF2000」からはじまるWi-Fiスポットが、ONESドライブレコーダーのもの。説明書に記載されている初期パスワードを入力すると、スマホに接続できる。
ちなみに、初期パスワードは全モデル共通なので、接続後は任意のパスワードに変更することを強くおすすめする。
「ツーリングEYEs」を起動し、メイン画面から左上のメニュー(三本線アイコン)をタップし、さらに「設定」をタップ。
メニュー画面を下にスクロールすると、「SDカードフォーマット」という項目が出てくるので、タップ。
「OK」をタップすれば、セットしたSDカードがフォーマットされる。
完了すれば、準備OK! 晴れてONESドライブレコーダーが使えるようになるのだ。
アプリを使えば、撮影画角の調整もカンタン!
前述のように、SDカードのフォーマットさえしてしまえば、ドライブレコーダーとして使用でき、オーナーがあれこれ操作する必要はない。だけど、アプリを使えば、いろいろと設定を変えられる。
とても簡単なので、一度は確認してみることをおすすめする。
たとえば、メイン画面の一番上「撮影画角の調整」をタップすると、フロントとリア、それぞれのカメラの撮影画面が確認できる。
画面を見ながらカメラを動かせるので、簡単に理想的な画角に調整できるはずだ。
画面左下「リア」をタップすれば、リアカメラに切り替わる。
根本の小さなボルトには、付属の小さなヘキサゴンレンチが使える。簡単にカメラの向きを変えられるのが嬉しい。
細かい設定も変更可能!
他にも、アプリの設定画面を開けば、音声記録やリアカメラのオン・オフ、画質の設定などを変更できる。
こうした変更がスマホですぐにできるのは高ポイントといえるだろう。
1ファイルあたりの撮影時間は30秒、1分、3分から選択できる。トラブルの証拠映像ではなく、旅の思い出として残しておきたい人は3分を選んでおけば、あとで編集などがラクになるはず。
普段の通勤や街乗りは「1分」で、ツーリングは「3分」といった使い分けも、スマホでお手軽にできるのだ。
衝撃を感知すると、その際の映像は別ファイルにも記録される。その衝撃度も選択可能だ。
デフォルトは「3」だが、もっと鈍感にも、敏感にもできる。一度ツーリングなどで記録したあと、フォルダ内の映像をチェックして、自分好みの感度に設定するのがよいだろう。
他にも、SDカード内の映像ファイルを確認でき、その映像をスマホに転送することもできる。
さらに前回の記事で紹介したように、事故の際にはアプリから保険会社(あいおいニッセイ同和損保)に動画を送ることもできるのだ。
※別途アプリ「エマNAVI」が必要。
本体はコンパクトで、操作はスマホを使ってカンタン、かつ細かな設定が可能! ONESドライブレコーダーは、まさに至れり尽くせりのドライブレコーダーなのだ。
※ONESドライブレコーダーの詳細はコチラ
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