我が愛車・XR BAJAに装着!

譲渡車検ロードサービスなど、これまでレッドバロンならではの優れたシステムを紹介してきたが、今回紹介するのはバイクギアだ。

それが、レッドバロンとJVCケンウッド、あいおいニッセイ同和損保が共同開発した「ROM ONESドライブレコーダー」

昨年夏の発表以来ずっと気になっていたため、XR BAJA購入時に導入してみた。

 

ROM ONESドライブレコーダー
3万8280円(税込)
※取付作業料は別途必要

 

で、XR BAJAの納車から3ヶ月が経ち、ONESドライブレコーダーの具合は? ……結論からいうと、これが素晴らしい!

ドライブレコーダーなので、事故の際に証拠として役立ってくれるのはもちろんだが、ただ録画するだけでなく、当時の速度や位置などもしっかり記録。スマホの専用アプリもあって、設定や確認も簡単だ。

さらに車載カメラとしても優秀なので、事故の時だけでなく、ツーリングの思い出を記録するのにも大活躍してくれる。

ともかく、この素晴らしさは1回の記事では伝えきれない……というわけで、計3回に分けて「ONESドライブレコーダー」を紹介していきたい。

 

バイク専用設計で目立たない

 

前後2カメラを標準装備。有効画角は前後とも181°(対角)で、車体の周りを広くカバーしてくれる。


ONESドライブレコーダーにはたくさんの魅力があるが、まずひとつめとして挙げられるのが、カメラのコンパクトさ。

車体の前後に2つのカメラを装着するとなると、やはりその大きさは気になるところ。バイクの前後にカメラがドーンと目立ってしまうと、ちょっとカッコ悪い……。

しかし、ONESドライブレコーダーはバイク用としては業界最小レベルのカメラサイズ(2021年7月31日現在、JVCケンウッド調べ)とのこと。たしかにXR BAJAの場合、ヘッドライトとリアフェンダーに取り付けているのだが、目立たない! 煽り運転を予防するために、リアカメラはもうちょっと大きくてもよかったのではないかと思うほどだ(笑)。

カメラが小さいということは取り付けの自由度が大きいということ。車種によってはカウルの内側など、より目立たないところへの装着も可能だ。

 

本体はコンパクトな手のひらサイズ。シート下などのちょっとしたスペースに収納可能だ。


もちろんバイク専用設計ということで、防水防塵性能はカメラとGPS、スイッチはIP66/67相当。本体もIP55相当となっている。つまり、どちらも日常的な使用では、雨水やほこりが侵入する心配はないということだ!

実際、この3ヶ月間、僕は雨の日にXR BAJAに乗ったことがあるし、洗車もした。しかし、当然ながら不具合はない。

 

本体横にカードスロットがあり、簡単に出し入れできる。


記録媒体はMicroSDカード。

推奨は
・タイプ:MicroSDHC、MicroSDXC
・容量:16~256GB
・スピードクラス:クラス10 UHS-I

動作確認が取れているカードとして
・SanDisk SDSQUNS-016G-GN3MN[16GB]
・SanDisk SDSQXCZ-256G-GN6MA[256GB]
の2種類が説明書に記載してあったので、僕は迷わず256GBのカードを購入した。

ドライブレコーダーはその特性上、エンジンが始動している間はつねに録画されている。そのため、カードの容量がいっぱいになると上書きされてしまうのだ。

そうすると、容量の少ないSDカードだと古い動画がどんどん削除されてしまい、ツーリングの記録を残しておけない。だから、SDカードは少し値が張ったとしても、容量の大きいものを選んでおきたい。

 

スイッチはハンドル周りなど、任意の箇所に取付可能。オレンジとブルーのランプでカメラの状態を表す。ちなみに写真の状態(ブルー点灯、オレンジ消灯)は「常時録画中」だ。

 

ちなみに256GBだと、録画時間は最大1547分(=約25時間46分、画質はファイン)。これなら1泊や2泊くらいのツーリングでも、最初から最後まで、すべての動画が残っているだろう。

車載カメラとしても十分だ。

 

レッドバロン会員だけが購入できる

 


ONESドライブレコーダーはレッドバロン会員限定商品。つまり、レッドバロンで購入したバイク専用のドライブレコーダーである。

そして、最初に書いたとおり、開発はJVCケンウッドとあいおいニッセイ同和損保との共同でおこなわれている。

JVCケンウッドが本体の開発というのはわかるが、あいおいニッセイ同和損保は?

じつは、これがONESドライブレコーダー最大のポイント!

スマホ画面左上がONESドライブレコーダー専用アプリ「ツーリングEYEs」。その横にある黄色いアイコンが、あいおいニッセイ同和損保の専用アプリ「エマージェンシーNAVI」。両者は連動していて、事故時の映像を簡単にあいおいニッセイ同和損保のオペレーターに送ることができる。


専用アプリケーション「ツーリングEYEs」を使って、録画した動画をスマートフォンで簡単に確認、転送ができる。転送した動画はもちろん、すぐにSNSなどにアップ可能。

車載カメラとしての使い勝手が非常に優れているのだ。

そして、「ツーリングEYEs」は、あいおいニッセイ同和損保の専用アプリ「エマージェンシーNAVI」とも連動している。このアプリを使えば、事故時の動画を簡単にあいおいニッセイ同和損保に送ることができる。

 

ツーリングEYEsでは撮影画角の調整や録画動画の確認、スマホへの転送などがおこなえる。そして、一番下の赤い画面をタップすると「エマージェンシーNAVI」に切り替わる。


つまり、ONESドライブレコーダーはレッドバロンでバイクを購入し、あいおいニッセイ同和損保のオートバイ保険に加入することで、その性能を100%発揮するということ。

もともと僕はXR BAJAを購入する際に、ロードサービスの充実具合に惹かれて同社の保険に入ることは決めていたので、さらにドライブレコーダーの利点が追加された気持ちで、嬉しさ倍増といったところだ(笑)。

 

「エマージェンシーNAVI」は事故の対応をしてくれる頼もしいアプリ。ONESドライブレコーダーの動画は、「事故動画アップロード」から送信可能だ。


事故は誰しも起こしたくないもの。

しかし、万が一、事故が起きてしまった時のことを考えると、車体の前後を記録でき、スマホで簡単に保険会社に映像を送れるONESドライブレコーダーは、心強すぎる味方といえるだろう。

さて、次回はONESドライブレコーダーの設定や操作方法を詳しく紹介したい。
※ONESドライブレコーダーの詳細はコチラ

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