キャンプに必要な荷物をバイクに積むために必要なのが大型シートバッグ。このシートバッグの大きさで持っていける荷物の総量が決まってしまうだけに、その選びがかなり重要だ。しかも、最近のキャンプツーリングは、チェアやテーブル、焚き火台などなど、道具をたくさん持っていくのがトレンドになっている。そんな荷物多めのキャンパー向け大容量シートバッグがヘンリービギンズ(デイトナ)から登場した。

HenlyBegins  DH-750Cキャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)

容量:65ℓ+12ℓ/サイズ:H350×W550×D350㎜

 

キャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)はその名のとおり、メインの容量65ℓシートバッグと、外部に取り付ける5つで12ℓのポーチのセットで、総容量77ℓというかなり大型なキャンプ用シートバッグとなっている。また、これまでのシートバッグの定番であった拡張システムを廃して構造をシンプルにしているのも特徴だ。

 

実際にキャンプ道具を詰めてみる

右上から、テーブル、お座敷マット、サンダル、包丁、ノコギリ、グリル板、シュラフ、 エアマット、座椅子セット、ポール、テント、ペグ、Bluetoothスピーカー、虫除けなど小物、ヘッドライト、ランタン、スキレット、ホットサンドメーカー、マグカップ、コッヘル、ガスバーナーセット、シェラカップ、水筒、チェア、タープ用ポール、調味料、焼き網、焚き火台&トライポッドセット、トイレットペーパー、タープ兼グランドシート。

上記の荷物を全部飲み込んで、さらに2ℓのペッ トボトル2本、350ml 缶が3本以上入るスペースが残った。これならさらに着替えや食材も入るだろう。

 

自慢じゃないが、僕はキャンプツーリングに荷物をたくさん持っていくタイプのライダーだ。テーブル、チェアに焚き火台。調理は炭火でBBQすることが多いので焼き網や鍋を焚き火台の上に吊るすトライポッドは必携。状況によっては重たい鋳物のスキレットやダッチオーブンなんかも持っていく。要はキャンプ用シートバッグの容量はいくらあっても足りないのだ。

その点、今回紹介する“キャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)”のメイン荷室65ℓという収納力はかなりのものだ。それに便利だと思ったのは全部で12ℓという容量をほこるポーチ群。というのもキャンプには色々な道具が必要なのだが、テントやシュラフといった大物もあれば、ヘッドライトにランタン、マグカップなど、細々としたアイテムもたくさんある。そんな荷物をまとめて大きな荷室に詰め込んでしまうと、“使いたいアイテムが見つけにくい”、“出先で荷物をひっくり返す”なんてことが起きる。恥ずかしい話だが、荷物が多すぎて探し物の所在がわからなくなるのだ。

 

小分けにできる外側のポーチがかなり便利

キャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)

外側ポーチの取り付けには、ミリタリーアイテムでよく見かけるモールシステムを採用しており、ガッチリ取り付けられて安心。拡張性の高いモールシステムを採用したことでポーチの取り付け位置や数はカスタマイズが可能で、ポーチも別売されていおりさらに買い足すことも可能だ。

 

“キャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)”の場合、外側に12ℓもの小物入れスペースある。これだけの容量が確保されていれば、レインウエアにモバイルバッテリー、ファーストエイドキットなど、バイクで走っている最中に使うものは、大抵取り出しやすい場所に収納することができた。ポーチそのものは小分けになっているから荷物の場所も把握しやすく、探し物も見つかりやすい。

キャンプシートバッグシステムコンプリートセット(ポーチ付き)

またメインの荷室には、上蓋のある上部からのアクセスはもちろん、両サイドのハッチからも荷物を取り出せるので、道中使いたいものを横から取り出せて便利なのだ。

 

HenlyBegins
DH-750C 
CAMP SEAT BAG SYSTEM
税込価格:3万1,900円
 /容量:65ℓ+12ℓ /サイズ:H350×W550×D350㎜

SHARE IT!

この記事の執筆者

この記事に関連する記事