前回の記事より少し間が開いてしまったが、今回は以前購入したデイトナ『アウトドアベスト』の続き……。キャンプツーリングにぴったりなベストを購入したので、実際にキャンプに行ってみた!
ちなみに、その際のキャンプツーリングの模様を紹介した記事はコチラ。今回はその第2弾である。
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バイク用とは思えない「アウトドアデザイン」

DAYTONA OS-001 アウトドアベスト/プロテクター付き
18,480円(税込)
サイズ:M、L、XL 色:カーキ、ブラック
表生地:コットン100%、裏地(メッシュ部):ナイロン82%/ポリウレタン18%、他裏地:ポリエステル100%
今回はデイトナ『アウトドアベスト』の実用編。キャンプやツーリングにおける実際の使い勝手を紹介しようと考えているのだが……一旦それらは置いておいて、まず特筆すべきはデザイン性の高さだろう。
もうね、アウトドアベストにしか見えない! いや、商品名が『アウトドアベスト』なんだから当たり前なのだが、そういうことではなくて(苦笑)、バイク用には見えないってこと。
カラーリングや材質、そしてポケットにファスナーの意匠など、どこをどう見てもアウトドア専用ウェアである。
キャンプツーリングというと、走っている時はいいのだが、キャンプ場につくとなんだかちょっとウェアが違う……だけどバイクは積載量が限られているので、わざわざキャンプ場用の着替えを持っていくのも大変。そんな悩みをズバッと解決してくれるデザインだといえよう。
これはテンションが上がるぅ!!
お気に入りのジャケットやシャツでツーリングが可能
それでいて脊髄や胸部にSAS-TECプロテクターを標準装備。バイクウェアとしての機能もしっかりと果たしてくれる。
しかもベストだから、ジャケットのインナーウェアや長袖シャツのアウターとして活用できるのがポイント。お気に入りのジャケットやシャツと合わせれば、さらにテンションが上がるハズだ!
ちなみに僕は、この時期は薄手のコーチジャケットを羽織るのが定番である。
読者のなかには、プロテクターをつけずにバイクに乗っている人も少なからずいるだろう。アウトドアジャケットはキャンプツーリングだけでなく、そういったライダーにさらっとインナーに着込んでほしいベストでもあるのだ。
ポケットが多いからカバンは不要!?
また、デザインのポイントにもなっているポケットは当然ながら実用性も十分。バイクに乗る際、バックパックやウェストバッグを持つ人も多いだろう。
僕もたいしたものはないのだが、目薬に日焼け止め、鼻炎スプレーなど、なんだか細かい物がたくさんあるので、どんなに荷物が少なくても、最低限、小さめのバッグは必ず持っている。
ところが、ちょっとした距離なら問題ないが、半日以上のツーリングになると、この小さなバッグですら肩への負担が大きくなって、疲労が溜まる。
その点、アウトドアベストにはたくさんのポケットがあるので、こうした小物はすべて収納可能。手ぶらでバイクに乗れるのは嬉しい限りなのだ。
大きなポケットもあるので、モバイルバッテリーやスマートフォンも楽に入れられる。収納力はかなり高い!
もちろんキャンプ場での使い勝手も高い
ここまではライディング時の話。だけど、これは『アウトドアベスト』である。やっぱりキャンプ時の使い勝手で評価は大きく変わるはず。
……で、結論を先に書くと、これまた最高(笑)。
まあ、ポケットの多さを見れば分かるとおり、本気のアウトドア用ベストなので、これは実際に使わなくても分かっていたこと……と書いてしまえば身も蓋もないのだが、本当にそうなのだから仕方がない(開き直り)。
ただし、より快適に使うためのポイントが2つあるので、紹介しておきたい。
キャンプ場についたら、プロテクターを外す。
SAS-TECプロテクターは柔らかいし軽いのだが、それでもキャンプ中ずっとつけていると疲労もあって重さが気になる。背中と胸に異物があるのも、バイクから降りてすぐなら慣れているので気にならないが、しばらくすると気になってくる。特にチェアに座ってくつろごうと思ったときには、おそらく多くの人が気になることだろう(笑)。
プロテクターの脱着は一般的なジャケットよりもラクなので、作業が苦になることもないはずだ。
もう1点は、ショルダーベルトの調整。
アウトドアベストは簡単にショルダーベルトの長さ調整が可能。ライディング時はプロテクターをしっかり身体に密着させるためにキツめに締める。そしてキャンプ場についたらリラックスできるように適度に緩めておくことをおすすめしたい。
テントの組み立てや料理など、いろいろなギアが必要なキャンプだが、それらをポケットにしまっておけるので作業効率も大幅アップ! 普段、遅々として進まない準備や撤収も素早く行えた。
何より嬉しいのが、この便利なベストがキャンプ時だけでなく、ライディング時にはプロテクターとして兼務させられるということ。荷物をなるべく減らしたいバイクキャンプの最良の味方だといえるだろう。
ハンマーやペグもご覧の通り!
ベストには大小さまざまなポケットがあるので、しまう場所を決めておけば、暗くなってからでも作業や料理が捗ること間違いなし。
キャンプツーリング好きのマストバイ!
アウトドア用ベストとしても高いポテンシャルを持っているため、キャンプツーリングだけでなく、クルマでのキャンプでも活躍してくれるだろう。
ライダーに限らず、キャンプ好きのマストギアと言っても良いかも!?
とは言え、やっぱりこれはライディングウェア! たとえキャンプをしなくても、収納力たっぷりのインナープロテクターとして活躍してくれるはず。
気軽に、おしゃれに、そして安全にバイクライフを楽しみたい、すべてのライダーにおすすめだ!