夫が所有していたVストローム650を手放し、新しい相棒としてXSR900を迎えることとなった我が家。

前回の記事では、XSR900の納車日のレポートをお送りしました。
レッドバロンだからこそのスムーズな手続きに感謝し、そして初めて対面した愛車のカッコよさに大興奮。
忘れられない1日となりました。(まだ読んでいない方はこちらからチェック!

今回の記事では、納車してすぐにXSR900にさっそく取り付けたカスタムパーツについてご紹介します。

快適なツーリングを目指して

こちらが、納車から2ヵ月が経った我が家のXSR900。どうでしょう、パッと見ではほとんどノーマルの状態に見えるのではないでしょうか?

しかし実は、すでに8箇所ほどをカスタム済み。
それでも外観にあまり変わりがなく見えるのは、車体デザインになるべく影響がでないように気を付けながら、ツーリングの快適性を優先してカスタムをしているからです。

それでは、具体機的にどんなパーツを取り付けているのか。ここから詳しくご紹介していきましょう!

①ヘプコ&ベッカーのサイドバッグ

まずは見た目でわかりやすい、サイドバッグからご紹介します。
選んだのは、ドイツのメーカー『ヘプコ&ベッカー』のサイドバッグ『ROYSTER NEO(ロイスター ネオ)』です。

ロイスターネオは、スタイリッシュなデザインに加えて軽量で丈夫。さらに防水加工が施されており、デザインと性能を両立しているバッグです。
(完全防水ではないため、雨天時はインナーバッグの使用が必要です)

容量は片側16リットルですが、ファスナーを開けば17.5リットルまで拡張可能。ツーリング先でお土産を購入する際にも便利です。

このバッグを選んだ最大の理由は、ヘプコ&ベッカー独自のサイドバッグホルダー『C-Bow(シーボウ)』に対応していること。

シーボウはサイドバッグをワンタッチで着脱できるステーで、車体のイメージを崩さないシンプルなデザインが魅力です。


サイドバッグを取り外してシーボウだけの状態にすると、ご覧の通り。サイドバッグステーには見えないほどにスタイリッシュではないでしょうか。

カメラや三脚をサイドバッグに入れてツーリングに出かけ、写真を撮影するタイミングだけバッグを外すことで、車体の美しさを引き立てた写真が撮れるのです。

②ヘプコ&ベッカーのエンジンガード

同じくヘプコ&ベッカーの製品から選んだのが、XSR900専用のエンジンガードです。
これは、身長156cmで足つきがギリギリな筆者が、万が一の場合に備えて取り付けてもらったもの。

XSR900の完成されたデザインを損なわないシンプルな造形に加え、ヘプコ&ベッカー製品への信頼感も選んだ決め手でした。

ヘプコ&ベッカーのエンジンガードは、パイプ内部に異なる性質の強化パイプを追加した二重構造。耐衝撃性に優れた構造です。
それだけでなく、予期せぬアクシデントの際は地面と車体の間に足を挟みにくいよう設計されており、リスク軽減にもつながります。

足つきの悪いバイクで走る際はどうしてもプレッシャーを感じますが、このエンジンガードがあるだけで、不安が少し和らぐのです。

③カエディアのスマホホルダー

知らない道を走る際に欠かせないが、ナビ。
XSR900には専用アプリ『Garmin StreetCross(ガーミンストリートクロス)』でメーターにナビを表示する機能がありますが、普段使っているナビアプリを使いたかったため、スマホホルダーを導入しました。

選んだのは、カエディアの『クイックアジャスター/Air Mount KDR-M33C』。

ダイヤルを手動で締めることでスマホをしっかり固定できるだけでなく、エンジン振動を吸収するエアマウントにより、カメラの手ぶれ補正機能への負担も軽減できます。

なによりも気に入っているのが、コンパクトで存在感が少ないこと。スマホを付けていない時も、ほとんど邪魔になりません。

多機能なスマホホルダーは数多くありますが、我が家のXSR900にとっては、コンパクトであることが何よりも大切だったのでした。

④ツーリングを快適にする電子機器類

XSR900にはヤマハの最新電子制御が組み込まれており、買ってすぐの状態でも快適にツーリングを楽しむことができます。
そこにさらにいくつか装備を追加し、より快適性を高めました。

グリップヒーター

これからの季節、凍るような冷たい風の中走る際に欠かせないのがグリップヒーター。我が家では、ヤマハの純正品を選びました。

一番の理由は、見た目のスマートさ。

追加でスイッチを取り付ける必要がなく、もともとあるハンドルスイッチと液晶メーターで操作することができます。

純正スイッチはグローブ越しでも押しやすく、ディスプレイの表示も見やすいため押し間違いがありません。
またグリップヒーターとしての性能も申し分なく、12月中旬に試走をした際は、中くらいの設定でも指先まで冷えずに快適に走ることができました。

ETC

高速道路を少しでも使うなら、ETCの装着がオススメです。
その際特に気を付けたいのが、アンテナの取り付け位置。小さな機器とはいえ、目立つ場所に取り付けてしまうと車両のデザインを邪魔してしまうかもしれません。

筆者はレッドバロンで納車整備と同時に取り付けてもらいましたが、その仕上がりに大満足。

どこ付けているのかわからないほど、丁寧に目立たない場所へ取り付けてもらえたのです。

レッドバロンではこれまで数えきれないほど多くのバイクを整備しているため、社内には豊富なノウハウが蓄積されています。
そのおかけで、車種ごとにベストな取り付け位置をしっかり把握しているんですね。

カッコいいだけじゃなく乗りやすいバイクに

今回ご紹介したもの以外にも、ワンタッチで外せるタンクバッグや、ナンバープレートが曲がらないようにサポートするベース、USB電源など、ノーマル感を損なわないように細かなカスタムをしています。


バイクのカスタムの方向性は人それぞれ。デザインを大きく変える人もいれば、サーキット走行などに向けて性能を高める人もいます。

今回は、「ツーリングをより快適にしつつ、ノーマルのデザインをなるべく保つこと」をテーマにXSR900に施したカスタムについてご紹介しました。
皆さんも、自分らしいカスタムを楽しんでくださいね!
次回の記事では、いよいよXSR900に乗ってみたインプレッションをお届けします。どうぞお楽しみに!

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