気がつけば3年半もキャンプに行っていない(汗)

僕はキャンプ好きだ。もちろん、キャンプツーリングも大好きである。しかしここ数年、公私ともに忙しすぎて、まったく行けていない。

コロナ禍真っ只中の2021年11月、当時の愛車SR400に乗って、ひとりで静岡県・ふもとっぱらキャンプ場に行ったのが最後である。

そして現在、相変わらず忙しい毎日を送っているのだが……

「そろそろキャンプに行きたーい!!!!」

そう、僕はもう3年半もキャンプに行っていないのだ! バイク仲間とのキャンプツーリングはもちろん、家族とのファミリーキャンプにも行っていない。

……というか、ここでふと気づいた。

「XR BAJAを買ってから、一度もキャンプツーリングに行っていない!!」

林道ツーリングには何度か行った。特に『Door of Adventure』というコマ図を使ったラリーツーリングからは、オフロードバイクの新しい楽しみ方を知ることができて、非常に満足している。

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林道ツーリングがすっかり楽しくて……『Door of Adventure』参加を決意!
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しかし!!!

僕がオフロードバイクに乗り続けるキッカケになり、今もその楽しみ方の主軸であるべきと思っている使い方は、キャンプツーリングなのである。

それなのに僕は……あぁ、いったい何のためにXR BAJAを買ったんだろうか……。

 

オフロードバイク=キャンプツーリング

では、なぜ僕にとってオフロードバイク=キャンプなのか? それは1冊の本との出会いから。

書籍『新・野宿ライダー』(著:寺崎勉・発行:山海堂)である。

当時(2003年ごろ?)、僕は造形社というバイク雑誌専門の出版社に勤めていた。同社では「ダートスポーツ」というオフロード雑誌を刊行していて、必然的にオフロード好きが多くいた。それまで僕はオフロードには全く興味がなかったのだが、誘われるままオフロードを初体験(奇しくも、はじめてオフを走ったのが当時の上司が乗っていたXR BAJA! しかも今の愛車と同じガンメタ!!)。すっかりその楽しさに魅了され、中古のKLX250を購入したのだ。

そして、そんな時に出会ったのが『新・野宿ライダー』。

オフロードやモトクロスコースをガンガン走るのではなく、キャンプ道具を積んで、旅の道具としてバイクに乗る……そのバイク観に僕は漫画『キリン』以来の衝撃を受けたのだ!

というわけで、「野宿がしたい!!」と考えた僕はKLX250を手放し、セロー225WEを新車で購入。以降、いろいろなところに林道野宿ツーリングに出かけたのである。

新車で購入したセロー225WE。写真にはまったく野宿感はないが(苦笑)、セローの写真はこれ1枚しか残っていないのだから仕方がない(泣)。

 

しかし、これはあくまで20年以上も前の話。今の時代、なかなか野宿は難しい。

それに年を重ねたり、家族が増えたりすると「泊まるならトイレが綺麗なキャンプ場がいいなー」と思ったり(笑)。

というわけで林道野宿ツーリングから、キャンプツーリングやファミリーキャンプへと微妙に趣向を変えつつも、とにかく僕のキャンプ熱はずっと高いままだったのだ。

はい、ギアでテンションを上げる派です!

そんな僕が忙しさにかまけて、3年半もキャンプに行っていない! これはダメだ!! 何がダメなのかは正直よくわからないが、とにかくダメだ!

というわけで、「今年こそはオフロードバイクでキャンプに行くぞー!!」と意気込んでみた僕なのであるが、バイクに荷物を積んで、キャンプ場でテントを広げて、焚き火したり料理を作ったり。で、翌日はまたテントを仕舞って……考えてみると、ちょっとめんどくさいかも(汗)。

そう、キャンプってテンションが上がって、しょっちゅう行っている時は何とも思わないのだが、ちょっとブランクを空けてしまうと、楽しみよりめんどくさいが勝ってしまうのだ(僕だけ?)。そんなわけで、行かなくなれば、むしろどんどん遠ざかってしまうのがキャンプというものなのである(僕だけかな?)

そんな「行きたいけれど躊躇している」時に、僕は出会ってしまったのだ。

 



DAYTONA OS-001 アウトドアベスト/プロテクター付き
18,480円(税込)
サイズ:M、L、XL 色:カーキ、ブラック
表生地:コットン100%、裏地(メッシュ部):ナイロン82%/ポリウレタン18%、他裏地:ポリエステル100%

そう、デイトナのアウトドアベストに!!

このベスト、見た目は完全にアウトドアベストである。しかもかなりイケてるデザイン!!

もちろん表地はコットン100%で雰囲気は抜群だ。

ポケットも多くて、キャンプの時に便利なことは言うまでもなく、普段使いやツーリングでも役に立ちそう。

大柄なものだって収納できちゃう(笑)。「コレを着ればバッグいらないんじゃない?」っていうくらい。

ワッペンカスタムも楽しめる! 自分だけの一着にすれば、より愛着が湧くってものだろう。

ショルダーベルトは調整可能。体型に合わせることはもちろん、タイトに着たり、ラフに着たりと着こなし方を選べるのが嬉しい。

ちなみにサイズ自体は若干小さめの模様。僕は普段はLサイズを着用しているが、今回はXLをチョイスしている。

というわけで、とってもおしゃれで実用的なアウトドアベスト……だけど、なんでデイトナが? と思われた方も多いだろう。

じつはこのベストには胸部と背中にプロテクターが内蔵されていて、ライディングベストとしても使用できるのだ!

使用しているのはSAS-TECプロテクター。軽くて柔らかいが、衝撃はしっかり吸収するスグレモノだ。

ちなみにプロテクターなしタイプもあって、そちらは11,880円(税込)。バイクに乗らない方や、ベストだけ買い替えたい、買い増したいという方にピッタリだ。

こちらは脊髄プロテクター。写真だと大きく見えるが、軽くて柔らかいので着ている時に違和感はほとんど感じない。

キャンプツーリングの時だけでなく、普段のライディングでもOK! プロテクターを外せば、ファミリーキャンプにも使えるだろう。

 

諸事情によりSUZUKI KATANAに跨っているが、当然キャンプツーリングにはXR BAJAで行く予定だ!

 

キャンプに行きたいからギア(道具)を揃える。一般的には、それが当たり前だろう。

しかし、キャンプギアやツーリングギアにはキャンパー心やライダー心をくすぐるモノが少なくない。今回、僕が入手したアウトドアベストもそのひとつ。

なんとなく面倒臭いなぁと思っていたキャンプツーリングだが、このベストを見つけた途端「コレを着てキャンプツーリングに行きたい!」と猛烈に思ったのだ。

というわけで春が待ち遠しい! 暖かくなったらアウトドアベストを着て、XR BAJAでキャンプに行く予定だ。その際は、実際の使い勝手などを紹介するので、ご期待あれ♪

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