ELIS 旅の軌跡

鹿児島に帰ってきたのも束の間、続いて屋久島に向かいます。

屋久島の魅力

屋久島は日本で初めての世界自然遺産に登録された場所であり、樹齢1000年以上の屋久杉の中で最も大きいということで命名された「縄文杉」が有名です

実は、屋久島には九州最高峰の宮之浦岳(1936m)を筆頭に、標高1,000メートルを超える山々が39以上連なっており、九州地方の高い山の1位から8位までが屋久島にあります。

フェリーは予約必須

今回使うのは、「フェリー屋久島2」。2020年12月より、屋久島行きのフェリーは予約が必須になっており、バイクの予約可能台数は5台までとなっています。なので、早めの予約をおすすめします(電話予約のみ)。

出港時刻は8時半。乗船受付は7時から8時までなので早めにフェリー乗り場へ。当日は桜島から出る日の出を拝んで出港できました。

船内で見るウミガメの赤ちゃん

フェリー屋久島2は、船内散策もおすすめです。保護、調査、啓発を目的とした「うみがめルーム」ではアカウミガメとアオウミガメの赤ちゃんが飼育されており、近くで見ることができます。

種類や生態など、ウミガメに関するパネル展示もあり、展示時間内は自由に入場することができます。

飛び魚ラーメン

屋久島の港、宮之浦に到着したのは12時半。4時間の船旅を終えまずはランチ。屋久島観光センターで食べることができる、「飛び魚ラーメン」は押さえておきたい屋久島のご当地グルメ。

トビウオから取れるだしをふんだんに使った醤油ベースのスープに、揚げられた飛び魚が乗っています。

今回私が頼んだのは、とろろと卵がセットになったとろたまセット(1080円税込)。のどごしが良くてスープを飲み干してしまうほど、スッキリした味わいでした。

日本一ウミガメが上陸する浜

永田浜は日本一のアカウミガメの産卵地です。アカウミガメが産卵のために上陸し始めるのは5月からで、6月から7月中旬にかけて産卵のピークを迎え、最盛期には全長1m以上の大きなアカウミガメを一晩で20頭以上も見ることができるそう。この浜の砂は、花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂で、素足で歩いても足にくっつきにくく、手で払えばすぐ落ちる砂です。この砂浜が約1kmに渡って続いています。

合計8時間トレッキング

屋久島の縄文杉を見るためには、8時間から10時間かけてトレッキング(登山)をしなくてはいけません。日帰り縄文杉の場合、一日で22キロ、約10キロを歩くコースになります。ツアーもありますが、登山ルートがわかりやすいのでツアーに参加せずガイドなしでもトレッキングは可能です。

気になるトイレ事情ですが、縄文杉登山コースで、道中にトイレが2か所あります。トイレポイントでは必ず用を足しておくのが吉。

まず、なだらかなトロッコ道を歩き始め、途中からかなりアップダウンが激しい道を登ります。

約5時間かかって縄文杉に到達しました。写真には収まりきらない圧倒的な存在感と大きさに圧倒されました。

そして、あまりゆっくりしていられない日帰り縄文杉トレッキング。登山口までは車両乗り入れ規制があり、登山バスの最終便17時45分までに下山しなくてはいけません。

急ぎ足で下山して、バスを待機する間は、この通りぐったり。翌日は足首まで筋肉痛になり、起きるのが辛かったです。笑

体力はかなり要りますが、最高の経験ができた屋久島旅でした。

 

屋久島は2泊3日間滞在し、周遊しました。

鹿児島へ戻り、九州を1周する旅をスタートさせます!

続く

 

 

 

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