猛暑の中も東奔西走の毎日です

 みなさん、こんにちは青木タカオです。暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。ボクは相変わらず、バイクに乗っています。

 酷暑で熱中症警戒アラートが発表され、「外出はなるべく避けましょう」とウェザーニュースで言われましても、雑誌やWEBなどメディアの撮影や取材は日々おこなわれていまして、水分補給や休憩をしっかり取りつつ、バイクに乗っていろいろな場所へ出かけております。

1968年のFLHエレクトラグライドをオマージュ

ハーレーダビッドソンのプレミアム復刻シリーズ「アイコンコレクション」の新モデルとして世界限定1750台/日本市場には228台を導入した『エレクトラグライド ハイウェイキング』。

▲ハーレーダビッドソンのプレミアム復刻シリーズ「アイコンコレクション」の新モデルとして世界限定1750台/日本市場には228台を導入した『エレクトラグライド ハイウェイキング』。

 先日は、ハーレーダビッドソンの復刻限定エディションであります『ELECTRA GLIDE HIGHWAY KING(エレクトラグライド ハイウェイキング)』で、静岡方面へ向かいました。

 全米の高速道路網の整備が急速に進んだ1960年代末。「KING OF THE HIGHWAY」と呼ばれたのが、ハーレーダビッドソンの最高峰モデル『FLH ELECTRA GLIDE(エレクトラグライド)』でした。

 Vツインエンジン「ショベルヘッド」の排気量は74キュービックインチ=1200ccと、当時のモーターサイクルとしては超弩級といえるもの。フロントに大きなウインドシールドを備え、リラックスのできる堂々たるライディングポジションで高速クルージングも快適です。警察車両などにも使用され、その姿はまさに“キング”だったわけですね。

1968年『FLHエレクトラグライド』からインスパイアされ、ノスタルジーと現代のグランドアメリカンツーリングの快適性とテクノロジーを融合した『エレクトラグライド ハイウェイキング』。

▲1968年『FLHエレクトラグライド』からインスパイアされ、ノスタルジーと現代のグランドアメリカンツーリングの快適性とテクノロジーを融合した『エレクトラグライド ハイウェイキング』。

 そんな時代のスタイルを再現しているのが、今回乗った『エレクトラグライド ハイウェイキング)』。車両の撮影や試乗インプレッションのために新東名高速道路も走行し、現代によみがえった“ハイウェイキング”のライドフィールを確かめたのでした。

 あっ、これは9月中旬に発売する次号『ウィズハーレーVol.17』(内外出版社)のための撮影で、発売前にネタバレしてしまうではありませんかっ! しっ、しまった。ここまでの発言はココだけのハナシ、聞かなかったことにしてください。

■ELECTRA GLIDE HIGHWAY KING
エレクトラグライド ハイウェイキング
■車両本体価格:373万7800円(消費税込)
■カラー:ハイファイオレンジ、ハイファイマゼンタ
■全長:2,395mm■ホイールベース:1,625mm■シート高(無負荷状態):790mm■車両重量:385kg■レーク/トレール:26度/170mm■フューエルタンク容量:22.7L■フロントタイヤ:MT90B16 72H■リアタイヤ:180/65B16 81H■ Milwaukee-Eight 114(排気量:1868cc)

24時間営業が嬉しい日本平PAの飲食店

エレクトラグライド ハイウェイキング、日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)にて
 というわけで、詳細は隠しておきつつ、ココでは移動中にいただいたお昼ごはんをレポートさせていただきます。新東名を西へ向かいつつ、新清水JCTを経て清水JCTより東名高速道路へ入りました。そして、休憩に立ち寄ったのが日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)です。

日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)

 ココには便利なコンビニエンスストアがあるほか、牛めしや定食などをリーズナブルな価格で食べられる「松屋」もあり、さくっとゴハンを済ますにはうってつけ。24時間営業なのも、たいへんありがたいところです。

日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)の時計塔。

▲日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)の時計塔。

 そして日本平PA(下り)のシンボルは、時計のある塔です。何らかの意味が込められて建てられたものなのか、公式ホームページ等を調べましたが詳しくはわかりません。でも、こういった塔のあるSA/PAって全国にもありますので、定点カメラを仕掛けるとか、役立つことがあるのかもしれませんね。

日本平パーキングエリア(下り・名古屋方面)にある「松屋」。
 さて、それではランチは牛丼チェーン店で……。いいえ、今回はトイレ休憩&水分補給のみで、すぐに出発します。目指したのは、チャーハン専門店! そう、前回の町中華「良香」(津久井湖)で食べなかったチャーハンでお腹を満たしたいのです。「良香」のレポートをまだ見ていない人は、最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

静岡の人気チャーハン専門店へ!!

静岡市駿河区にある炒飯専門店 飛龍(フェイロン)。大人気のチャーハン専門店です。

▲静岡市駿河区にある炒飯専門店 飛龍(フェイロン)。大人気のチャーハン専門店です。

 お昼ごはんをいただくのはコチラ、「炒飯専門店 飛龍(フェイロン)」(静岡市駿河区有東)です。「チャーハン食べたいっ!」と思ったとき、「ここでなければ!!」と心に決めたのが、これまでも何度か足を運んだことのあるフェイロンでした。とっても旨いんですよっ!!

 ランチタイムには、平日でも行列のできることが多い人気のあるお店。大通りに面しているわけではなく、SBS通りから細い路地に入り、住宅街の中にあります。

 知る人ぞ知るという感じですが、地元ではとても有名。インターネットやSNSで検索すれば、いろいろな情報が出てきて、ファンが多いことがわかります。

 入ってすぐに食券機があり、そこでなにを食べるか選びます。専門店というだけあって、チャーハンをメインにサイドメニューがありますが、なんたって量が多い。

 もっともスタンダードな「飛龍炒飯」(720円)と迷いましたが、「玉子レタス炒飯」(750円)をチョイス。次に並んでいる人がいたので、食券機の写真を撮って時間をかけるとご迷惑なので割愛。メニューは他にも「海鮮炒飯」(880円)や「五目あんかけ炒飯」(880円)などがあり、じつに多彩です。

通常の倍以上はあるぞ!


 カウンター席に座ってしばし待つと、ドカーンときましたっ! これで普通盛りですから、大食いの人でなければ決して大盛りを頼んではいけません。並でも2人前はあるのではないかという量です。とろみのある中華玉子スープがついて、じつにお値打ち!!

炒飯専門店 飛龍(フェイロン)の「玉子レタス炒飯」(750円)。

▲炒飯専門店 飛龍(フェイロン)の「玉子レタス炒飯」(750円)。


 お米一粒ずつがわかれてパラパラっとし、シンプルな味付けですが、シャキシャキの新鮮レタスが惜しみなく入っていて病みつきになる旨さ。ボクは家族や友人らから「少食」と言われ、大盛りとは昨今無縁でしたが、そんなボクでも一気に完食できてしまいます。

静岡市駿河区にある炒飯専門店 飛龍(フェイロン)。大人気のチャーハン専門店です。完食しました!

▲少食のボクでも、旨すぎるから完食できちゃいます!

 チャーハンの合間に口の中に運ぶ玉子スープが、これまた逸品。とろみのある中華スープで、チャーハンをかっ込んではスープを繰り返していると、美味すぎて余裕の完食となるのでした。

炒飯専門店 飛龍(フェイロン)の店内にはブルース・リーのポスターがいたるところに飾られていて、ヌンチャクも! ボクも好きですブルース・リー。

▲店内にはブルース・リーのポスターがいたるところに飾られていて、ヌンチャクも! ボクも好きですブルース・リー。

 お腹パンパンで大満足。これを書いて思い出している今も、その旨さを思い出してしまい、またチャーハンが食べたくなるのでした。地元の人に聞けば「本格麻婆豆腐」などサイドメニューもとても美味しいとのこと。うぅ……、たまに行ってチャーハンだけをいただくのでは悔しいかぎりで、もっともっとアレコレと食べてみたいです。


 駐車場も完備されていますが、店内はU字型のカウンターに8席、4人掛けテーブルが2つとキャパは大きくありませんので、大勢で押しかけてはご迷惑かもしれません。少人数またはお一人様でぜひ行って、チャーハンを思う存分にかっくらってください。

 定休日は毎週水曜日、火曜日はランチのみ営業。今回は『エレクトラグライド ハイウェイキング』で行った「炒飯専門店 飛龍(フェイロン)」(静岡市駿河区有東3-3-18)のご紹介でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

「チャーハンを食べたい!」と思ったキッカケ。津久井湖の町中華「良香」さんのレポートはこちらです。
https://for-r.jp/touring/50184.html 

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