バイクで遠出をしている時、愛車にトラブルが起きたら皆さんならどうしますか?

筆者は先日、まさにツーリングの最中に、バイクのヘッドライトが切れるというトラブルに見舞われました。
そんな時に助けてくれたのがレッドバロン。

会員なら全国どこの店舗でもサービスが受けられるということ、ForRの読者の皆さんならもちろんご存じですよね!?

突然ヘッドライトがつかなくなった!

10月のある日。群馬県と長野県にまたがる志賀草津道路(国道292号線)へ、2泊3日のツーリングに出かけていた時のことです。

雲ひとつない青空が広がり、国道最高地点である志賀草津道路を走るには、これ以上ない絶好の条件がそろっていました。

まるで空を飛ぶ飛行機のように、澄んだ空気の中を気持ちよく走り抜けていたはずが…。ふと後ろを走る夫のVストローム650に違和感を感じたのです。

どうしてだろう?一体何がおかしいんだろう??
しばらく眺めているうちに違和感の正体に気が付きました。

それは、ヘッドライトが暗いこと。
停車して確認すると、間違いなく消えていることがわかりました。

オレンジ色に光っているのはポジションランプ。コレがなんとなく光っているから、ぱっと見でヘッドライトが切れていることに気が付かなかったみたい。


さて、困ったことになったぞ。二人して眉間に皺を寄せて唸りました。

単純な構造のバイクであれば、プラスドライバーが1本あればヘッドライトバルブを交換できます。
しかしVストローム650の場合はそうもいきません。なぜなら、ヘッドライトにアクセスするためにはメーター周りの部品をまるごと(写真赤線部分)取り外す必要があるのですから。

外出先で満足な工具もなく、おまけに素人が初めて挑戦するなんて無謀です。
せっかくのツーリングが一瞬でピンチに!?…と慌てかけたその時、スマホでGoogleマップを見ていた夫がこう言ったのです。

「近くにレッドバロンあるわ!」

レッドバロンなら全国どこの店でも利用OK

やってきたのはレッドバロン東信。長野県東御市にある店舗です。
事前に電話で問い合わせたところ、ヘッドライトバルブの在庫も取り揃えているので、すぐに作業をしてもらえることになりました。

初めて立ち寄っても、まるで馴染みの店のように整備をしてもらえるのがレッドバロンの強み。会員なら全国300以上ある店舗すべてでサービスを受けることができるのです。
今回のようにツーリング先でトラブルが起きた時はもちろん、引っ越しなどで今までの店舗に通えなくなった時にもとても便利ですよ!

工場受付にて「ヘッドライトバルブについてお問い合わせをした高木です」とお伝えしたところ、


さっそくサービスマンが実車をチェック。
ひと目で「フィラメントが切れていますね」との診断をもらいました。


さっそくそのまま作業に移ってもらいます。


工場に運び込まれたVストローム650は、素早くパーツが取り外されました。
さらにサービスマンの手がメーター付近にかかり、グッと力が入ったかと思ったら…


「カコッ」という小さな音とともにメーターが外れました。
ここまでかかった時間はわずか5分ほど。さすがプロの仕事、速過ぎます!!


取り外した古いバルブを新しい物と比べると、この通り。フィラメントが切れているのがわかりますね。


見えにくいかもしれないので、古いバルブだけでもアップでご覧ください。


サービスマン曰く「バルブはいつどこで切れるかわからないので、今回の高木さんのように遠出中に切れることも珍しくないですよ」とのこと。
それを踏まえると、全国展開しているレッドバロンが、これまで以上に心強く感じるのは筆者だけでしょうか?

無事にツーリング続行です!

20分ほどで作業は完了!Vストローム650のヘッドライトは見事に復活したのでした。


スピーディーな作業のおかげでロスした時間はわずか。
すぐツーリングに復帰でき、秋の夕陽を堪能することができたのでした。

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