ライフスタイルの変化をきっかけに始まった、我が家のバイク買い替えストーリー。
レッドバロンにて夫が長年連れ添ったVストローム650を下取りに出し、新たにXSR900を注文した経緯は前回までの記事でレポートした通りです。
そして今回は、いよいよ待望の納車日。納車と同時に受け取ったアイテムとは? そして、XSR900との初対面の感想は!?
納車日の様子をレポートします!
Contents
XSR900の納車日がやってきた!
XSR900を注文したのは、2025年8月1日のこと。
日本限定で受注生産カラーのセラミックアイボリーを選んだということもあり、レッドバロンからは「秋頃には入ると思いますが、正確な入荷日は読めません」と案内されていました。
この時点では、納車までの道のりは長くなるかもしれない…なんていう覚悟を決めつつも、「路面が凍結する前に届いてくれたら嬉しいな」と淡い期待を抱いていました。
ところが嬉しい誤算。予定よりも大幅に早く、9月初旬に「入荷しました」という連絡をもらったのです。
これには夫も「紅葉と写真が撮れる」とニッコリ。
ただし、車両と同時に注文していた純正パーツの到着を待つ必要があり、実際の納車は少し先の9月14日となりました。
──さて、納車当日。すこし空は曇っていましたが、暑すぎず寒すぎず、まさに理想的なバイク日和でした。
胸を高鳴らせながらレッドバロンへ向かうと、店内は人でいっぱい。
見積もりを取っている人、注文をしている人、納車説明を受けている人…まさに「バイクシーズン到来!」といった盛況ぶりです。
「やっぱり秋はバイクに乗りたいよね」「みんな同じ気持ちなんだねぇ」
そんなことを夫と話しながら店内に並ぶバイクを眺めていると、もうすぐ出会えるXSR900への期待が膨らんでワクワクが止まりませんでした。
そうこうしているうちに名前を呼ばれ、ついに納車の手続きです。
契約内容を再確認し、書類にサインし、キーを受け取り。そんな手続きをしている夫の背中を眺めながら筆者がふと後ろを振り返ったところ…「あっ!」と思わず声が出ました。
店舗の奥から、ピカピカに輝くXSR900が運び出されてきたのです。間違いない、アレは絶対に我が家の新しい相棒です!!
オーナーである夫よりも先に気づいてしまったことで、手続きが終わるまでの時間はソワソワしっぱなしだったのでした。
納車と同時に受け取ったアイテムとは…?
ところで、レッドバロンでバイクを購入すると、さまざまな特典が受けられることをご存じでしょうか?
ライダー心をくすぐる魅力的なサービスなので、ぜひご紹介させてください。
コレクター心をくすぐる『世界の名車シリーズ』
筆者的に「これはレッドバロンの名物なのでは?」と思っているのが、人気車両を金属製フィギュアとして再現した『世界の名車シリーズ』ミニレプリカ。
今回はスズキ GSX-R750 リミテッドエディションをもらいました。
1985年の発売から大ヒットとなったGSX-R750。80年代前半に鈴鹿8耐や世界選手権などで活躍したワークスレーサーを彷彿とさせる、レーサー然としたスタイルが特徴です。
…というのは外装箱に記載のあった解説ですが、レプリカを手に取るとその魅力がひしひしと伝わってきます。
レーシーなカウルのフォルムや、ホイール・チェーンといった細部まで再現されており、ずっしりとした金属製のボディは手に取るだけで高級感たっぷり。
シリーズで集めて飾りたくなるようなプレミアムなアイテムです。
マイツーリングパスポートがアプリになった!
最後に受け取ったのはバイクのキーと書類と、そしてレッドバロン会員の証である『マイツーリングパスポート』…と、思ったら。
あれっ? いつもの赤いケースはあるのですが、中にあるのは書類のみ。マイツーリングパスポートがありません!!
戸惑う私たちに、スタッフさんが「今はアプリがあるんです」と案内をしてくれました。
そういえばForRの記事で読みました!
オイルリザーブシステムの交換時期や使用量を管理できたり、法定点検や車検などの整備スケジュールをプッシュ通知してくれたり、万が一の事故や故障の際にロードサービスの要請が可能なんですよね!!
今までのマイツーリングパスポートも便利でしたが、スマホで簡単にチェックできるようになったことでさらに使いやすくなりました。
オイルリザーブシステムは全ライダー必須!?
契約内容の確認の中には『オイルリザーブシステム』に関する説明も含まれてました。
先ほども少し触れましたが、レッドバロンでバイクを購入したなら、このオイルリザーブシステムにはぜひ加入しておきたいところ。
簡単に説明すると、オイルリザーブシステムとは「一定量のオイル代金を前もって支払っておくことで、全国どこのレッドバロンでもオイル交換が受けられる」という仕組み。
新鮮なオイルを必要な分だけ給油してもらえる上に、ツーリング先や引っ越し先など、今住んでいる地域以外でもメンテナンスが受けられるという大きなメリットがあります。
しかも、ここだけの話…オイルリザーブシステムはコスパが抜群なんです!
バイクだけでなくお財布にも優しいので、我が家ではレッドバロンで購入したすべてのバイクがこのシステムに加入しています。
オイルリザーブシステムについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてくださいね!
いよいよXSR900とご対面!
書類の確認と契約作業がすべて終わり、いよいよ待ちに待ったXSR900とのご対面です。店舗の外に出ると…ジャジャーン!
間近で見るXSR900は、先ほど店内で見かけたときよりもさらに高級感があり、圧倒的にカッコいい!
普段は冷静な夫ですが、表情や声のトーンからも、この時は明らかにテンションが上がっているのが伝わってきました。
最新の車両ということもあり、これまで筆者たちが所有してきたバイクとは操作感が少し異なります。
なかでも大きな違いが、5インチのフルカラーTFTディスプレイ。
従来のバイクに備わっていたメーターやシフトインジケーターといった基本機能はもちろんのこと、気分や天候に合わせて選べる3つの走行モード「YRC(Yamaha Ride Control)」の切り替えや、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで使えるナビゲーション機能など、まるでカーナビのような多機能ぶりに驚かされます。
そんなディスプレイの使い方をはじめ、ガソリンの種類やシートロックの外し方、各種スイッチ類の操作方法など、ひと通りの説明を受けて納車の手続きは無事完了。
こうして記事にすると長く感じられるかもしれませんが、実際には20分ほどというあっという間の出来事でした。
次回はカスタム内容をご紹介!
我が家がレッドバロンでバイクを購入するのは、今回のXSR900で5回目のこと。
毎回感じるのは、注文から納車までの流れがとにかくスムーズで、トラブルも一切ないという安心感です。その対応力と信頼性は、さすが日本最大の二輪販売店!
これは筆者がForRのライターだから…という立場を抜きにして、一人のライダーとして心からそう感じていることです。
この先のバイクライフも、レッドバロンがそばにいてくれれば心強いですね。これからもよろしくお願いします!
さて、次回の記事では、納車したてのXSR900に取り付けたカスタムパーツのご紹介をする予定です。
どうぞお楽しみに!
