日本に愛車を置いて、ロンドンで年越しを迎えた私。道行くバイクを横目に「走りたいな〜」なんて考える日々。少しでもバイクに触れたいと思い、ロンドンのバイク販売店に足を運んでみることにしました。

トライアンフ

イギリスを代表するバイクメーカー、トライアンフ。
トライアンフロンドンは高架下にあるレンガ調のお店で、イギリスの高貴さとレトロさを同時に感じさせてくれます。
「トライアンフのデザインは歴史と共に少しずつ変化し続けてきましたが、昔ながらのクラシカルなデザインを求める方が多く、過去のデザインを再現しているのが最近の傾向」と店員さんが教えてくれました。
こちらがお話してくれた店員さんです。なんと元レーサーで、アメリカとイギリスのレースに出場されていたそうです。
「日本のエンジンはとてもスムーズで、レースでの速さを追求するためにトライアンフは日本メーカーからたくさんの学びを得た」と語ってくれました。

ボンネビル T100 ゴールドラインエディション

トライアンフの伝統的なデザインを踏襲し続けるボンネビルシリーズ。クラシカルなスタイルと現代的なパフォーマンスをバランスよく備えています。ゴールドラインエディションの由来となるゴールドライン部分は職人によるハンドペインティング!

スピードトリプル1200RS

現在こちらの店舗で一番人気の車種だそうです。その秘密はエンジンパワーと総重量のバランスだそうで、イギリスのライダーに圧倒的支持を得ているそうです。

MVアグスタ 

「お洒落なバイクカフェがあるなー」なんて思っていたら、イタリアのメーカーで「走る宝石」の異名を持つMVアグスタのお店でした。コーヒー片手にゆっくりとバイクについて語り合える場所でもあるのです。
お店に入るとイタリアのメーカーらしくエスプレッソマシーンとバイクがお出迎えしてくれます。ちなみに、コーヒーのお持ち帰りだけでも利用できるそうです。
奥に進むと宝石のように輝くマシンが勢揃い!
店員さんがとっても話しやすかったのでイギリスのバイク事情について伺うと「とにかく保険料が高い」とおっしゃられていました。
私が日本で乗ってる大型バイクの任意保険と比較した場合、およそ3倍以上かかるようです。現実は厳しい。。。

ドラッグスター800 RR

こちらがお店で一番人気の車両。
理由は「幅があるハンドルと足回りの美しさ」とのこと。
たしかに見ていても飽きない。。。

ラッシュ1000

そして、店員さんが自慢げに紹介してくれたのが、2022年のスペシャルマシーン。
フルカーボン仕様でリヤタイヤにはスペシャルデザインのホイールカバー。赤いラインがアクセントカラーとなっており、ゴールドのフロントフォークから重厚感を感じます。
 
2020年に75周年を迎えたMVアグスタのエンブレムを2022年の最新モデルにも引き継いで使っているそうです。
ちなみに店員さんは「ロンドンでは心地よく走行出来る道がない。おすすめはロンドンから南下した海岸沿いが良い」と教えてくれました。
ちなみに南下するとこんな感じです。ロンドンから南へ約100キロにあるヘイスティングス。ツーリングにも観光にも楽しめる場所です。

バイク愛は万国共通!

正直なところ、異国の地でバイクについて英語で質問できるのかという不安でいっぱいでしたが、みなさん親切にお話してくださいました。
店員さんと会話を始めるコツは、まずは自分が日本で乗っているニンジャ1000の写真を見せること。すると、すぐに話が弾みます。
私の愛車ニンジャ1000。このカラーリングは逆輸入車だけのカラーで、それが会話が弾む理由のひとつでもあります(レッドバロンに感謝! そしてロンドンにもレッドバロンがあればいいのに〜笑)。
 
他のバイク屋さんに行ったらまた報告しますね。それでは!

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