最新号発売のウィズハーレー!
みなさん、こんにちは青木タカオです。バイク専門誌はもちろん、週刊誌から毎日のWEBニュースまで幅広いメディアに寄稿しているボクですが、『WITH HARLEY/ウィズハーレー』(内外出版社)では編集長を務めさせていただいております。
季刊誌ペースで年4回発行していまして、6月8日には最新号となります『ウィズハーレー Vol.16』が全国の書店および大手通販サイトにて新発売となりました。
そこで前回から中身を“立ち読み”していただこうと、ココ『ForR』で誌面をお見せしつつ、取材・撮影時の“ウラ話”もさせていただいております。
空冷スポーツスターにクローズアップ
というわけで今号は、巻頭特集で取り上げた“スポーツスター”について。前回も触れましたが、環境規制が厳格化する中、ヤマハSR400であったり、ホンダCB400スーパーフォアなど、バイクファンらに愛され続けた超ロングセラーモデルが次々に姿を消してしまいました。
1957年に初代が誕生したスポーツスターもまた生産終了となってしまい、次世代スポーツとして水冷Vツイン「レボリューションマックス」エンジンを心臓部とする『スポーツスターS』や『ナイトスター/スペシャル』へとバトンを渡し、系譜を繋いでいます。
そうした大きな変革期に、原点の“空冷XLスポーツスター”にもういちど乗ってみようと考え、特集を組みました。最適な車両があると情報を耳にし、向かった先は東京・八王子にある「TASTE CONCEPT MOTOR CYCLE」。ハーレー界の重鎮、河内山智さんが主宰するカスタムショップ。中央道で向かいます。
すぐに満車のバイク駐車スペースに閉口
到着前に立ち寄ったのが、石川パーキングエリア(下り)。詳しくはここ「ForR」で佐賀山敏行さんもレポートしていますが、なんたってバイク用スペースが狭い。
4〜5台が精一杯なので、バイク駐車場に入れないバイクが多く、仕方なくクルマ用スペースに駐めるバイクもちらほら。ドライバーとのトラブルにもなりかねないので、NEXCO中日本さんにはぜひともバイクパーキングの拡幅をお願いしたいところです。
これほど狭いと、すぐに四輪マスに駐めるしかない状況となります。「バイクは利用できない」と、休憩を諦めるライダーもいるはずで、ボクもトラブルになっては嫌ですから普段はトイレが我慢できないなど緊急時でなければ、スルーすることがほとんどなのです。
ただし、今回は目的がひとつあります。朝ゴハンをまだ済ませていないので、フードコートに入り、佐賀山さんのレポートでは見送った「八王子ラーメン」をいただきたいのでした!
運良く、バイク駐輪所に1台の空きスペースが。ちなみに、ボクが出発するときにはもう満車。やはり、あふれたバイクが周辺に停まっていました。
ちなみにですが、きちんと二輪スペースに停められない人は急いでトイレを済ませて、出発しなければと考えますから、店舗などには立ち寄りません。
“きざみ玉ねぎ”とスープがよく合う
建物に入ると、すぐ目の前に食券機があります。お目当ての「八王子ラーメン」は“一番人気”と掲げられ、お値段は780円。ミニチャーハンセット1080円もいいなと迷いましたが、朝から少し食べ過ぎかもしれませんので「八王子ラーメン」単品をチョイス。
キャッシュレス決算ができ、現金をあまり持たなくなったボクには嬉しいかぎり。食券を買えば、厨房にもお知らせが伝わっている自動オーダーですから、あとは待つだけ。店内ディスプレイで出来上がり状況も、表示されます。
数分後に「八王子ラーメン」は出来上がり、元気の良い声でお知らせしてくれます。うぉ〜、美味しそう!
たっぷり入った「きざみ玉ねぎ」が醤油ベースのスープと抜群の相性。ちぢれ麺もよく合い、どんぶりはあっという間に空っぽでした。
次回は「一度は食べて!」と、POPの言葉が気になって仕方がない石川PA限定の「石川たっぷりクリームパン」「石川印ホイップあんぱん」「石川ジャンボハムカツパン」「石川メンチカツバーガー」のいずれかを食べてみたいです!!
と、ココでギモン……。そもそも、八王子パーキングエリアではなく、なぜ“石川”なのか。答えは簡単で、ココは東京都八王子市石川町にあるからでした。
わざわざ、ココに書くまでもありませんね……!? いいえ、ボクが気になったのですから、これを読んでいただいている人の中にも、ひとりくらい「なんでだろう?」ってギモンに感じたはず。書き残しておきましょう。
ウラ話にも程があるぞ!!
はうぁ! ウィズハーレー最新号の中身を立ち読みしていただき、ウラ話をするつもりが、朝ゴハンの八王子ラーメンで、早くも長文になっているではありませんかっ!!
ちなみにココまで乗ってきたのは、ハーレーダビッドソン『XR1200』です。レッドバロン葛飾で購入したCRF250L<s>とどちらで行こうか迷いましたが、スポーツスターに乗るのだから『XR1200』の出番です。
『XR1200』もまた『ウィズハーレー Vol.16』で特集した“空冷スポーツスター”のファミリー。エンジン腰下のカバーに“SPORSTER”と刻まれていますが、異端児扱いされておりまして、ウィズハーレーの誌面でも説明している通り、専用のエアインテークやオイル冷却システム、倒立式フロントフォーク、アルミスイングアームなどを装着するだけでなく、フライホイールやシリンダー、ピストンなどにビューエル由来のパーツがおごられハイパフォーマンスを誇ります。
アメリカ発ではなく、2006年秋にドイツ・ケルンショーで発表され、日本でも09年モデルからラインナップに加わったものの、「スポーツライディングも楽しめる」というコンセプトがハーレーファンたちに受け入れられず、わずか3年で姿を消してしまいました。
あっ、ようやく最後に来て『ウィズハーレー Vol.16』のハナシに引き戻すことができました。最新号ではニューモデルやハーレー女子についても特集していますので、次回以降はそちらについて触れたいと思います。
八王子ラーメンを朝ごはんに食べたあとに撮影したのが、コチラのスポーツスター2台となります。ウラ話にも程がありますね。
今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。佐賀山さんによる石川パーキングエリアのレポートもぜひご覧ください!
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