お久しぶりです!

カワサキ W1SA

▲ボク(青木タカオ)の愛車、カワサキW1SA/1971年式。

こんにちは、青木タカオです。気がつけば、前回の記事公開から2ヶ月以上が経ってしまいました。

まずはお詫び申し上げます。何をしていたかといえば、編集長を務めている『ウィズハーレー』(内外出版社/6月24日発売)をはじめ、週刊プレイボーイ(集英社/毎週月曜日発売)やメーカーコンテンツなどの原稿執筆に追われる毎日でした。

カワサキW1SA ポイントベース

▲カワサキW1SAのポイントベース。

ここでも度々登場するボクの愛車の1台、カワサキW1SA(1971年式)は機械式のポイントを利用した旧式の接点式点火です。ポイント点火は機械的な接点で作動するため、長距離を走ると接点が摩耗し、点火時期やポイントギャップ(接点の開く隙間)が狂ってきます。

調子よく走らせるためには、点火タイミングの調整やポイントギャップの測定、接点が荒れている場合はヤスリで磨くなど、メンテナンスが欠かせません。

ガバナーはそのままですが、ポイントをセンサー式にしたセミトラをボクはずっと利用しています。

これまでは不安なく走ってきましたが、先輩編集者である田口かつみさんから鶴の一声。

「フルトラにするぞ!」

W1シリーズ用のフルトラキットが登場!

カワサキW1SA

▲モトメカニック田口編集長のガレージに入庫するボク(青木タカオ)のカワサキW1SA。

聞けば、ASウオタニからW1/W3用『SP-IIフルパワーキット』がリリースされたとのこと。埼玉県某所にある田口編集長のガレージに入庫し、キットが組み込まれました。

ASウオタニ SP-IIフルパワーキット W1 W3

▲カワサキW1SAに装着されたASウオタニのW1/W3用SP-IIフルパワーキット。

「良い混合気」「良い圧縮」「良い点火」と言われるように、点火系は内燃機関の性能を左右する重要な要素です。

ASウオタニ製の高性能点火ユニット・SP-IIを使ったフルパワーキットは、レストア・カスタムを問わず絶版バイクユーザーから絶大な信頼を寄せられていますが、これまでカワサキW1系用のセットはラインナップにありませんでした。

エンジンや車体を加工することなく取り付けできる、いわゆるボルトオン。無加工で取り付けできるのも人気の秘訣です。

フルトラ カワサキW1SA ASウオタニ

▲フルトラ化によってポイント接点がなくなったカワサキW1SA。

ポイント接点がなくなるだけでなく、デジタル制御のイグニッションになることで、いつでも強力な火花が得られます。

コントロールユニットにある2つのダイヤル(ロータリースイッチ)を使って、マップ調整ができるのもありがたいです。

ダイヤルを回すだけで点火特性(点火カーブ)を変更できる。70年代の新車発売当時ですら旧式と呼ばれたW1シリーズからすれば、まさに夢のよう。スゴイとしか言いようがありません。

コントロールユニットには10段階(0〜9)のダイヤルがあり、点火タイミング(進角・遅角)が変わるのです。

田口さんが見守る中、ボクは慣れ親しんだダブワンで走っては、フィーリングの感想を伝えます。

この模様は『モトメカニック』(内外出版社/5月29日発売)で記事になっていますので興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

モトメカニック田口編集長のガレージに通う日々

モトメカニック 田口かつみ

▲モトメカニック田口かつみ編集長

『モトメカニック』はその名の通り、バイクのメンテナンスに関する記事を専門に扱う雑誌で、田口編集長はバイクショップ顔負けの技術とノウハウを持つことでも広く知られています。

業界でも頼りにする人は多く、ボクだけでなくいろいろな人が、愛車の面倒を見てもらっています。ガレージでは二人でいろいろとお喋りを楽しみつつ、ボクも手を止めません。

カワサキW1SA リヤフェンダー

▲カワサキW1SAのリヤフェンダー。田口さんが作業中、隙さえあれば外装を外して磨くなどしている。

「次に青木くんは、こうやって、あぁやって」と指示してくださいます。工具も揃っていますし、バイクリフターも完備。バイクいじりの環境が整っているから、バイク好きにとってはとても楽しい時間なのです。

オイルタンク カワサキW1SA オイル交換

▲通常のオイル交換時は、オイルタンクのドレンボルトからエンジンオイルを抜く。

田口さんに「ここを緩めて」「あそこを締めて」と言われるがままに工具を手にしていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、二人で朝から晩まで作業に明け暮れるのです。

カワサキW1SA オイルパン

▲オイルパンからもオイルを抜くことができる。

バイクリフターで作業がはかどると、普段はしない作業もどんどんやる気がみなぎります。ずっと保管しておいた純正新品ミラーへ交換したり、リヤフェンダーを外して磨いたり、普段はオイルタンクからしか抜かないエンジンオイルをクランクケース下から完全に抜き取ったり……。気づけば、予定になかった作業まで、次々と手を付けてしまうのです。

オイルパンガスケット カワサキW1SA

▲新品のオイルパンガスケットを組み込む。

特急りょうもう号での往復も愉しみ

メンテナンス リフター カワサキW1SA

▲メンテナンスのためにリフターに載るカワサキW1SA。

夕方になると「続きはまた明日だな」と田口さんが言い、ボクは都内の自宅へ電車で帰宅することになります。

前にもここで報告した通り、東武伊勢崎線沿線の駅までクルマで送迎してもらい、鉄道オタクでもあるボクは特急「りょうもう」号に乗るのも楽しみの一つ。

リバティりょうもう

▲全席にコンセント完備の東武特急「リバティりょうもう」号(500系)。

駅弁や缶ビールを買って、食べたり飲んだりしながら、ダブワンで走るのとはまた違った移動を満喫します。

▲丸一日、朝から夜までガレージで作業を続けるのは、かなりの体力がいる。そう考えると、ひと回り以上年上の田口さんのバイタリティには驚かされる。帰路につく電車の車内で、ボクはそのすごさをあらためて実感するのでした。

そして、田口さんのガレージに通う回数が増えた理由はもう一つあります。じつは愛車がまた1台増えたからです。

これがまた70年代の車両で、一筋縄ではいきません。その模様は『モトメカニック』と『ウィズハーレー』で紹介していますので、ぜひご覧ください。ここでも次回以降、詳しくレポートいたします!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回は6台目となるボクの新しい愛車を紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!

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