タダの長靴じゃない!? しっかり走れる長靴だ!

キャンプツーリングが流行っている。アウトドア×バイク旅のスタイルは昔からあったが、ここに来て大ブームだ。バイクにキャリアを取り付けてキャンプ道具満載のシートバッグを固定して、なんなら釣竿も積んじゃおうと! 

テントを張って焚き火をして、ちょっとした料理を用意すれば、キャンプツーリングを十分満喫できると思うが、気になる点もある。それが足元だ。走りも楽しみたいからってライディングブーツをセレクトすれば、キャンプ場では使いづらい。サイト用にゴム製サンダルを持って行くのも手だが、意外とかさばる大きさだ。
フラミンゴメインそこでオススメしたい靴がワイルドウイング「RIN-001 フラミンゴ」だ。ぱっと見はどこにでもありそうな、ちょっとオシャレなアウトドア系長靴だが、ところがどっこい、細部に目をやると、ライディングブーツにも引けを取らない機能を持っている。
フラミンゴシフト操作●斜めにカットされた独特のヒール形状でステップに逆らわずに足を置けるフラミンゴ靴底●サイドファスナーを採用して開口部が広いので、脱ぎ履きがラクフラミンゴ開口部「疲れなインソール」の採用でトレッキングシューズ同様のフィット感フラミンゴインナー●開口部まで完璧な防水なので、川の中にもジャブジャブ入れるフラミンゴ水中

開発のきっかけは「コースマーシャルを楽にしてあげたい」

それもそのはず、このフラミンゴを開発したのは全日本ロードレースにも参戦していた元レーサーの藤林勝士さんなのだ。藤林さんはレーサーを引退後、お世話になっていたレース関係者になんとか恩返しがしたいと考えていた。土砂降りのなか「スポーツランドSUGO(サーキット)」でのレースを手伝っていた時、グラベルで転倒したマシンを押しているコースマーシャルの足元がぐちょぐちょに濡れて滑り、とても苦労しているのを見て、「踏ん張りの効く長靴を作らなければ」と考えた。フラミンゴ藤林さんそして、完成したのが、このフラミンゴだ。一般のライダーがツーリングでも使えるようにとステップ上での各部操作感にはこだわった。開発や生産は難航し、利益度外視の部分もあるというが、コースマーシャルのアイテムとして採用されたほか、今ではアウトドア系ライダーのみならず、災害時ボランティアからのニーズも高まっている。震災や台風による土砂崩れ・流出等の現場でも大活躍しているのだ。藤林さんの想いは広がりを持って社会に受け入れられ、高く評価されている。

キャンプ、釣り、登山などバイクでも気軽に楽しめる!

フラミンゴはバイク×アウトドアに革命をもたらした長靴だ。開口部が広くて脱ぎ履きしやすいので、キャンプツーリングでもゴム製サンダルを持っていかなくなった。川釣りや渓流釣りに行く時でもこれ一足で川に入っていける。川に入れれば少なくとも1m以上は仕掛けを遠くに落とすことができる。また、少々荒れぎみの登山道でもフィット感の高いまま登れる。ソールのグリップ力が高いので下りの山道でも安心できる。フラミンゴ釣りフラミンゴは、シフトチェンジやリヤブレーキの操作、くるぶしグリップといったライディングブーツに必要とされる性能を高いレベルで持ちながら、アウトドアでの汎用性も実現したマルチパーパスな長靴だ。モノを増やしたくないバイク移動では、これは大きな武器となる。ぜひ、一度履いてみてほしい。目からウロコの逸品だ!

■WILD WING RIN-001 フラミンゴ
価 格:10,978円(税込)
サイズ:S(23.5~24.0)、M(24.5~25.0)、L(25.5~26.0)、2L(26.5~27.0)、3L(27.5~28.0)
カラー:ベージュ、ブラック
問合せ:株式会社ウィングローブ
TEL:03-5603-5600
HP:https://winglove.co.jp/

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