ハンターカブのカスタム熱は購入直後からヒートアップしています。
基本コンセプトは、林道も走れるキャンプツーリング仕様です。今回は旅を快適にするウインドシールド(スクリーン)とスマートフォンホルダーや他のアクセサリーを装着しやすいようにするアクセサリーバーを兼ねた製品の取り付けです。
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ZETA アドベンチャーウインドシールド
ZETA
アドベンチャー ウィンドシールド
CT125用 1万8,700円(税込)
ステーの取り付け位置の変更で上下の調整ができ、取り付け角度も変更できます。さらにスクリーンを逆さにすることで、スタイル変更、スクリーン高の変更も可能です。CT125用以外にもセロー250やCRF250L、モンキー125用などもラインナップしています。
シールドの色はほんのりとスモークがかっています。ポリカーボネート製で大きさは長さ334㎜・幅295㎜・厚み3mmです。
取り付けステーは、アクセサリーバーを兼ねています。パイプは22.2mm径で、一般的な国産バイクのハンドルパイプ径と同じです。汎用のアクセサリー、スマートフォンホルダーやUSB電源、ドリンクホルダーや汎用スイッチなどを装着しやすくなります。
ハンドルホルダーを利用し装着します。
ハンドルホルダーの取り外し
ハンドルホルダーのアッパーを固定しているキャップボルトには樹脂のカバーが覆いかぶさっています。再利用するので傷をつけないように、ピックアップツールなどの先端の細い工具でめくりあげて外します。
CT125のハンドルホルダーのキャップボルトを外します。
ハンドルポストのアッパーカバーにはホンダのロゴマークが貼ってあります。高級感があって良いのですが、これを外しZETA製のパーツに入れ替えます。
ステムナットも交換します
トップブリッジ中央にはメッキ加工されたステムナットがあります。このナットもZETA製に交換します。
ZETA
ステムナット/ステムボルト レッド
CT125用 1,430円(税込)
アルミを切削加工し、アルマイトの赤色が綺麗なステムナットです。
このままだと中央に穴が開きっぱなしでみっともないので、ステムキャップ(写真左)を装着します。
ZETA
ステムキャップ チタンカラー
1,210円(税込)
ステムナットは29mm。かなり大きな力で締まっていますので、長めのスピンナーハンドルとソケットレンチを使用し緩めます。CT125は軽いので車体が動かないようにしっかりと固定します。レンチの動きにあわせて車体が動き、ナットへの力が伝わらないためです。
ステムナットを入れ替えます。最初はナットを手で締めます。
次にトルクレンチとソケットでトルク管理をしつつ締め上げます。ただしソケットレンチをナットに直接あてるとせっかくのアルミのパーツに傷が入ったり、アルマイトが削れますので、写真のようにナットにビニール袋を被せた後にソケットレンチをあてて締めて行きます。トルクは88N•m。1/2サイズのトルクレンチ必須ですので、持っていない方や高いから購入しない、とお考えの方、作業に不安を感じる方はお店に依頼することをお勧めします。工具を購入するより安いはずですし、確実な作業となりますので、安心です。
センターにステムキャップを挿入し完了です。
シールド取り付け
続いてシールドの取り付けに戻ります。純正ハンドルポストの代わりに同梱されているステーを取り付けます。キャップボルトも同梱のものに置き換えます。最初は手締めです。前輪側のボルトから締めていきます。
前輪側の2本のボルトを先に強く締めしていき、本締めをします。トルクは27N•mです。 アクセサリーパイプを装着します。取り付け位置を自分の好みや他のパーツに干渉しない位置に調整します。ここはまだ仮止めで。
アクセサリーバーにシールドを装着するステーを付けます。このステーの角度を変えることでシールドの角度を調整できます。ここもまだ仮止めです。
シールドを装着します。付属のキャップボルトで固定。ボルトは均等に締め上げて行きます。シールド、シールドステーの角度調整、シールド位置の高さ調整をし、各部を本締めします。シールドを上下逆さまに装着することも可能です。シルエットが変わり、若干高さが低くなります。
完成です。
シールドが大きいので走行風から体を守ります。さらに突然の雨からスマートフォンを守ることもできます。最近流行のイベント参加者用のゼッケンを貼るスペースにも活用できます。
シールドを装着するだけで、ツーリングバイクらしくなりました。アクセサリーバーのおかげでスマートフォンホルダーなどのアクセサリーの装着する自由度も高くなりますので、おすすめしたいカスタムです。