ツーリングに出かけるとき、みなさんは「停止表示器材」を持参しますか? 高速道路や自動車専用道路で、マシントラブルなどが発生し、やむを得ずバイクを路肩に停車した際、後続車に危険を知らせるために使うもの。停止表示器材で代表的なのは、三角表示板でしょう。でもちょっとあれは、大きすぎるので持参は遠慮したい。ということで筆者は先日、三角表示板の代わりとなる、とてもコンパクトな「停止表示灯」を購入しました。これがなかなかの優れモノでしたので、今回ご紹介します。
停止表示器材の設置は義務

故障などでやむを得ないとはいえ、高速道路の路肩にクルマやバイクを停車するのは、とても危険なこと。ですので道路交通法では、こうした場合に停止表示器材を設置しないと「故障車両表示義務違反」になります。違反点数は1点。反則金は車種区分により金額が異なり、バイクの場合は6千円。
三角表示板の場合は、停車した車両の後方50m以上の箇所に設置することになっています。

けれども三角表示板は、バイクに積むには大きすぎます。バイク用として、長さを半分に折りたためるタイプも販売されているようですが、それだと今度は嵩が増します。
なので今回、パープルセーバーとも呼ばれるLED式の停止表示灯を購入。それが、これ。
GENTOS「むらぴかくん」

道路交通法施行規則適合品、三角表示板の代わりに使える停止表示灯。GENTOS(ジェントス)の「むらぴかくん MP-34D」です。
LEDライトメーカーとして、日本でトップシェアを誇るGENTOS。筆者はキャンプツーリング用のLEDランタンも、頭部につけるヘッドライトも、ほぼすべてGENTOSの製品を使っていて、その信頼性の高さを実感。
停止表示灯は他のメーカーからもリリースされていますが、GENTOSのこれは点滅約30時間と、他製品の3~4倍の長寿命が特長。

単3型アルカリ電池4本を使用し、本体底面にある電池カバーには絶縁シートも付属。
携行時は絶縁シートを装着したままにして、電池の消耗を防ぎます。そして、いざ使用する際に絶縁シートを取り外します。
背面クリップが便利

親指でさわっている箇所が、スイッチ。消灯状態から1回押すと、メインライト(紫色LED)が点滅。もう1回押すと、本体上部のトップライト(白色LED)が点灯。
そして本体背面のクリップが便利なのです。

ツーリングバッグを積んでいる場合は、背面クリップをバッグのベルトに引っかければいい。

バッグを積んでいない、あるいはバッグを積んでいても、いい具合にベルトがない、というような場合、ナンバープレートに引っかけることもできます(車種による)。
また、本体底面の電池カバー部分にはマグネットが仕込まれていますので、スチール製のリヤキャリアやガソリンタンクに設置することも。
コンパクトなのに視認性も充分

これは底面マグネットでリヤキャリアに取り付けた状態。メーカーによる風洞試験では、風速33m/sの強風にも耐えられたそうです。
そして驚いたのは視認性の高さ。夜間は約1000m、昼間でも約300mからでも存在を知らせるとのこと。
8個の高輝度チップタイプ紫色LEDが「パパパッ、パパパッ!」と連続して点滅。とても目立ちます。

クルマで使うのも、大いにアリだと感じました。
というのも、三角表示板の場合、運転席から降りてクルマのうしろに回って荷室から取り出し、50m以上も後方へ歩いて設置しに行かなければなりません。
ところが停止表示灯なら、クルマから降りずに済みます。運転席のウインドウを下ろし、右手でボンネットの上に設置するだけ。この方が安全だなと感じます。

ちなみにトップライトの明るさは、約30ルーメン。実用点灯は約59時間。照射距離は約17m。何かの時に役立つはず。
停止表示灯としては、使う機会が生じなければいいなと願うばかりですが。
というわけでGENTOS「むらぴかくん MP-34D」、防塵・防滴仕様(IP54準拠)で、1mの落下耐久性を持ち、それでいて価格は超お手ごろ(公式サイトでは税込2728円)、筆者はAmazonで2千円ほどで購入。いい買い物をしたと言えるのではないでしょうか。
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