ツーリング先の風景の中に愛車を置き、写真をパチリ。いい写真が撮れた時は、とても気分がいいですよね。どういう構図で撮るか、絞りやシャッタースピードは狙い通りか、などなど、じっくり考えながら撮影するには、三脚があるとベストです。ところが本格的な三脚となると、大きくて重いもの。ということで今回は、筆者がツーリングのロケで使っているイタリアの老舗ブランド「マンフロット(Manfrotto)」の軽量コンパクトな三脚をご紹介します。
マンフロット「Elementトラベル三脚 スモール」

マンフロットは1960年代後半のイタリアにルーツを持つ撮影機材メーカー。スタジオ用の照明機材やカメラ用バッグなども製造していますが、よく知られているのは三脚の一流ブランドだ、ということ。
そんなマンフロットが「信頼性が高く、軽量で持ち運びが簡単な超小型のトラベル三脚」として開発したのが、「Elementトラベル三脚 スモール」。

頑丈なアルミニウム合金製の三脚キットで、撮影時は高さ143cmまで伸長し、折りたたむと32cmまで小さくなるので、ツーリングバッグに入れるのも簡単。重量は1.15kgしかありませんから、ザックに収納して背負うのもOK。
デザインも、さすがイタリア、お洒落だと思います。色は黒/赤のほかに、黒/黒などもあります。

脚段数は5段で、ツイストロックをゆるめれば脚を伸ばせ、締めればそこで固定されます。
カメラの着脱がスムーズ

アルミニウム製ボールヘッドを使った雲台は、カメラの傾きを調整でき、水平方向に360度回転させられる自由雲台。カメラを雲台に素早く着脱するためのアルカスイス方式のクイックリリースプレートが取り付けられています。

これはクイックリリースプレートの裏側。

クイックリリースプレートの1/4インチカメラネジを使って、カメラに装着します。

あとはカメラ底部に固定されたクイックリリースプレートを、雲台のクイックリリースクランプにはめ込み、黄色い水準器付きのつまみを回してロックさせれば固定完了(確実に固定されているか、要チェック。これをミスすると、大事なカメラを落下させてしまう恐れがありますので)。
三脚での撮影が終わったら、クイックリリースプレートはカメラに装着したままにしておきます。そのままでも手持ち撮影できますし、次にまた三脚を使う際に素早く固定ができます。
開脚角度は3段階
脚の開脚角度は、3段階に調整できます。



開脚角度を最大に広げたときの最低高は、36cm。
開脚角度を最も狭い状態にして、5段の脚とセンターポールをすべて伸ばせば、全伸高143cmに。

これは全伸高143cmの状態。収納時には32cmしかありませんが、ここまで伸ばせるのです。
スプリング付きフックで安定性をアップ

センターコラム(雲台を上下させる中央の支柱)の下端に、フックが付いています。これは重りをつるして、三脚の安定性を高めるためのもの。

ロープを使って、ヘルメットをぶら下げてみました。フックに重量物をぶら下げれば、三脚の安定性が増すのです。
この三脚は重さが1.15kgと軽量ですから、重量物をぶら下げられるのは安心。

マンフロット「Elementトラベル三脚 スモール」はキャリングケース付きで、今回ご紹介したアルミ製の実売価格は1万円前後。筆者はもう7年も愛用しています。
さらに軽さを求めるなら、価格はアップしますがカーボン製もあります。
軽くコンパクトで、買い求めやすく、それでいて多機能。
ツーリングはもちろん、アウトドアや旅行などでも活躍するはずです。
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