ELIS 旅の軌跡

島根県から鳥取県に入り、数日間、鳥取県米子市に宿泊しました。

鳥取県米子の皆生温泉

米子市の「皆生(かいけ)温泉」は、海中から湧き出る温泉。別名「塩の湯」と言われていて、肌がツルツルになる!と女性に大人気なんです。

この近辺には、温泉巡りをできる入浴施設が充実しており、日帰り温泉を楽しむことができます。宿泊した宿の管理人の方に、おすすめの温泉を聞いてやってきたのが「おーゆ・ランド」。「OU」の文字にかなりのインパクトがあります。おーゆ・ランドでは、宿泊ができる上、皆生温泉の源泉をふんだんに使用した露天風呂、ふぁみりー風呂、サウナなどが楽しめます。

施設内には、63〜83℃と高温な源泉を利用して、自分で温泉たまごを作ることができるコーナーもありました。自分で作る経験も出来立てを食べられる経験もなかなかできないので、この施設を訪れた際にはぜひトライしてみてほしいです!

山陰地方独特の天気

「山陰地方」は、鳥取県と島根県の2県と山口県北部を指します。日照時間が短く、雨や雪が多い山陰の気候は、天気がとても変わりやすく、雨予報なのに晴れている、なんてこともしばしば。雨が降ってもすぐに止んで、虹がかかる景色を幾度も目にしました。

山陰地方を散策するときは、雨具を常に持ち歩くことをおすすめします。

ベストオブミルク!ひるぜんジャージーランド

米子市を出発し、鳥取市市街を目指します。

途中、岡山県の北部にある蒜山(ひるぜん)へ寄り道。ライダーの友達に「ひるぜんジャージーランド」は立ち寄るべき!と勧められ、やってきました。ひるぜんジャージーランドは「蒜山酪農農業協同組合」直営のレジャー施設で、充実したお土産コーナーはもちろん、レストランがあるのでジャージー牛を使ったランチもリーズナブルに楽しめます。そしてやっぱり食べたい、牧場のソフトクリーム。美味しいに決まってる!と当たり前の感覚で食べてみると、想像を超えるおいしさでした。

さっぱりとしているのに、めちゃくちゃコクがあり、クリームを掬ってみると濃厚さが見た目でもわかります。これまでも色々なソフトクリームを食べてきましたが、その中でもダントツの味わいでした。

あまりの美味しさに、ジャージー牛を使ったお土産をたくさん買ってしまいました。笑

ベニ屋のチキンカツカレー

蒜山からバイクを走らせ1時間半ほどで、鳥取市街に入りました。

まずは腹ごしらえに、鳥取駅の近くにあるご当地グルメの「ベニ屋」にやってきました。創業70年を迎える老舗喫茶で、名物は自家製カレールーの「チキンカツカレー」850円(税込)。

何時間、煮込まれたのだろう?と思われる濃い色をしたルーは、コクがありながらも少し甘めで、クセになる味。揚げたてのチキンカツは、衣がサクサクとしていて、肉厚でカレーによく合います。近くに住んでいたら通い詰めたくなるお店でした!

鳥取砂丘

鳥取の観光地として有名な「鳥取砂丘」。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4km、 東西16kmにも広がる観光可能な砂丘としては日本最大です。近くにはバイクや車の無料駐車場も完備されています。
駐車場から歩いて20分ほどで、まるで砂漠を歩いているかのような、一面砂しかない場所に辿り着きます。

自分がどこからきたのか、方角がわからなくなってしまいそうなほど広大で、一人で帰れるかどうか少し不安にもなりましたが、パラパラと人が歩いるのを見かけ安心しました。海からの風が強く、砂には波状の模様が延々と続いていて、まるで風が足跡を残しているようでした。そこに自分が歩いてきた足跡が残るのを見ていると、これまでの旅路の足跡のようで、色々な思い出が湧き上がってきました。

砂の美術館

砂の美術館は、2006年から定期的に開催されている砂の彫刻(砂像)を展示した美術館です。1年に一度、テーマを変えて展示が実施されており、2021年のテーマはチェコ&スロバキア編。歴史的建造物や当時の様子のイメージが、全て人の手で砂像として再現されています。一つ一つに臨場感が見事なまでに出ていて、砂で繊細な表現ができることに驚きました。

隣接している売店には、砂丘にちなんだ「砂カレー」などご当地のお土産が販売されているほか、「砂丘コーヒー」というご当地コーヒーも出店していました。砂丘や美術館を回った後も周辺散策を楽しめますよ!

 

今回のルートはこちら。トータル走行距離は約170キロでした。今回鳥取県を訪れたことで、これまでの旅や今回の西日本制覇の旅を含め「47都道府県をバイクで制覇する!」という目標を達成できました!

でも旅は無事に家に帰るまでが旅です。帰路に向かいつつ、次は滋賀県のレッドバロンの日帰りリゾート施設「カイザーベルクびわ湖」を目指します。

次回もお楽しみに!

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