みなさん、大河ドラマ「どうする家康」見てますか~! 本記事執筆時にはちょうど「設楽原の戦い」が終わったところ。物語も折り返しというタイミングですが、バイクで行ってきました、岡崎!
さて、三河地方に属する愛知県岡崎市は徳川家康公の生誕地です! あ、レッドバロンの創業地でもありました(爆) 岡崎市街にはレッドバロン関連施設がたくさんあるのですが、今回は華麗にスルーさせて頂いて(汗)、東岡崎駅からスタートしますよ。
ちなみに、「どうする家康」に関する大河ドラマ館は、静岡市(幼年・最晩年など)、浜松市(青・壮年期)と併せて計3館が運営されていますが、規模やクオリティの面で「岡崎が一番」という声が多いようです。
そして、駅前では超人気YouTubeクリエイター「東海オンエア」のウェルカムボードを発見!
郵便ポストもラッピングされていて、見つけたらテンションが上がります!
再開発の進む東岡崎駅で家康公像を激写!
まずやって来たのは名古屋鉄道(名鉄=めいてつ)の東岡崎駅。この一帯は今まさに再開発の真っただ中で、古い建物と真新しい建物が混在している状態です。
家康公像があるのは、新しく整備された駅東口から商業施設「オト リバーサイドテラス」に続いているデッキの上です。駅の中からそのまま行くなら東口の3階に位置するため、かなり高いところにあります。
ドーン!!! で、デカい!!!(語彙力)
想像の3倍はデカいです。
なんでも騎馬銅像としては日本最大だとか。松平元康から徳川家康に改名した25歳頃の姿をイメージして制作されたそうです。台座には家康の旗印でもある「厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど)=穢(けが)れた国土を嫌って、仏の世界を願い求める」が刻まれています。
なお、家康公像の真後ろに位置しているのが「オト リバーサイドテラス」で、乙川のほとりに建つオシャレな施設です。
ちなみに、東岡崎駅の北口には家康公の手形をかたどった石碑もあります。指の短さに共感…。
東岡崎駅へのアクセスですが、125cc以下ならオト リバーサイドテラスに停められますが、125cc超のバイクが停められる駐車場はないようです。駅周辺に予約制の駐車スペースがいくつかあるので、予約してから向かうことをオススメします。
家康公の生誕地、岡崎城には大河ドラマ館がある!
次にやってきたのは、その名も「大河ドラマ館」。大河ドラマが放送される度に主人公にゆかりのある地域に建てられるコラボ展示館です。※2024年1月8日にて閉館
岡崎の場合は、もともとこの地に建っていた「三河武士のやかた家康館」を改装することで運営されています。新たな箱を作らずに無駄なお金をかけないでうまく作り込んでいます。こういうやり方は好感が持てますね。
館内は撮影禁止の場所も多いのですが、キャストの等身大パネルと一緒に写真を撮れるような場所もあって、ファンの方はガッツリ楽しめる作りになっています。
また、「ドラマは全然見てないよ~」という方でも、三河武士のやかた家康館の展示が元々かなり良い内容なので、それをうまく流用した展示のおかげで家康公についてゼロから知ることもでき、ドラマと関係なく楽しめると思います。恐らく他の2館より評価が高いのはこの辺に理由があると思われます。
館内の展示物には複製品も多いですが、中には実物の鎧もあって興奮させられます!
写真は「鳩胸薄浅黄糸威具足(はとむねうすあさぎいとおどしぐそく)」という江戸中期のウサギをモデルにした伊予松山藩主松平家の家老職・原家に伝わる鎧です。
ウサ耳です! ハトムネとかウサギとか、なんかカワイイですね。
他にも見所いっぱいの岡崎公園を歩こう!
さて、立地の紹介が遅れましたが、ここは岡崎公園という場所で、岡崎城の縄張りを活かして作られています。園内には1959年に復元された天守(コンクリート造りで展望可)のほか、そのままの姿を残す「清海堀(せいかいぼり~湾曲した空堀)」や石垣などが残されています。
岡崎公園は家康公の生誕地ということで、産湯に使用されたという「東照公産湯の井戸」や家康公のえな(胞衣)を埋めたと伝わる「東照公えな塚」などもあり、家康公の存在をリアルに感じられる場所なのです。
このほか、家康公の銅像2体(晩年の立像としかみ像)、本多平八郎忠勝の銅像、からくり時計なども見所です。
本多忠勝像はさすがに武人という感じですね。天下三名槍のひとつ「蜻蛉切(とんぼぎり)」を右手に持っています。
しかみ像は、家康公が武田信玄に敗れた三方ヶ原の戦い(1573年)の後、自戒を込めて描かせたという「徳川家康三方ヶ原戦役画像」を基に作られています。
そして、これが名所のからくり時計です。毎時00分・30分に家康公の人形が能を舞い、あの有名な遺訓を語ります。めっちゃ雨でスイマセン(雨でも動いてるってすごい)。
岡崎公園ではバイクをどこに停めるのか?(切実)
最後に岡崎公園へのバイクでのアクセスを紹介します。ほぼ周知されてませんので(爆)お間違えなく。バイク置き場はありませんが、大手門の近くの国道1号線に面した自転車置き場に停めます。
駐輪場とは言え、けっこう広いのが救いです。ぜひここに「バイク置き場」という看板を立ててほしいところです。
今回、自分が乗っているのはホンダ「CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary」です。なお、駐輪場までのオススメ進入ルートは、国道1号線に面したバス出入口でバイクを降りて駐輪場まで押していくというものです。
これなら歩道部分が若干ですが下りになっています。あ、歩道ではエンジンを切ってくださいね(良い子のお約束)。
次回は、岡崎市街の家康公ゆかりの地から、少し走って岡崎郊外、最後は三河湖(豊田市)まで向かいます。※ド雨ですけど
後編に続く!