ELIS 旅の軌跡

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最近はアウトドアブームで、キャンプツーリングをするライダーを見かけることが多くなりました。これからはキャンプに適した季節になってきます。今回の西日本の旅では、ホテルやゲストハウスに泊まることもあれば、キャンプをすることもあります。

キャンプの醍醐味は、なんといっても開放感のある時間を過ごせること。普段の生活から少し離れて自然の中に身を置くことで、朝起きたときの心地良さが違ったり、作ったご飯がいつもより美味しく感じられます。

キャンプ場にもよりますが、バイクを隣に置いて眠ることができるテントサイトが私は好きです。

キャンプツーリングをしてみたいけど、どうしたらいいのか?何が必要なのか?

私がキャンプを始めたきっかけや、キャンプで必要なものなどを今回の記事でお伝えしていきます!

 

キャンプを始めた、きっかけ

きっかけは、キャンプグッズが次々と集まり出した不思議な出来事がきっかけです。「バイクでキャンプをしてみたいな」と思っていたものの、周りにキャンプをするライダーの友達はおらず、特にアウトドアショップに足を運ぶわけでもありませんでした。

でも、SNSで投稿した写真が雑誌に使われたお礼のグッズや、懸賞に当選したり、集まるものは「キャンプで使うアイテム」。これはキャンプをしなさいと言うことだな!と勝手な解釈のもと、手探りながらにキャンプ道具を集め始めました。

初バイクキャンプにしてソロキャンプデビュー

初めてのキャンプは、なんとソロキャンプから始まりました。目的地は兵庫県の淡路島。

初めてなので、安心安全で設備も充実した『休暇村南淡路』のキャンプ場を選びました。電源付きで、区画もあり、バイクはテントの横に停められます。

キャンプツーリングにマストなキャンプグッズ

テントは2〜3人用

テントを選ぶ時に2〜3人用のテントをおすすめします。キャンプをしていて、朝起きた時にテントに水滴がびっしりついている…というのはよくあること。これは「結露」によるものです。

春夏に比べて気温がグッと低くなる冬は、この結露が特に起こりやすい季節。せっかくの荷物が濡れてしまっては、着替えも気分も台無し!

1人用のテントだと、1人が寝るスペースしかないので荷物は外に置くしかないのですが、2〜3人用なら中に入れるスペースがあるので、露対策にも防犯対策にもなります。

寝袋

寝袋は、2000円台で買えるものから、数万円するものまで様々あります。安い物は生地が薄いので、夏場なら十分です。ですが、冬はとても寝れません。

なので、少し値が張りますが私はモンベルを購入しました。 コンパクトに収納できる上、すごくあったかい。サイズもキッズ・レディース・メンズと豊富にあって体型に合ったものを選ぶと寝袋と身体が密着して、秋・冬のキャンプも寒さに耐えながら過ごさなくてはいけない、なんてこともなくなります。

 

サンダル

サンダルなんていつ使うの?と思うかもしれません。でも、キャンプは日常生活がそのまま外に移ります。トイレやシャワーに行く時や、外で作業するときにブーツを履いたり脱いだりすることもなく、足も疲れずに快適に過ごすことができます。

厚手のタイプだと少し荷物がかさばるので、私はビーチサンダルを愛用しています。

LED照明

キャンプ場に着くのが遅くなってしまった時や、夜中にトイレに行く時など、ライトがあると便利です。様々なタイプのライトが発売されていて、電池タイプ・USBで充電するタイプ・太陽光で充電するタイプなどがありますが、用途や必要だと思う光の明るさで選びましょう。

ブルーシート

ブルーシートはテントの下に敷く時に使います。ホームセンターで数百円で買えるし、意外にも防水機能がしっかりしています。

芝生でも土でも、テントを直に地面につけてしまうと濡れたり汚れてしまうこともあります。濡れたまま放置するとカビの原因にもなるので、ブルーシートを敷いておくことをおすすめします。

エアマット

寝袋の下に敷くエアマットがあるとより快適な睡眠となります。テントの上に寝袋だけで寝ると、身体の重みで寝袋ごと地面に当たってしまい、痛くて眠れないなんてことも…。

 

ちなみに、キャンプ用のマットにどんな種類があるかは、ツーリングマガジン「アウトライダー」編集長を務めた菅生さんが執筆されたこちらの記事で確認できます!

アウトドアチェア

テントを張り終えると、一息つきたくなります。アウトドアチェアがあれば、腰掛けてゆったりとした時間を過ごすことができます。

キャンプ場の選び方

キャンプ場は、無料で使用できるところ、しっかりと整備されていてシャワーなどがある有料のところなど様々です。

「キャンプ場マップ」というアプリケーションを使えば、前もってキャンプ場を決めなくても、現在地から近くのキャンプ場を探すことができて、旅先でも簡単に見つけることができます。

一人も楽しいけど、誰かとはもっと楽しい!

一人の時間をゆったりと過ごすことがきるソロキャンプももちろんいいのですが、ライダー友達と一緒に過ごすキャンプは、もっといい!

住んでいる場所や年齢が違ってもバイクという共通の趣味が「キャンプで過ごす時間」を最高に盛り上げてくれます。

 

これからは、キャンプにぴったりの季節。まだバイクでキャンプに出かけたことのない人も、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

つづく

 

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