バズワードにもなっている#バイク女子
先日、沖縄に行ってきました。ボク(青木タカオ)が編集長を務めるハーレー専門誌『WITHHARLEY』(ウィズハーレー、内外出版社)のツーリング企画の撮影・取材です。
レポーター役として誌面やYou Tubeに登場してくださったのが、若干21歳の #バイク女子 のゆうなさん。プライベートでも『ストリートグライド』(2010年式)を愛車に全国を駆け回るリアルな #ハーレー女子 です。
SNSに慣れている人は、よくご存知でしょう。#(ハッシュタグ)をつけるのが、SNSなどデジタルコンテンツの中で目立たせるコツでして、ココでもやってみました。
「バイク女子」という言葉は最近よく耳にしますが、「ハーレー女子」もまたSNSなどでよく目にするようになり、ボクもウィズハーレーの誌面上やイベントなどで使わせていただいています。
もちろん、ハーレーダビッドソンジャパンの野田一夫代表取締役社長も認知していて、「ハーレー女子という言葉がバズワードとなっています」と、東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスでおっしゃっておりました。
撮影担当はベテラン写真家
ゆうなさんのような小柄で華奢な女性が大きなツーリングモデルを颯爽と走らせる姿はカッコイイもので、撮影を担当する超ベテランフォトグラファーである磯部孝夫さんもシャッターを押すのに、ますます力が入ります。
ちなみに最近は「ハーレー女子」からさらに細分化され、ツーリングモデルに乗るレディースライダーたちを「ツーリング女子」と呼ぶそうで、つまり、ゆうなちゃんは「バイク女子」であり「ハーレー女子」そして「ツーリング女子」と、少なくとも3つのハッシュタグをつけることとなるのです。
デジタルの世界はトレンドが目まぐるしく変わっていくので、これを書いている2023年5月でのハナシであることも明記しておきます。数年後にこれを読んだ人が「もう、そんなタグは付けないよ、時代遅れも甚だしい、プププ……」と笑われるかもしれませんので、書いておきます。
南国ムード漂う夜のドライブイン
ハナシはだいぶそれましたが、沖縄をツーリングするのは楽しいですよね。ボクはプライベートでも仕事でも、何度も訪れたことがあり、メディアで紹介するべき観光スポットや絶景ルート、おすすめのフード、飲食店などだいたいは網羅しており、ゆうなさんと磯部さんらのおかげもあって撮影はスムーズにおこなうことができました。
何度足を運んでも「好きだな、この感じ」と思うのが、恩納村にある「シーサイドドライブイン」です。創業1967年と歴史があり、昭和の頃に全国の国道沿いにあった“ドライブイン”のムードがそのまんま残っています。
ココは冷蔵庫の製造業者として米軍基地に出入りしていた創業者が、基地の中のレストランの様子を見て、そのスタイルを気に入ってスタートしたとのこと。アメリカンカルチャーにたっぷりと影響を受けていることが一目瞭然です。
その名の通り、シーサイドにあるため、レストランからは海を眺めることができ、もうサイコーとしか言いようがありません。サンセットスポットとして有名ですから、ツーリングで立ち寄るなら、さまざまな時間で楽しめます。
今回、ボクは日が暮れてから行きました。そう、海を見ることはできませんが、夜の雰囲気がとても好きなんです。
■シーサイドドライブイン
沖縄県国頭郡恩納村仲泊885
日が暮れてからが本番!
そして何より、70〜80年代からマン島レースや世界選手権ロードレースで写真を撮ってきた巨匠カメラマンの、暗くなってからの写真にボクは惚れ込んでおりまして、一緒にデイトナバイクウィークやミルウォーキーのリユニオンへ行ったときも、夜の撮影が楽しみなのです。
取材やロケは朝早くからおこなって、夕方にはもう身体はヘトヘトなのですが、70歳を超えた写真家はボクよりも遥かに元気ハツラツとし、夜遅くまでシューティングに励むのでした。
レポートは動画でご覧ください!!
今回は、ハーレー女子と沖縄のハナシをメインにしようと思っていましたが、最後はウィズハーレーの撮影、はたまたその前身であったバージンハーレー誌やHOTBIKE JAPANなどで取材をともにし、いろいろと学ばせていただいた大先輩・磯部孝夫さんのお話で締めくくらせていただきます。
なお、「キュートなバイク女子や沖縄の爽快な風景を見せてくれよー」というご要望につきましては、コチラの動画をぜひご覧いただけたらと思います。今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。