テツブサと加賀山さんだ!
こんにちは青木タカオです。“日本一の草レース”と人気を博しているのが『テイスト・オブ・ツクバ』(以下、T.O.T)。鉄のオリジナルフレームマシンが続々登場し、スリリングなレースが展開されています。
T.O.T神楽月ステージ(5月10-11日)の本番を直前に控えた日、ボクは筑波サーキットにいました。
最近、ハーレーダビッドソン『X500』でスポーツライディングを楽しんでいて、走行後に仲間たちとまったりしていると、異次元の凄まじいスピードでコースを駆け抜けていくマシンたちに感激し、胸をときめかしたのです。
ピットに近寄ると、Team KAGAYAMA(チーム加賀山)の超弩級モンスター『鐵隼(テツブサ)』を目の当たりにすることができました。
テツブサは、スズキ・ハヤブサの水冷1300ccエンジンをオリジナルの鉄フレームに積み、T.O.T最高峰クラス『D.O.B.A.R. HERCULES(ドーバー・ハーキュリーズ)』に出場する超人気マシンです。
さらにレジェンドライダーである加賀山就臣(かがやま ゆきお)さんのお話を聞き、お写真も撮らせていただいたというのが、前回のお話でした。まだ読んでいない人はコチラ。じつは、その続きがまだあるのでした。
今度はZ1000RRだ!!
ピットをキョロキョロ。「T.O.Tのマシンがいっぱいいるぞ!」とワクワクしつつ、筑波マイスターであるエキスパートライダーの上田隆仁さん(詳細は前回にて)についていくと、今シーズンはFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦中の現役国際ライダーの渡辺一樹選手の姿が!
同じ山梨県出身ということもあるのでしょう。加賀山選手に続いて今度はなんと上田さん、渡辺選手とも言葉を交わし、写真を撮る承諾を取ってくださるのでした!!
うぉ〜、かっ、感激です!!
快諾してくださった渡辺一樹選手が、ゼッケン70のマシンの前に立ってくださいます。パワービルダー『Z1000RR』は、カワサキZ1000のスチールフレームをベースにした車体に、ZX-10Rのハイパワーエンジンを積む、これまたT.O.Tならではの怪物マシンです。
加賀山選手&テツブサでの撮影に続き、すかさずボクは「ポポさん、一緒に入って!!」と、厚かましくお願い。サーキット女子であるポポさんのことは前回ご紹介した通り。晴れて2ショット写真が撮れたのでした。
渡辺選手のZ1000RRはポールポジションを獲得するものの、決勝レースでは転倒するアクシデントがあり、今回は惜しくもリタイヤ。加賀山選手はホールショットからレースをリードし、4位でフィニッシュとなりました。次戦のT.O.Tも注目していきたいと思います。
スーパーチャージャー搭載車も!
T.O.Tの有力マシンたちを立て続けに見れるなんて、コーフンが収まりません!
Garage414&WoodStockのブルーのマシンは、スーパーチャージャーを搭載するカワサキ『ニンジャH2R』。これまたモンスターと呼ぶに相応しいハーキュリーズクラスのレーサーです。
コチラはモンスタークラスを優勝したPOWER BUILDER GSX1100S KATANAです!
ボクたちの好きなカタナや900ニンジャたちが、そのままの姿で熱きバトルを繰り広げるB.O.T。人気があるのも、うなづけますね!!
サーキット飯がうまいっ!!
筑波サーキットでのお楽しみは「もつ定」です。コントロールタワー近くにあるドライバーズサロンの食堂では、ずっと変わらない定番メニューとして「もつ定食」(900円)が人気となっています。
平日なら空いていますが、T.O.Tなど人気のレース日なら外に長い行列ができることも。「七味を入れると、もっと美味しい」と教えてもらってから、ボクは豪快にふりかえていただいています。
サーキットで走った後、あるいは走る前でも!? 少し辛くて深みのある美味しい汁をすすりながら、ご飯をかっ込むとサイコーなのです。さらに味噌汁も付いていて、この組み合わせがなんだか懐かしい味で、たまりません!! お漬物が「きゅうりのキューちゃん」っていうのも素敵です。
風情ある昭和の食堂という雰囲気のドライバーズサロン、通称「ドラサロ」の建物も好きです。
2回にわたって、お伝えしましたテイスト・オブ・ツクバの超弩級マシンたち&サーキット女子ポポちゃんのレジェンドライダー2ショットGET大作戦でした。最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。