これヨンフォアだろ!

こんにちは、青木タカオです。なんて、のんきに挨拶している場合ではありませんっ!モーターサイクルショー2026のブース内容を事前に紹介するホンダの公式特設サイトに、新たなティザーコンテンツが追加されました。

そこに登場したのは、明らかに“あの名車”を思わせるネイキッドのシルエットなのです!!

映像タイトルを「Next Stage 4 You」とした動画はわずか30秒ほど。街や自然の風景を背景にしつつ、中央に浮かび上がる端正なプロポーションのネイキッドモデルは「いったい、なんだ!?」「よく見えない」「見せて!!」と思っている間に、すぐさま「Coming Soon…」そして「MOTORCYCLE SHOW 2026」と表示され、終了してしまいます。

何度も再生し、一時停止で目を凝らして見たのはボクだけではないはず。車体の輪郭は、ホンダ・スーパーフォアの系譜を強く感じさせるもので、明るい背景のカットでは全体のフォルムが確認でき、直列4気筒エンジンを搭載するモデルであることをイメージせずにはいられません!!

この動画に映し出された車体のシルエットが意味するものは何か?ヒントのひとつが昨年、中国で発表され大きな話題を呼んだ『CB500スーパーフォア』の存在です。

今回のティザーに映る車体は、そのデザインとほぼ同一のフォルムを持っています。もし、これが日本向けモデルとして用意されるのであれば、誰もが思い浮かべるのが『CB400スーパーフォア』の復活というシナリオでしょう。


公開中の『モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト』には、この動画の他に展示予定リストがあり、これを書いている現在も「COMING SOON」と記されて謎のままのモデルが2枠存在しています。

そのうちの1台が、この新型スーパーフォアである可能性は極めて高いとみていいでしょう!

ベースとされる『CB500スーパーフォア』は新設計の502cc並列4気筒エンジンを搭載。これは電子制御クラッチ機構「Eクラッチ」を採用することを前提に設計された新世代のパワーユニットになっています。

従来のように、クラッチカバーの上にEクラッチユニットを後付けする構造ではなく、ドライブスプロケット上部付近にアクチュエーターを配置し、プッシュロッドを介してクラッチを作動させるレイアウトが採用されています。

この構造によって、外観デザインの自由度を損なうことなく、ニーグリップやライディングポジションへの影響も最小限に抑えられます。Eクラッチの普及を本気で見据えたホンダの設計思想が、エンジンの構造からも見えてくるのです。

もし、日本市場へ導入されるのなら、国内では4年ぶりとなるスーパーフォアの復活となります。かつてヨンヒャク四発の王道として君臨した『CB400スーパーフォア』の名が再び戻ってくるのでしょうか。

モーターサイクルショー2026 ホンダブース

▲モーターサイクルショー2026 ホンダブース

真相が明らかになるのは、大阪を皮切りに東京・名古屋で開催されていくモーターサイクルショーの会場です。もちろん毎年、ボクも大阪のプレスデーから取材しますので、続報を乞うご期待!

ホンダCB400スーパーフォア(2019年12月発売)

2022年10月に生産終了となったホンダCB400スーパーフォア(2019年12月発売)。復活を待ち望む声は大きい。

過給機搭載V3エンジン積んでるぞ!!

ホンダ V3R 900 E-Compressor Prototype(参考出品)

▲ホンダ V3R 900 E-Compressor Prototype(参考出品)

モーターサイクルショーのホンダブースで見逃せない展示車両は、まだあります。ボクが注目するのは2025年11月にイタリア・ミラノで開催されたEICMA2025にて世界初公開されたコンセプトモデル『V3R 900 E-Compressor Prototype(V3R 900 Eコンプレッサープロトタイプ)』です。

一昨年のEICMA2024で公開された電子制御過給機付きのV型3気筒エンジンを、コンパクトでスリムなトレリスフレームに搭載。DOHCの水冷75度V3エンジンの排気量は900ccで、二輪車としては世界初となる電子制御コンプレッサーを採用しています。

過給機といえば、排気圧でタービンを回すターボ、あるいはエンジンのクランク軸から動力を取り出すスーパーチャージャーですが、どちらとも異なる電動式。ブースト圧を電子的に緻密に制御し、低回転域から即応する高トルクを発生させることを実現します。

900ccながら1200ccクラスに匹敵するパフォーマンスを発揮し、環境効率の向上も達成しているといいますから、期待せずにはいられません。

フロント120/70ZR17、リヤ200/55ZR17というタイヤサイズで、フロントフォークはショーワ製SFF-BP、リアサスはプロアーム式になっています。

ホンダはV3R 900 Eコンプレッサープロトタイプのティザー動画も公開済みですので、最後にぜひご覧ください。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■第42回 大阪モーターサイクルショー2026 開催概要
開催日時
3月20日(金)10:00~17:00
3月21日(土)10:00~17:00
3月22日(日)10:00~17:00
開催場所
インテックス大阪 1・2号館、屋外特設会場
主催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会

■第53回 東京モーターサイクルショー2026 開催概要
開催日時
3月27日(金)10:00~13:00(特別公開)/13:00~18:00(一般公開)
3月28日(土)10:00~18:00(一般公開)
3月29日(日)10:00~17:00(一般公開)
開催場所
東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール、アトリウム、西屋上展示場
主催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会

■第5回 名古屋モーターサイクルショー 開催概要
開催日時
4月10日(金)10:00~17:00
4月11日(土)9:00~17:00
4月12日(日)9:00~17:00
開催場所
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
主催:名古屋モーターサイクルショー実行委員会

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