古い街並みや懐かしい景色がよく似合うカワサキW1

こんにちは、青木タカオです。ボクの愛車、カワサキW1SA(1971年式)に乗ると、昭和の香りを求めたくなります。

昭和の乗り物を堪能しているからでしょうか、古い街並みや懐かしい景色に自分もダブワンもその風景に溶け込みたくて、ウロウロしてしまうのです。

先日もまた、そんな雰囲気が漂う方向へ、あてもなく走り続けました。東京の東の外れから江戸川沿いをひたすら北上していくのが、ボクは好き。

信号が少なく、クルマの流れは50年以上前のバイクで走るには、ちょうどいい速度域なのです。

そのまま進めば、江戸川はやがて利根川と合流。その上流で渡良瀬川と分岐し、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県にまたがる渡良瀬遊水地へと至ります。

茨城県の古河(こが)から渡良瀬遊水地まで走ったのは、つい最近だった気がするものの、ボクの記憶は仕事以外のことになると、とても曖昧です。2023年の10月のことだったことが、ここForRの記事に残っています。

川魚料理が名物の宿場町からダブワンで日本一大きなハート渡良瀬遊水地へ!

仕事が忙しすぎるのでしょうか。毎日、駆け足で走っているかのような日々が続くからなのか、いつも周囲を困惑させています。

ボクの気持ちの中では、お話ししたばかりという感覚の人でも、相手からは「ご無沙汰してます」とか「お久しぶり」と言われてしまいます。

「あれ? この間、一緒にお酒を飲まなかったっけ?」と返すと、「あれからもう、5〜6年が経ってるよ」なんて言われることが、よくあります。

編集長を務めている『ウィズハーレー』(内外出版社)が創刊したのは、2019年10月のことですが、ボクの中では“まだ新しいメディア”という感覚なので、取材するときなどは「新参者ですが……」などと言ってしまいます。

気がつけば、7年が経とうとしているから月日が経つのは早いものです。ただし、競合誌たちは1990年代からスタートしていますから、それと比べれば新参者であることは間違いありません。

次号「モトメカニック」に乞うご期待!

『ウィズハーレー』が書店に並び、一息ついたらダブワンに乗る機会が増えます。ここでもお伝えしてきた通り、最近は『モトメカニック』誌の企画でピストンを交換し、さらに鋳鉄スリーブにニッケルシリコンカーバイトメッキを組み込むという大掛かりな作業をしたばかり。

さらに、ここではネタバレになってしまうのでまだ言えませんが、次号5月下旬発売の『モトメカニックVol.27』では、さらなる改良がボクのW1SAに施されました。

田口かつみ編集長から「その後、ダブワンの調子はどうだい? 記事をつくるためにもたくさん乗って、ライドフィールがどう変わったのか、何か気づいた点はないか、たくさん教えてくれたまえ。始動性は? パワーは?」といったメッセージが定期的に届きます。

なので、ボクもしっかりとお答えしなければと、乗って確かめたくなります。暖かくなってきて、バイクで走るには絶好のシーズンになってきましたから、なおさらです!

常連になると決めた!!

茨城県猿島郡境町にある『風流手打ちそば・うどん 天吉』にて、遅めのお昼ご飯。どうでしょうか、昭和の風情が残っている、とてもいい建物ではありませんか。

店内もまさに昭和感たっぷり。奥には小上がり、座敷席もあり、たいへん立派なお店です。

メニューが豊富で、とても迷いました。「ここは今後、何度も来ることになるぞ!」「常連になるのだ!!」と心の中で誓い、今回はまず「穴子天丼セット、冷たいお蕎麦でお願いします」と、注文しました。

ジャーン!!

このボリューム、揚げたての天ぷらがご飯の上にたくさん載っていて、さらに喉越しがいい盛り蕎麦がセットで1200円(税込み)。すっ、素晴らしすぎます!

天吉(てんきち)の店名から、きっと天ぷらは外せないと睨んだ通り、サクサクで美味しい。

ランチタイムとしては、最後のお客さんになってしまったのですが、ご主人と女将さんが「のれんはいったん仕舞いますが、どうぞゆっくり召し上がってくださいね」と嬉しいお言葉。

お店のムード、美味さ、リーズナブルな価格設定、そしてご配慮に、ボクはもう天吉の大ファンになりました。

店内には茨城県下妻市出身、阪神タイガース大山悠輔選手の茨城県トラック協会の交通安全啓発ポスターが貼られています。

手が空いていることを確かめつつ、女将さんに「お蕎麦も美味しいし、建物も風情があっていいですね。それに、このポスターの大山選手って茨城出身で、ご実家がお蕎麦屋さんなんですよね。ボクはプロ野球ファンなので、初めて見て思わず“おおっ”ってなりました」と、話しかけました。

すると女将さんは、「あらそうなの。なんてお店?」と興味を示してくださった。ボクがスマートフォンで調べた内容を伝えると、すぐにメモを取りはじめる。

「ふーん、そうなの」くらいしか反応がないかと思いきや、聞いたことをきちんと書き留め、「今度、お蕎麦屋さんの会合で聞いてみようかしら」と言っていました。その好奇心の旺盛さこそが、若々しさの秘訣なのかもしれません。

天吉さん。地元の常連客に長く愛されていることは間違いありません。ボクも“にわかファン”として、その一員に加わらせていただきます。

餃子と焼きそば、次の目標ができた!!

ダブワンは絶好調。国道4号線バイパスに出れば、どこまでも走り続けたくなる。順調に距離を伸ばし、たどり着いたのは日も落ちた頃の宇都宮でした。

いい加減、戻らないといけない。せめて、どこかを到着地点に。そう思って向かったのが、宇都宮市内にある“餃子通り”。

『ジパングツーリング』(2009年に休刊)の企画などで何度も訪れているが、それもずいぶん昔のことのはずです。

通りには『GYOZAモニュメント』が立っていました。初めて目にしましたが、それもそのはず。完成は2022年だということを、帰宅してから調べて知りました。

餃子通りの名店にはいずれも行列ができていたため、今回はそのまま帰路へつくことに。

次に訪れるのなら、ぜひ立ち寄りたいのが『石田屋やきそば店』。創業50年以上の老舗で、餃子通りから少し離れた場所にありました。

ソースの香りが食欲をそそる、どこか懐かしい味わいと評判です。次こそは、ぜひやきそばも味わってみたいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがととうございました。

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