10月22日(土)、山梨県の「ふじてんリゾート」でヤマハオーナーとヤマハファンが集うイベント「ヤマハモーターサイクルデー2022」が開催された。天気快晴ということもあってか、約5,000名(2輪車:3,200台、4輪車:600台)ものヤマハファンが訪れた。イベントの模様をお届けしよう!
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ヤマハファンならヤマハ車以外でもOK!
開場は9時、富士山が間近に見えるちょっと雰囲気の良い道を、次から次にヤマハのバイクが走ってくる。原付から大型バイクまで多種多様だ。
ヤマハモーターサイクルデーは、一日中ステージイベントをやっているというものではなくて、ツーリングの途中にちょっと立ち寄ってもらう、仲間と再会し語り合ってもらう場づくりというコンセプトで行われている。
ヤマハファンなら他メーカーのバイクで来てもOK! 駐車場もヤマハ車と区別されないので、仲間と離れることもなく安心だ。
記念のオフィシャルTシャツ(税込3,000円)といった物販もあるけど、行列を作って購入するという感じではない。なんか会場に漂ってる雰囲気がジェントルなんだよね。ヤマハオーナーの気質だろうか。
会場は縁日みたい! 散策するのも楽しいよ
場内に人は多いんだけど、のんびりしているというか、ケータリングも多く出ていて、来場者も自分たちのペースで思い思いに過ごしている。地域の縁日や秋祭りのような自由でまったりとした雰囲気だ。
もちろん、会場の中央にはヤマハの車両がどーんと展示され、自由にまたがったり写真を撮ることもできるぞ。
中には参考出品モデルも。パリダカファンならたまらないカラーリングだ。
ヤマハによるブース展示や用品メーカー等によるブース出展もたくさんあって、会場の両サイドにはテントが並んでいる。
YAMALUBEのケミカル体験や相談会のほか「ヤマハの手」というブースでは、シリンダーやスイングアーム、タンクといったパーツが展示され、素材の違いなどを手で触れて感じることができた。
あ、知り合い発見! ということで、 プロトの吉田くん(右のロン毛の方。プライベートで来ていた)を無理やり激写したり(笑)
プロトさんが推してくれたのはオランダのウェアメーカー「REV'IT!(レブイット)」のKRIEGA(クリーガ)と共同開発した防水バックパック。アドベンチャーバイクに似合いそうだ。ちなみに、クリーガはイギリスのライダー専用バッグメーカーです。
継続する力! YAMAHA NICE RIDE募金!
10時30分からは、ステージイベントとして、ヤマハのミーティングイベントで恒例の「YAMAHA NICE RIDE募金贈呈式」も行われた。全国のYSPやイベント・レース会場などで集められた盲導犬の育成募金を公益財団法人日本盲導犬協会にお渡しするのだ。
「継続は力なりとつくづく感じています…」とはヤマハ発動機販売の石井謙司社長のコメント。今年で33年目! 総額9,700万円超って本当にすごい! ヤマハのこういうところは好感度大だよね。
会場を歩いていた可愛いワンちゃんを発見! ツヴァイちゃんと飼い主のおにぎりさん(MT-09オーナー)。バイクに乗ることに慣れていて、2人でいろんなところにツーリングに行くんだそう。
集合写真は2回! 抽選会も行われたぞ
あまりガツガツと催しをやってるわけではないけど、集合写真は午前と午後の2回あって、ドローンによる撮影も行われて盛り上がった。
また、13時からはヤマハグッズ等が当たる抽選会も行われた。じゃんけん大会ではなく抽選会というのは珍しいかも。ちなみに抽選番号は受付でもらったオリジナルステッカーの台紙に記載されていた。
来場者に大人気のフォトスポット!行列も!
会場内には何か所かフォトスポットも用意されている。特に入口近くのスペースでは、オーナーズクラブが撮影の順番待ちを作っていた。
トリシティからVMAXやNIKENまで、様々な車種のオーナーズクラブがこの前で記念撮影をしていくのだ。これはいい思い出になるよね。
メッセージボードのスペースもあっという間に埋まっていた。やっぱりセロー250の復活を望む声は多かった。
ちなみに、メイン会場から少し歩いたゲレンデ(スキー場)では、YPJの試乗会が行われていた。YPJというのはヤマハのE-BIKE(電動アシストスポーツ自転車)ブランドでグラベルバイクでゲレンデを試乗できた。
駐車場の一画で、ただならぬ雰囲気を漂わせていた「XTZ750 スーパーテネレ」愛好家の皆さん。こう見えて今日初めて会った人たちだ。「新しいテネレ700はどうですか?」と聞いたら「いいとは思うけど、まだこれに乗り続けたい」とのこと。
皆さん、パリダカブームで育ってきたおじさん達だが、パーツが手に入らないので林道では絶対にコケられないとか。3Dプリンターでパーツを作ることもあるそう…。ヤマハさん、パーツ出してあげて~!(切実)
会場で見つけたレッドバロンユーザー!
●畠山さん(秋田県秋田市・37歳)/MT-09トレーサー:「昨日の夜9時に友人と2人で秋田を出て、道を間違えたりして朝の8時に着きました(笑)。トレーサーのオーナーも集まってるし、一度は来てみたかったのでうれしいです」。
愛車のトレーサーは2020年式の新車をレッドバロン秋田で購入。東北各地をツーリングして楽しんでいるが「軽いので扱いやすくて、ついつい距離が延びてしまいます。レッドバロンにはオイルリザーブサービスやタイヤ交換でお世話になっています」とのこと。
●高畑さん(千葉県浦安市・25歳)/MT-03:「富士五湖や道志の紅葉ツーリングを兼ねてミーティングに参加しました。レッドバロン千葉本店で納車してまだ1年くらいですがMT-03にはひとめぼれです。デザインが気に入ってるし軽くて乗りやすくて気に入ってます。いまはマフラーを変えようかどうか迷ってますね」。
●安藤さん(千葉県・26歳)/VFR800F:高畑さんの高校時代の同級生で高畑さんにレッドバロンでの購入を勧めたレッドバロン袖ケ浦ユーザー。白バイが好きでVFRを選んだとのこと。納得です!
イベント閉会時には石井社長ほかヤマハのスタッフが来場者を見送った。会場の場所がいいので、これから富士山周辺のツーリングに出かける参加者も多そうだ。ヤマハファンの方はぜひ来年参加してみてね!