林道ツーリングに行ってきた!

僕の愛車・XR BAJAに装着しているレッドバロンとJVCケンウッド、あいおいニッセイ同和損保が共同開発した「ROM ONESドライブレコーダー」。その性能や使い勝手が素晴らしいので、読者の皆さんにも紹介したいと思った当シリーズもいよいよ最終回! 3回目となる今回は、1月に行った林道ツーリングの模様を紹介。

北関東某所に行ったのだが、その際に撮影した映像を
・街中
・高速道路
・林道
・夜間
と、4つのシーンに分けて紹介したい。

 

パソコンで旅の記録を確認

……と、その前に。ONESドライブレコーダー本体からSDカードを取り出し、カード内のデータをパソコンに取り込む。

そして、あらかじめインストールしておいたパソコン専用アプリ「ツーリングEYEs VIEWER」を立ち上げ、取り込んだデータを確認すると……

画像左上が映像ファイル。1分ごとに区切られているが、スマホアプリであらかじめ、30秒と3分間を選ぶこともできる。その下がマップで、映像と連動している。走行画像左側がフロントカメラ、右側がリアカメラ。下のグラフが加速度(G)で、右下がスピードメーターだ。


なんと選択したファイルの走行映像、マップ、速度、さらに加速度(G)までもが確認できるのだ。もちろん、走行映像は前後カメラ同時に見られる。

各ファイルや映像には日時も記録されているので、旅の思い出として、これほど心強いものはない。

もちろん、事故の際の証拠映像としても頼もしい存在だ。


SDカード内のデータは上の写真のようにファイル分けされている。

NORMALフォルダは通常の走行映像。SDカードの容量がいっぱいになると、古いファイルから上書きされていく。

一番上のEVENTフォルダには衝撃感知などで録画された15秒の映像が保存されている。事故などで衝撃が加わった際は、衝撃前の10秒と衝撃後の5秒の計15秒の映像が、このEVENTフォルダに保存される。

NMEAフォルダには走行映像に紐づけられたマップや速度などの各データが入っているようだ。

このように、SDカード内には映像をはじめ、重要なデータが格納されている。

そして今回、このデータのなかから、上記シチュエーション(街中/高速道路/林道/夜間)に合った走行映像をチョイスし、YouTubeにアップしてみた。

その実力をご覧いただきたい!

※視聴する環境によって見え方が異なる場合があります。

ONESドライブレコーダー……実際の映像

街中・下道

1月某日、ForRでもお馴染みの(株)ミヤシーノ・宮下さんに誘われて、北関東日帰り林道ツーリングに行ってきた。メンバーは僕の他に青木さんや谷田貝さんといったForRメンバーをはじめ、皆、業界の先輩方。

遅刻しないように、早朝に東京都小平市にある我が家を出発する。目指すは圏央道・入間ICだ。

というわけで、はじめの映像は高速道路に向かうまでの下道。つまり、なんの変哲もない“普通の道”だ。

街中(フロントカメラ)

街中(リアカメラ)

もちろん、なんの問題もなく、キレイに録画できている。第1関門はクリアしたといったところだ(笑)。

 

高速道路


下道に比べて速度がグッと上がる高速道路。車体の揺れはもちろん、道路の継ぎ目などでのショックも大きくなる。

速度が上がるので、もしかすると標識などが流れて見えなくなるのでは? と思ったが……

高速道路(フロントカメラ)


高速道路(リアカメラ)

速度が上がっても、揺れが大きくなっても、いたって普通。拍子抜けするくらい、何ごともなく、きちんと撮れている。まぁ、そうでないと困るのだけれど(苦笑)。

そして、驚いたのが下の映像。朝早くに圏央道を東に向かって走ったので、途中からずっと逆光だったのだ。

これはちゃんと映っているか心配だ……。


逆光(フロントカメラ)

が、ご覧のように、なんの問題もなく映っている。

いざというとき「逆光で何も映っていませんでした」なんてことになると困ってしまうが、そんな心配はなさそうだ。

 

林道

そして今回のメインコンテンツ「林道」!

上下左右に揺れまくる林道で、果たしてきちんと撮影できているのか?

まずは映像をチェック!

 

林道(フロントカメラ)

林道(リアカメラ)

はい! やっぱりというか、当然というか、なんの問題もなく撮れている。

変なブレ方はせず、それでいてオフロードの激しさがしっかりと映像として残っていて、これには僕も万々歳! ONESドライブレコーダーの能力の高さに脱帽である。

ちなみに、今回のツーリングは当然ながら無事故だったが、EVENTフォルダを確認するとたくさんの映像ファイルが残されている。

確認してみると、すべて林道シーンだった(笑)。

 

衝撃感知(フロントカメラ)

上の映像では開始10秒でU字溝を跨いでいて、その衝撃が感知されたのだとわかる。

先の記事で書いたとおり、衝撃感知度はスマホで調整可能。映像をチェックしながら、自分好みに変えるのがよいだろう。


ところで、衝撃録画とは別に、走行中にボタンを押すと「手動録画」となる。

これはボタンを押す前の10秒と、押した後の5秒の計15秒を任意に録画し、EVENTフォルダに保存できるという機能。

たとえば景色の良い場所に差し掛かった時や、危険運転に遭遇して証拠を残しておきたいときなどに便利だ(後者ではあまり使いたくないが)。

ぜひ、覚えておきたい機能である。

 

夜間走行

ツーリングに限らず、普段の通勤や買い物でも、日が暮れたあとにバイクに乗るのは決して珍しいことではないはず。

そして、むしろ視界が悪くなる夜間の方が事故の危険性は高い。

だからドライブレコーダーは夜にこそ、しっかりと記録して欲しいものなのだ。

 

夜間(フロントカメラ)

夜間(リアカメラ)結果は上々!!

さすがに対向車のナンバーまでは判別できないが、周囲の車の動きはしっかりと録画されている。

また、LED信号機の色が判別できていることも見逃せないポイント。

じつはカメラの撮影周期とLED信号機の点灯周期が一致すると、信号機の光が撮影できないことがあるのだ。ONESドライブレコーダーでは、そうならないようにフレームレート(1秒間に撮影するコマ数)を信号機と同調しないように設定。信号機の色が確実に判別できるようになっている。

 

あらゆるシーンをバッチリ録画!

 

ROM ONESドライブレコーダー
3万8280円(税込)
※取付技術料が別途必要


今回、さまざまなシーンを録画し、その映像を検証してみた。

結果、オフロードだろうが、夜間だろうが、逆光でさえもしっかりと撮影できていたことが判明した。

これなら万が一の事故やトラブルでも安心。ONESドライブレコーダーはバイクライフをより豊かにしてくれるアイテムだと、胸を張っておすすめできる!

……あ、ここまで書いて、雨の日にテストしていないことに気づいた! 機会があれば、雨の日の映像も公開したいと思います!!

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