だいぶ暖かくなってきました。いよいよキャンプシーズン到来、愛車のリアシートに野営装備を積んで出かけませんか? ということで今回は、筆者が実際に利用して感激した、静岡県富士宮市のおすすめキャンプ場をご紹介します!
ツーリングのベース基地にもいい
キャンプ場の名前は、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。富士西麓の朝霧高原にあります。周辺は走って気持ちのいい高原ロードがたくさんあるし、目の前には富士山がドン!とそびえているし、ツーリングするには最高のロケーション。このキャンプ場をベース基地に富士五湖をまわったり、ご当地グルメの「富士宮やきそば」や「吉田うどん」を食べに出かけるのもいいですね。
キャンプの受付をしてくれる管理棟は、こちら。キャンプ場に隣接しているゴルフ場のクラブハウス内にあります。
フリーサイトのキャンプ代金は、まずは入場料として1泊1人(大人、中学生以上)が1,100円。サイト利用料がバイク1台込みでレギュラー通常営業日だと1,210円、レギュラー休前日営業日は2,310円、トップシーズン営業日なら3,410円。管理棟では薪や炭も販売しています。
受付を済ませ、キャンプ場の入場門(夜10時~朝8時は閉門)へまわると、そこからダートが始まります。荒れたダートではありません。キャンプ場からの注意事項として、このダートを含む場内道路とサイト内における車両の走行速度は最徐行(時速5キロ以下)とされています。安全に、静かにゆっくり走りましょう。
魅力その1「広々、ゆったり!」
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の魅力その①は、とにかく広いこと。キャンプ場の案内によれば、フリーサイトは日本有数の広さとのこと。
GWも、お盆も、いつでも区画なしのフリーサイト(ACサイトプレミアムサイト除く)。区画で区切ったとすれば、全サイトで約350サイトの区画が取れるそうですが、広々と利用できるよう、1日に約200サイト(約800~1000名)までしか受け付けないとか。だから解放感たっぷりのキャンプが楽しめるわけ。
サイトはすべて芝地。サイドスタンドが地面にめり込まないよう、「ROM ミニスタンドマット」などのサイドスタンドプレートを用意しておきましょう。
こちらは場内にあったサイトマップ。いかにサイトが広いか、これだけで分かりますよね。特に人気なのがMサイト、Nサイト、Iサイトだそうです。そのわけは……。
魅力その2「富士山の眺めが素晴らしい!」
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の、最大の魅力といってもいいかも知れません。富士山の眺めが素晴らしいのです! どのサイトからも富士を眺めることができますが、特にMサイト、Nサイト、Iサイトは眺望がいいとのこと。
ちなみに画像はIサイトで撮影。夜は夜で、富士山のシルエットが星空に浮かんで美しかったです。
魅力その3「蛇口をひねれば富士の天然水!」
キャンプ場内には水場が10ヵ所ほどあり、どれも清潔。驚いたのは、蛇口から出てくる水の正体。なんと、出てくるのは富士山の天然水。
場内の水道水は、地下180mから汲み上げた富士山のナチュラルミネラルウォーター。天然バナジウムが高濃度に溶け込んだ伏流水なのです。
天然バナジウム水って、血糖値の抑制やコレステロール合成の防止が期待されるということで、スーパーなどでも売られていますよね。
スーパーで販売されているような天然水が、蛇口をひねると出てくる。料理も、ウイスキーや焼酎を割るのも、朝の珈琲を淹れるのにも、使うのはすべて天然バナジウム水。なんて贅沢なんでしょう。せっかくですから、チェックアウト前には水筒を満タンにしておきましょうね(笑)。
水場以外の施設も充実。画像はトイレ。男女別、すべて洋式の水洗トイレで、清潔に保たれていました。ドアの横に手洗い場がありますが、トイレ利用後、手を洗う際にも天然バナジウム水で、ということになるんでしょうね。
場内にはコインシャワーもあります。もちろん温水。利用料金は15分で300円。そのほかコインランドリーもあり、洗濯機と乾燥機がそれぞれ1台(利用時間に制限あり。詳しくは当日スタッフに問合せ)。
ゴミはすべて持ち帰り。ただし焚火の燃えカスや灰は、場内管理棟駐車場のドラム缶に消火を確認後、捨てることができます。
ということで、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。広々ゆったり、富士山の眺めバッチリ、天然バナジウム水が無料という、3つの魅力をご紹介しました。ちょっと気になるな~、なんて方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。今回の記事ではお伝えしきれていない注意事項や禁止事項、各種料金の詳細、キャンプ用品のレンタルについてなどをご確認の上、ご予約はWEBで。
予約は希望日の90日前から受け付けています!