せっかく手に入れた愛車は誰もが大事にしたいと思うだろう。そんな愛車のコンディション維持に必要不可欠なのがバイクカバーだ。サビの原因となる雨はもちろんだけど、実は太陽から降り注ぐ紫外線もかなりバイクによくない。2、3日、日光にさらしたところでなんてことはないのだが、長期間にわたって屋外で野ざらし放置すると一気にプラスチックや塗装面の白化が進む。そんな紫外線からバイクを守るために必要なのがバイクカバーというわけだ。

だけど、このバイクカバーって意外と劣化が早く、へたなバイクカバーを選んでしまうと半年くらいで破れて再び交換なんてことになる。実はバイクカバー選びは難しいのだ。そこへいくとレッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』は、なんと3年保証が付いているのでとても安心。購入から3年以内に通常使用していて、もし破れてしまったら新品と交換してくれるというのである。それだけレッドバロンは『ボディガード』は耐候性、耐久性に自信があるというわけだ。

でもね、本当に3年間破れずに使い続けられるのだろうか? バイクカバーを何度も買い替えてきた身としては、この3年という数字はかなりハードルが高いような気がするのだが…。そんな疑問を解決すべく『ボディガード』で3年にわたる長期テストを実施中。2023年4月の時点で使用から1.5年が経過。つまり3年の保証期間の折り返しとなるところで『ボディガード』の状態をチェックしてみよう。

右が新品で左が1.5年経過した『ボディガード』

右が新品で左が1.5年経過した『ボディガード』。使用状況は屋外駐輪しているバイクに使っているから当然雨ざらし。そして扱いに関しても、特別丁寧に使ったり、お手入れしてコンディションを保つ……なんて手心は一切加えてない(笑)。

レッドバロンの3年保証付きバイクカバー【ボディガード】

雨でカバーの上に雨水が溜まるようならそのまま放置! というわけで、こんな感じでミラーあたりの生地が余った場所には水が溜まった跡ができていたりする。あんまりひどい時にはこぼしたりしてるけど、この状況は結構な生地への負担になると思うんだよね。

 

これまでたくさんのバイクカバーを購入し、破れては交換を繰り返してきた僕としては、この1.5年でレッドバロンの3年保証付きバイクカバー『ボディガード』の堅牢な作りは身を持って実感することになった。というのも長年の経験から僕はバイクカバーは2枚がけが基本。経年劣化でバイクカバーが破れたら、新しくバイクカバーを購入し、新しいカバーの上に破れた使い古しのバイクカバーをかけおく。こうすると紫外線による劣化は古い破れたバイクカバーに集中、新しく買ったバイクカバーは性能を温存させられてより長持ちするというわけだ。僕の中で、この新旧2枚がけがバイクカバーを一番長く使える方法なワケだが、バイクカバーをいちいち2枚かけるのはぶっちゃけ面倒くさい。そこで“3年保証が付いてる”ならと、レッドバロンの『ボディガード』に関しては1枚がけでテストを行っている。

さて1.5年が経過した感想を書けば、大抵のバイクカバーは使用から1年も経てばなんだか白らっちゃけ、生地も薄くなるというか……明らかに生地強度が落ちてるような印象を受けるものだが、『ボディガード』は1.5年を経過した段階でもかなり良好なコンディションを保っている感じ。流石に表面の塗装は折り目やキズなどから劣化が始まっていることは否めないし、新品に比べれば光の反射具合も随分と減っているようだ。それでも生地はまだまだしっかりしていて破れる気配が全くなければ、バイクカバーの弱点である生地の縫い目部分に関しても、3本のステッチでガッチリ縫い合わされていて縫い糸がほつれそうなところもない。

レッドバロンの3年保証付きバイクカバー【ボディガード】

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』の生地には表面4層、裏面2層の合計6種類のコーティングが施されている。1.5年経ったがまだまだ防水性は十分保っている印象で、使用していて内部に浸水してきている雰囲気はない。

レッドバロンの3年保証付きバイクカバー【ボディガード】

流石に折り目になっているところや、よく擦れる部分の塗装ははげてきている。でも1.5年が経過してこの程度のヤレ具合ならば、レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』天晴れである。

 

『ボディガード』を使い始めて1.5年が経ったが、その耐久性、使い勝手は僕自身かなり気に入ってしまった。現在庭先に5台のバイクを置いているのだが、バイクカバーが破れたら『ボディガード』へ順次換装しているのだが、すでに5台中、4台のバイクカバーが『ボディガード』のお世話になっている(奥の1台は『ボディガード』上から使い古したカバーをかけて劣化の進み具合の違いを検証中)。さらに1.5年後には全てのバイクカバーが『ボディガード』になってたりして。……いや、間違いなくそうなってるだろうなぁ(笑)。

レッドバロンの3年保証付きバイクカバー【ボディガード】

こちらは使い始めたばかりの新品の『ボディガード』の生地。流石に表面の塗装も整っており、明らかに光の反射具合が違い“太陽光をしっかり跳ね返している”という感じなのだが、生地そのもの厚みや質感に関しては1.5年使用の生地と目立った違いはない。

レッドバロンの3年保証付きバイクカバー【ボディガード】

1.5年前、モノは試しと使い始めてみたが、いつの間にやら『ボディガード』のヘビーユーザーになっている! 5台あるバイクのうち4台(左奥の1台は『ボディガード』上から使い古したカバーをかけている)が、レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』のお世話になっている。

 

ボディガード
●税込価格:1万2,100円(250~400ccスポーツ)~2万2,000円(ビックツアラー用) ●サイズ:LA、LB、LL、XL、OL、OL-Ⅱ、UL、UL-Ⅱ、LS、LS-Ⅱ、GL

 

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