買おう、買わなきゃ、いつ買うの? でズルズル来ていたアイテムがあります。それが… インカム。
マスツーリングなんてほとんどしない真性ぼっち君だから「6人まで同時通話可能!」「メッシュ通信で人数の増減に自動対応!」とか言われても「えぇ…」って感じだったんですよね。
それでも、普段インカムは使ってきたんです。ユニバーサル接続のみのインカムを8年くらい。自分の物持ちの良さにも驚きますけど。
で、用途は何かと言ったら移動中に音楽を聴いたり電話を受けたり(業務上これが一番大事)という程度。
それ、マイク付きイヤホンでいいんじゃね?(身もふたもない) と思ってちょっとイイやつを物色していると、そんな時に限ってマスツーリングの同行取材なんかが入って、ツーリングリーダーと接続する必要が… ってことになって。で、やっぱりインカムは持っとかないとなとなるのです。
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ぼっち+αのライダーにジャストなインカム
長くなりました。そんな、ほぼほぼぼっち(言いづらい)なライダーに最適なインカムでは? と思って購入したブツがこちらです。
●サインハウス「B+COM TALK」(税込19,800円)
買う前にYouTubeでインプレチェックしとくかぁ~有識者ヨロ!と思って検索したのですが、発売から間もないためか投稿数が少なくてよくわからない。もしかして需要ないのか? いや、ここにあるぞ。
購入の決め手・ポイントになった4項目
購入動機を前段でグダグダと書いてしまったけど、購入の決め手・ポイントとなった項目は以下になります。
①B+COMなのに価格が安い
シリーズの中でもベーシックモデルという位置づけのB+COM TALK(ビーコムトーク)は、B+COMとしての基本機能を持ちながら税込2万円を切る価格。
B+COMは国内ではかなりのシェアを持っているから、他のライダーとつながる可能性を考えれば基本的に安心できます。
なお、全く他者(他のインカム)と接続しないというのならソロ用モデルのB+COM PLAY(税込12,980円)で十分です。スマホやナビなどのデバイスとつなぐだけです。
本来は自分もこれでいいのですが、前述したように取材などで他者のインカムとつなぐ可能性があるためB+COM TALKを選びました。
※画像はサインハウス公式サイトより引用
②自分にとって必要十分な接続数
B+COMの現行上位機種や同型機種(TALK)と、自分も含めて最大3台までつなげられるので、他者のB+COMを2台までつなげられます。なので、最大3人で通話できるんですね。自分にとっては十分です。
ユニバーサル接続もできるので他メーカーのインカムとも接続できます。これも安心材料です。
ちなみに、インカムという製品は接続可能数が多くなると本体価格がアップする傾向にあるので、むやみやたらに接続数が多ければいいというわけではないかもしれませんね。
③専用アプリで簡単設定
発売当初は開発中でしたが現在はローンチ済み(iOS、Andoroid共に対応済み)。インカムは3~5つくらいのボタンを組み合わせて使うことが多く、同時押し、長押し、2回押しなど正確に覚えるのが大変です。基本的なセッティングやマニュアルの閲覧(ここ大事)などがスマホアプリでできるのはありがたいですね。
④軽量・コンパクト
B+COM TALKは本体重量がたったの36gでゴロっとした重さがありません。前後長(幅)も10cmを切っていて9.4cmほど。あと細かいことですが突起物であるアンテナがないところもポイントです(過去に他機種でアンテナを折った経験あり…)。
自分を含めて3台もつながれば十分!
B+COMに限らず、接続数や通話距離が延びるとインカムの価格も上がる傾向にありますが、正直ほぼほぼぼぼっち(ぼが1個多い)なのでこの辺のスペックは重視しません!
3台(自分を含めて3人)もつながれば十分です。会話の終わりとか誰がどのタイミングでどんな言葉で終わらすのか気になってしょうがないですよ、きっと(3人接続はしたことがない)。
自分は普段電話を切る時ですら「ありがとうございます」と「よろしくお願いいたします」を2、3回はループしちゃうような人なんですよね(「失礼いたします」になかなか到達できない…)。
通話距離ってそんなに必要なのかな?
通話距離については障害物などの周辺環境によりかなり変化しますが、B+COMの目安としては、街中の下道で約100~200m、郊外の高速道路等で約300~500mとのことです。十分すぎる範囲です。
他社のインカムでは通話距離が1600mなんてものもありますが、必要とするシーンがいまいち想像できないのがぼっちとしての見解です。1600mも離れたらたいていの高速道路だともうお互い見えないよね?(いや、だからこそ必要? リダイヤル登録するなどしてワンボタンで電話したり、LINEグループでのハンズフリー通話などでもいいような…)
ともあれ、機能や性能を引き上げる必要は感じていないのに、ここ数年はインカムの機能・通信性能の高度化により価格も上昇傾向だったので「マイク付きイヤホンでいいんじゃね」というマインドだったんですが、B+COMシリーズにTALKという安価なベーシックモデルが登場したことで、購入に至ったわけです。
次回の後編では、ヘルメットへの接続やアプリとのペアリングのコツなどをご紹介します!