2021年12月から使い始めた3年保証付きのレッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』。“ホントに3年もつの?  3年保証付けちゃって大丈夫!?”なんて疑問から始めた長期レポート。早いものでもう丸2年が経過したのでここらで状態を確認しておこう。ちなみに使用状況は、ヤマハのテネレ700にOLサイズを被せており、カバーは毎日着脱するわけではないが、年中かけっぱなしというわけではなく、週に1、2度は外している感じ。頻度的には、週末にツーリングに行ったり行かなかったりする一般的なライダーと同じような状況と思っていいだろう。そんな感じで2年が経ったワケだが……?

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

使用開始から丸2年経過した『ボディガード』の外観↑。新品時↓に比べると相応のヤレ感は出ている。

新品時の『ボディガード』

↑新品時の『ボディガード』。こうやって写真を並べてみると塗装発色や表面の輝きなどに劣化がみられ、その差は歴然……なのだが?

丸2年経過、相応の劣化は見られるが、破れや漏水は皆無! まだまだ使えそう

『ボディガード』を使い始めてから2年が経った。あらためてこの『ボディガード』の説明をしておくと、レッドバロンのオリジナルアイテム「ROM(ロム)」から発売されているバイクカバーで、紫外線に対しての耐候性が高く、縫い目も頑丈、詳しくは初回の記事を読んで欲しいところだけど、とにかく高い耐久性をウリにしている。どんだけ高耐久性かというと、なんと“3年間の保証”が付いているくらい。この『ボディガード』は買ってから3年の間にもし裂けてしまったり、穴があいてしまったら、1回にかぎり無償交換してくれるというシロモノなのだ。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

特に負担のかかるミラー部分は、塗料がシラっちゃけたり、剥げが始まっていたりするが、水漏れなどはなくバイクカバーとしての機能はまだまだ失われていない。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

塗装は剥げたりしているものの、縫製部分などにほつれなどはない。

 

“3年間の保証”を付けているということは、それだけ自社製品の耐久性に自信があるというわけなのだろうが、そんなレッドバロン自慢の『ボディガード』を実際に使ってみて、本当に丸3年を迎えられるのだろうか? あわよくば“3年間の保証”で新品をゲットしてしまおうではないか! というのが本企画の主旨だ。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

長年使ったバイクカバーは生地が破れずとも、紫外線で縫製の糸が劣化してほつれてしまったりすることもよくあるが、『ボディガード』の縫製は丸2年経った後も変に硬化する様子もなくしなやかでしっかりしている。縫い目は全体を確認してみたが、どこにもほつれは発生していなかった。

 

2年が経った時点で改めて『ボディガード』を確認してみた結果を言えば、“まだまだ使えそう”というのが正直なところだ。確かに表面の塗装面はややひび割れたり、生地自体も新品時のゴワゴワ感がなくなり随分しなやかになっているものの、紫外線を防ぎ、風雨からバイクを守るというバイクカバーとしての機能はしっかり保っている。うーん、僕もこれまで20枚近いバイクカバーを使ってきたがなかなかここまでタフなバイクカバーにはお目にかかったことがない。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

地面に近い持ち手のループやロックを通すための穴もしっかり機能していて、まだまだ使える雰囲気だ。

 

こだわりの3本縫いの縫製などを確認してみても、どこにもほつれなどはなく、当然内部への浸水も始まっていない。先日の積雪でもバイクの上にガッツリ雪が積もって負担がかかったはずなのだが……。3年保証が切れるタイミングまであと1年だが、この調子なら十分3年間使えてしまいそうな雰囲気じゃないか? 

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

流石に後部のプリントは劣化してすでに読めなくなってしまったが、機能的には全く問題ない。新品時の写真はこちら

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

生地は新品時に比べると艶がなくなり、随分しなやかさが出ている。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

サイレンサーに接触する耐熱処理がされている部分も、相応の傷や汚れの付着は見られるが大きな劣化は見られない。

レッドバロンのオリジナルバイクカバー『ボディガード』

スクリーンやカウルを保護するためのフリース裏地も剥げるようなことがなく、しっかり機能している。またこのフリース生地は水分を含みやすく、漏水があれば肌触りや重さの変化で一発でわかる……ハズだが、そんな様子が微塵もないのだ。

 

保証期間を1年残し、2年は余裕でクリアという感じの『ボディガード』。う〜ん、これでは“3年保証が切れる直前のタイミングで穴が空いて新品をゲットする”という取らぬ狸の皮算用が成り立ちそうもないではないかっ! ちなみに『ボディガード』は、他のROM製品同様、通販は行っておらず販売はレッドバロン各店での店頭のみとなっている。店頭ではレッドバロンでバイクを買った会員はもちろんだけど、レッドバロンユーザーでなくても『ボディガード』は購入できるぞ!

 

ボディガード
●税込価格:1万2,100円(250~400ccスポーツ)~2万2,000円(ビックツアラー用) ●サイズ:LA、LB、LL、XL、OL、OL-Ⅱ、UL、UL-Ⅱ、LS、LS-Ⅱ、GL

BODY GUARD

ボディガードはサイズも豊富で、スーパーカブや原付スクーターはもちろん、アドベンチャーバイクのパニア付き車両に対応するサイズもラインナップ。僕の場合、クロスカブ110とカジバのエクストララプトールにLBサイズ、WR250RにXLサイズ、テネレ700にOLサイズを使用している。

 

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