ターゲットはバイク乗りだけじゃない!
こんにちは青木タカオです。ハーレーのミーティングって、たくさんのバイク乗りが集まるイメージですよね。その数は一体どのくらいなのでしょうか。
年に一度、ハーレーダビッドソン ジャパンが主催する、つまりオフィシャルイベントである『BLUE SKY HEAVEN(ブルースカイヘブン)』は今年で24回目を迎えました。5月10日(土)/11日(日)の2日間、横浜山下ふ頭特設会場で開催され、来場者数はなんと1万4000人!
すごいですよね。
これだけの人を集めるワケは、バイクコンテンツだけでなく音楽ライブも充実しているからで、メインステージの出演アーティストが超絶豪華なのです。
なので、来場者はバイクファンに限らず、音楽ファンもたくさんいます。主催社(ハーレーダビッドソン ジャパン)も「モーターサイクル&ライフスタイルイベント」と謳っていて、バイク乗りではない人たちにも足を運んでもらい、この機会にモーターサイクル、そしてハーレーダビッドソンの世界観に触れていただきたいという狙いがあります。
ハーレー女子たちにも逢える!
イベントが行われる2日間は、専門誌『WITH HARLEY/ウィズハーレー』(内外出版社)に携わるボクたちはブースを出展しつつ、もちろん取材・撮影などいろいろとします。
ボクたちウィズハーレーのブースには、誌面やSNSで活躍するハーレー女子たちがファンを待ちます。
「誌面を見たよー」とか「WITHHARLEYのYouTube動画、面白かったよー」などなど、読者との交流が盛んに行われます。
映画のアクションシーンみたい
観客たちの目の前で繰り広げられるハーレーを使った迫力のエクストリームライディングショーは迫力満点です。スタントライダーはお馴染み木下真輔さん!
■木下真輔
2002年にスタントライディング世界チャンピオン"AC・ファリアス"と共に練習出来る機会を得た事をきっかけに本格的にスタントの練習を始める。その後、全国各地でエキシビジョン活動を重ね、2006年にお台場で行われた『日米スタントライディングコンテスト』では3位(日本人では1位)を獲得。
2008年には本場アメリカのコンペティション"XDL SPORTBIKE FREESTYLE CHAMPIONSHIP "に全戦参戦し最高位6位、年間ランキング10位の他、ウィリーサークル部門では4連覇を果たすなど、活動の場を世界に広げる。
現在はスタントライダーとして活躍する傍ら、ストリートバイクのスタント用マシンへの改装や専用競技車両の制作を得意とする自らのバイクショップskfreestyleも経営し、後進の育成などにも努めています。
フードやショッピングも楽しい!
大人気のフードフェス『ハンバーガーフェス』とコラボレーションしているので、全国から集まる選りすぐりのグルメバーガーが会場内で味わえます。
また、「フードトラック・ビレッジ」では、絶品のB級グルメやオシャレなカフェ&スイーツなど、味はもちろん目でも楽しむことができるフードトラックが集合しました。「ブルースカイ・マーケット」はアメリカンカジュアル・アウトレットの祭典『稲妻フェスティバル』とコラボレーション。アメリカンカジュアルを中心としたファッションアイテムや雑貨、古着の販売など、ライフスタイル全般にこだわったショップが全国から多数出店する圧巻のショッピングエリアでお買い物できるのでした。
音楽ファンが集結したメインステージ
それでは、ブルースカイヘブンのステージにたった豪華アーティストをご紹介いたしましょう。
■m-flo
インターナショナルスクールの同級生だった☆TakuとVERBALが1998年に結成し、後にLISAが加入して始動したm-flo。1999年 1stシングル「the tripod e.p.」でメジャーデビューし、オリコン初登場9位を記録。その後、2ndアルバム「EXPO EXPO」は100万枚を突破する大ヒットを達成。
2002年、LISAがソロ活動のため脱退するも、VERBALと☆Takuによる「loves」シリーズで新たな音楽スタイルを確立し、日本の音楽シーンを席巻しました。
2017年、15年ぶりにLISAが復帰しオリジナルメンバーで完全復活! 2024年、メジャーデビュー25周年を迎え、新曲「HyperNova」がTikTok再生数1億回を突破するなど、進化を続けています。
■横山剣(CRAZY KEN BAND)
クレイジーケンバンド・リーダー/作曲・編曲・作詞・Keyboards・Vocal。1981年、クールスRCのヴォーカル兼コンポーザーとしてデビュー。以後、紆余曲折を経て1997年春、地元本牧にてクレイジーケンバンドを発足。
翌1998年、アルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でデビュー。2005年に『タイガー&ドラゴン』が同名ドラマのテーマ曲として大ヒットしました。クレイジーケンバンドは2024年24枚目となるアルバム『火星』をリリースしています。
■MINMI
2002年にシングル「The Perfect Vision」でデビューし、50万枚以上の売上を記録。翌年にはアルバム「MIRACLE」をリリースし、60万枚を超えるセールスを達成しました。ジャンルを超えて幅広いファンに愛され、国内外で高い評価を得ています。
2008年には、日本初のジャンルレスな音楽フェスティバル「FREEDOM」をスタートし、自然、仲間、音楽をテーマに掲げた独自の世界観を展開。累計40万人以上を動員する人気イベントへと成長させました。現在はアメリカを拠点に活動し、2025年にはロサンゼルスで「Freedom LA」を開催。彼女の新たな挑戦は、常に多くの注目を集めています。
■kojikoji
シンガー・ソングライター。これまでに変態紳士クラブ、空音、Lucky Tapes、大橋トリオなど数多くの作品に客演参加し、BASIのサポートバンドの一員としてもコーラス / ギターを担当。2022年、LIQUIDROOM ebisuにて開催した初ワンマンライブは即日完売。同年8月に1st AL「Mining」をリリースし、全国6ヶ所を廻るツアーを開催。多数のCMソングを担当するほか、ドラマ「かしましめし」EDテーマとして書き下ろした「頬にひと口」に、アパレルブランド等とのコラボ楽曲「金柑」をリリースしています。
■Marty Friedman
CACOPHONY等のバンド活動を経て1990年MEGADETHに加入。全世界でアルハムがメガセールスを誇るスパーバンドへと導き、全盛期を支え、世界中に熱狂的なファンを持つギタリストとなる。ライブツアーで来日を重ねるうち日本通となり、ワールドツアー中に通信教育で日本語を学ぶ。「MEGADETH」脱退後、2004年に活動拠点をアメリカLAから東京新宿へ移す。
2005年〜、伝説のロックバラエティー番組「ヘビメタさん」(テレビ東京)にメインMCとしてレギュラー出演。国内のヘビーメタルファンだけではなくYouTubeを通して世界のヘビーメタルファンを驚愕させました。2007年〜放送、続編「ROCK FUJIYAMA」は現在でもYouTubeを通して世界各国で反響は続いています。
2006年〜2008年、日本鉄鋼連盟イメージキャラクターとなる。
その後、NHK、民放各局のテレビ番組への多数出演、雑誌・新聞での連載、2008年初著書「い~じゃん! J-POP だから僕は日本にやって来た」を出版しベストセラーとなる。同年映画「グーグーだって猫である」に出演し、小泉今日子と共演。スーパーギタリスト&日本好きの唯一無二の存在として才能を発揮しつつ、現在ギタリスト・作曲家・音楽プロデューサーだけに留まらず、国境・業界の枠を越え、イベント・テレビ・ラジオ・CM・映画に出演。
2017年文化庁から日本遺産大使に任命され、内外で日本を紹介する文化活動を行うなどマルチ・アーティストとして活動中!!
2023年2月27日、日本武道館で24年ぶりにMEGADETHと共演。
■Natural Lag
5人組アーティスト「Da-iCE」の花村想太がボーカルを務める4人組バンド。メンバーはボーカル 花村想太、ギター 福田智樹、ベース アベノブユキ、ドラム Louis (ルイ)。バンド名の由来はNatural (自然な)とLag (ズレ、遅れ)の造語であり、自分以外の人とは必ず発生するズレがあることによって他人を嫌いになったり愛しく思えたりする、そんな人との自然なLagを大切に思える曲を作っていきたいという意味が込められています。
■KOMOREBI
SAM、MAXI、YUTA、MATHEUS、DJ OTAの5人からなるオルタナティブ・ヒップホップユニット。モデルとしても活動するメンバーが集まり、2023年から本格的に音楽活動をスタート。2024年にリリースした「Giri Giri」は、「ギリハッピー」というキャッチーなフレーズとダンスがSNSで話題となり、配信から約1ヶ月でTikTok8億回再生を突破。Spotify Japan Viralチャート、Billboard TikTok Weekly Top20、TikTok音楽チャートで1位を獲得し、後に「Z世代トレンド大賞」「TikTokトレンド大賞」も受賞した。
その後もスチャダラパーをフューチャリングした「Giri Giri Remix 」、USJ冬のCMソング「BUCHIAGAIN」など話題の楽曲を次々と発表。
メンバーそれぞれがファッション業界でも活躍しており、音楽だけにとどまらないマルチな才能を持つアーティスト集団として、多方面から注目を集めています。
■おとぼけビ~バ~
モットーは「セックス・しば漬け・ロックンロール」。2009年結成、あらゆるルサンチマンをショートチューンで八つ当たり。流暢な京都スラングとカタコトの英語でワールドワイドに活動しており、グラストンベリー、Coachellaといった世界各国の大型フェスやレッドホットチリペッパーズのアメリカツアー2024に出演。
いまをときめくいてこまスマッシュ・ヒステリックハートビート・どすどすどすえ系バンド。
■JOHNNY PANDORA
2016年結成。革ジャン革パンリーゼントの4ピース国産ロックンロールバンド。得意とするロックンロール、ロカビリー、パンク、ブルースなどのルーツミュージックを取り込み、そこに日本独自の文化を融合させ自身の新たなロックンロールを作り上げている。
類い稀なるルックスとスタイルが世界各国より注目を集めており「SAMURAI ROCK’N ROLL」と称した日本のロックンロールカルチャーの布教に貢献している。現在も様々な国からのオファーを受け、既に12ヶ国以上での公演を経験。日々世界への挑戦を続けている。
近年ではカナダ、アメリカで放映された『SAPPORO BEER CANADA』のCMソングタイアップと出演。また、オーストラリア出身の世界的ロックバンド「5 Seconds Of Summer」ヒットナンバー『Youngblood』のMV 主演を務めます。
いかがでしょう。“ミュージックフェス”といっても過言ではないラインナップではないでしょうか。感度の鋭い音楽ファンたちに、バイクにも興味を持っていただきたいという期待、イベントの狙いを感じます。
今回はそんなブルスカ(ブルースカイヘブンの通称)のハナシでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。