ドイツ料理を堪能
『R18B』そして『R18トランスコンチネンタル』の発表/試乗会に参加するため、ドイツ・フランクフルトまでやってきたボク。海外渡航にあたって手配しなければならないものや不安がたくさんあったものの、ココまでなんだかんだですべて順調。お目当てである『R18B』の試乗もスタートしました。前回は撮影についてなど書きました。レポート5回目の今回は、ついに最終回となります。
さて、ランチタイムも楽しみのひとつです。ヘッセ州ヘネタイというところにあるレストラン「Gasthaus Obermühle」(なんて読むのかわかりません)に到着しました。
ドイツの田舎料理が堪能できるとのこと。レストランはもともとなにかの作業場だったとか。
中庭にテーブルが並ぶ、ステキなテラス。いいムードです。
日本では珍しいダック=カモのステーキをいただきました。ソースは意外にも甘い。でも美味しかったです!
ステーキの前にサラダをいただきましたので、もう満腹。と思いきや、まだまだ料理がいっぱい運ばれてきます。タップリの野菜に、ホクホクのグラタン、もう食べきれません。デザートもしっかり出てきて、あぁもう幸せです。
試乗と撮影で約260km走行
さて、ドイツ料理をたっぷり堪能した後も、また試乗と撮影を繰り返します。コーナーやストレートなど、さまざまシチュエーションが用意されていました。
フランクフルト近郊を約260kmほど走行しました。ボクの試乗レポートはWEBニュースや専門誌をはじめとした雑誌など、いろいろなメディアで読むことができますので、ぜひご覧ください。
走行後はインタビューも
フランクフルト市内のホテルに戻ると、冷えたビールが待っていました。さらにバーベキューパーティにも参加させていただきます。そこでは、BMW Motorradのみなさんにいろいろと質問することもできました。
ビールやワインを一緒に飲みながらお話してくださったのは、BMW Motorrad 広報部長のティム・ディールシエールさん。たいへん貴重な機会でした。
あっ、そうそう。前日にフランクフルト空港で受けたPCR検査の結果をメールで受け取れていることも確認。よかった、またしても「陰性」。明日の帰国便に乗る前、再び空港のPCR検査センターへ行き、このメールをドクターに見せて、日本フォーマットの用紙で陰性証明書を発行してもらいます。
帰国後は14日間自宅待機
振り返れば、とても充実したドイツ・フランクフルトへの取材旅行となりました。帰国も予定通りスムーズ。ルフトハンザLH716の搭乗口で、ワクチンパスポートやPCR検査陰性証明書(日本フォーマット)などの書類チェックがあり、「ここで不備があったら乗れないのかぁ……」と少し緊張していたら、グランドアテンダントに「パーフェクト!」と言われ一安心です。
よっしゃ!
あとはもう帰るだけ。ただし、外国人・日本人を問わず全ての入国者に対して、出国前72時間以内の検査証明書の提示と入国時に新型コロナウイルスの検査を受検する必要が日本側でまたあります。
11時間半の長いフライトを終え、羽田空港国際ターミナルに到着すると、再びPCR検査を受けます。さらに入国者健康居所確認アプリ「MySOS」が自分のスマートフォンにインストールされているかチェックされ、動作確認もおこなわれます。厚生労働省による水際対策ってやつですね。
帰国後14日間は自宅や宿泊施設(登録待機先)で待機し、他者と接触してはいけません。空港から帰宅するとき、公共交通機関は使用不可。そして毎日、位置情報と健康状態の報告をおこないます。
毎日、無言のビデオ通話……!
入国者健康居所確認アプリ「MySOS」について空港でもスタッフによって説明がありましたが、実際にはどんな感じなんだろうか想像できませんでした。しかし、すぐにわかります。翌日からきっちり14日間毎日欠かさず、時間はバラバラで着信があり、
30秒間、背景が映るように自分の顔を無言のまま映すのです!
最初のうちは「もしもし」って言ってみたり、チョット微笑んだりと思わずしちゃいましたが、ビデオ通話の相手はウンともスンとも言いません。録画されていて、AIなのか人間なのか、はたまた何かあったときだけ見られるのか、さっぱりわかりませんが、とにかく毎日30秒間、ボクの顔がただただ映った映像が生配信(!?)されるのです。
ときにはPC前から、ときにはリビングのソファーから、ときにはベッドの中から、じつにさまざまな表情のボクが30秒間×14日間分録画されました。もし、誰かが見ている(見た)なら、なんだか恥ずかしいかぎり。プライベートをさらけ出しているみたいで、おっさんのボクですら恥ずかしいのですから、女性だったり有名人だったら、なおさらいろいろと問題がありそうな気も……。しかし、あのブザマな映像たち、流出したらタイヘンだぞって想像したら笑えてきます。
テレビのニュースや新聞などの報道によると、自宅待機を守らない人も少なくないとのことでしたが、ボクはもちろんきっちり守りましたし、こうしてアプリにもしっかり対応しました。いや、これが当たり前で、自慢することではありませんよね。自宅で『R18B』に乗ったレポートの執筆などをし、さらにたまっていた仕事をしていたら2週間はあっという間でした。
足つき&試乗、インタビューの様子は動画で!
全5回にわたるドイツ・フランクフルトBMW Motorrad 発表/試乗会レポートでした。最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
『R18B』および『R18トランスコンチネンタル』の足つき確認、試乗やインタビューの様子はボクのYouTubeにて公開しましたので、もしよろしければご覧ください!
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