“ROM”とはREDBARON・ORIGINAL・ MOTORCYCLE GEARの頭文字で読み方は“ロム”。レッドバロンが展開するオリジナルブランドの総称だ。このROMでは“ライダーが本当に欲しがるアイテムをリーズナブルな価格で提供”をモットーに、ヘルメットやグローブなどのライディング用アイテムはもちろん、バイクカバー、バッテリー充電器などなどそのラインナップは非常に多岐にわたる。今回は、“ROM”の身につけるアイテムブランドであるゼロスから、『ゼロスヘルメットジェット2』用に登場した3タイプのオプションシールドを紹介しよう!
ミラー仕様をはじめとする待望の『ゼロスヘルメットジェット2用オプションシールド』が登場!
昨年、初のモデルチェンジを行い、ABS樹脂帽体からFRP帽体へと進化した『ゼロスヘルメットジェット2』。ワンタッチバックルやフリップ式のインナーシールドバイザーを備えながら税込2万1,780円というリーズナブルな価格を実現しているが、そのブラッシュアップポイントの一つに“シールド形状の変更”もあった。
シールド下部、1/5くらいから折り返しを設けたことでシールド部分の強度が大幅にアップしで転倒時のプロテクション性能の向上したのだ。また強度アップとともにシールド取り付け&稼働部分のカバーを廃したことで高速走行時のビビリが少なくなり、風切り音も減少している。
今回紹介するのは、このクリアシールドと交換して取り付けるオプションパーツで、シリーズ初となる着色シールドが登場したのだ。カラーリングは「ライトスモーク」、「シルバーミラー」、「レインボーミラー」の3色となり、価格は「ライトスモーク」が税込3,850円、「シルバーミラー」と「レインボーミラー」が税込5,500円。
レッドバロンならではの拘りが詰まった『ゼロスヘルメットジェット2用オプションシールド』
実は、これらオプションの着色シールドは前作の時代から多数の要望があったアイテムで、新作の『ゼロスヘルメットジェット2』でようやく実用化できたのだとか。というのも、問題となったのは光の透過率。一般的なミラー系のシールドはそのミラー効果を上げるためにスモークシールドをベースにミラー加工が施される。
ただ、スモークシールドをベースにすると光の透過率が著しく低くなってしまう。高い遮光性が求められる日中はともかく、夕方や夜間は視界が暗くなりすぎて見えにくいという弊害が起こるのだ。
今回の『ゼロスヘルメットジェット2用オプションシールド』のミラーシールド制作にあたっては、ベースをスモークシールドではなくクリアシールドとすることで、“暗くなりやすい”というミラーシールドの弱点を克服したという。
ちなみに透過率は、クリア(ノーマル)シールドの85%に対し、「ライトスモーク」が45%。「シルバーミラー」、「レインボーミラー」に関しての数値は発表されていないが、実際にかぶって視界を確認してみたところ、「シルバーミラー」の視界の暗さは「ライトスモーク」とほぼ同等か、ほんの少し暗いくらい程度。「レインボーミラー」に関しては、「シルバーミラー」&「ライトスモーク」より、もう少し視界が暗くなる印象だった。ちなみに「ライトスモーク」、「シルバーミラー」、「レインボーミラー」3色とも、フリップ式インナーシールドバイザーとの併用は不可となっている。
ROM ZEROS 『ゼロスヘルメットジェット2用オプションシールド』
●シールドは全サイズ共用パーツです ●価格:「ライトスモーク」税込3,850円/「シルバーミラー」税込5,500円/「レインボーミラー」税込5,500円