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「東洋医学」 の記事一覧

  • 役立ち情報

    120歳まで乗り続けるために〈第19話〉「体のメインフレーム:骨(後編)」

    「お堅い」だけではない五刀流プレイヤー 大きく分けて5つある「骨」の役割。 多くの方が広く理解しているのは、①「身体を支える」と、②「脳や内臓などを保護する」でしょうか。   頭蓋骨はヘルメットのように脳を包んでおりますし、背骨から伸びる肋骨は胸にある胸骨まで鳥かごのような形状となっていることで、大切な肺や心臓などの内臓を外部の衝撃から守っています。 蛇足ながらバイクに乗る…

  • katanaのアルミフレーム

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    120歳まで乗り続けるために〈第18話〉「体のメインフレーム:骨(前編)」

    骨がないとタコ人間になってしまう!? 「美しい彼女(彼)と目が合った瞬間、私はすべてを骨抜きにされた」 ……というような恋愛小説のシーンでも使われている骨。この場合は相手にとても強く惹かれてしまいメロメロというイメージで、料理のとき骨を取り去った魚や鶏肉などのように軟体化した状態が想起される表現として“骨抜き”という言葉が効果を発揮しているわけですね。 そう、存在しないとタコのようにフニャフ…

  • GSX-R1000Rのエアクリーナー写真

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    120歳まで乗り続けるために〈第17話〉「体の吸排気システム:肺(後編)」

    吸排気がスムーズだとゼッコーチョー! バイクの吸排気系トラブルは地味に、しかし確実に進行していきます。 ふた昔以上前のように抜けの良すぎるマフラーでかえって不調となったり、シリンダーヘッドとキャブレターを連結するインシュレーター(インテークマニホールド)にヒビが入ったり……といった不具合は近ごろめっきり聞く機会も減ってきましたが、昔も今も変わらず存在するのがエアクリーナーエレメントの汚れや目詰…

  • エアクリーナー

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    120歳まで乗り続けるために〈第16話〉「体の吸排気システム:肺(前編)」

    「生きる」と「息する」ことは同義! アナタは今、呼吸をしていますか? このウェブサイト「ForR」が天上界や霊界、魔界で閲覧できるものでないかぎり、例外なく規則的に大気を吸い、そして吐く行為をしている方々がこのコンテンツをご覧になっている、という前提で話を進めさせていただきます(笑)。 心臓と同じく、活動停止したら命が絶体絶命の危機に陥る人体の要所。 お母さんから生まれて「オギャア!」と産…

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    120歳まで乗り続けるために〈第14話〉「体のエンジンオイル!?:血液(前編)」

    ♫「真ぁ〜っ赤に流れるぅ〜」血潮は体重の8%! 我々が日々愛用している人体、約37,000,000,000,000[37兆]個の細胞のひとつひとつに酸素や栄養、タンパク質などを送り届けている血液。 どれくらいの量が流れているかというと体重の約8%だとか。 つまり体重60㎏の人なら4.8ℓ……つまり5ℓ弱。100㎏に近い筆者だと8ℓ弱の血液が、今この瞬間も体内を駆け巡っているというわけですね。…

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    120歳まで乗り続けるために〈第13話〉「体のエンジン:心臓(後編)」

    1日に8トン以上の血液を送り出す心臓! 我々が日々愛用している人体(笑)は、約37,000,000,000,000[37兆]個の細胞で構成されています。   そのひとつひとつが血液の運んでくれる酸素や栄養分などを取り込んで、化学変化でエネルギーを作り出し、その過程で発生した二酸化炭素や水、アンモニアなどの不要物を排出しているのです。 ポイッと捨てられた不要物を運ぶのもまた、血…

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    120歳まで乗り続けるために〈第12話〉「体のエンジン:心臓(前編)」

    長生きのカギを握るのは強靱なハート♡! 「120歳 現役ライダー」を実現するためには、とにもかくにも、その日まで元気ハツラツに生きていなくてはなりません(笑)。 しかし、視力、聴力、筋力、判断力、記憶力……華麗に加齢を重ねるたび、全身の生理的機能を減退させていく“老化”や、死神の所業か痛みや苦しみとともに、リアルにライフを削って強制終了しにくる“命にかかわる病気”などが健康長寿ライダーの達成を…

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    120歳まで乗り続けるために〈第11話〉 ライダーのための「不定愁訴について」

    ライダーの体は不快な症状のカタマリ!? 正直に言って、バイクを走らせることは体に相当な負担をかけます。ライディングポジションひとつ取ってみても、重たい頭と上半身を腰で支えなくてはならないですし、基本的にヒザは曲がりっぱなし。うまく車両を動かすためには適宜筋力を使って多様な操作を行なう必要があります。 結果、何だかイヤ~な症状が体のあちこちに出ていませんか? 今回はそんな「不定愁訴」に関するお話…

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    120歳まで乗り続けるために〈第10話〉 ライダーのための「病気について」

    ずっと元気にバイクライフを楽しみたい! 人間として生まれたからには、いつまでも元気ハツラツ健康に過ごしていきたいもの。この企画のタイトルには、そのような切なる願いを込めています。100歳を軽くオーバーしても現役でバイクライフを満喫できるなら、本当に最高ではないですか!  夢のような話を夢で終わらせないため「東洋医学」からも数多くのヒントをいただいてしまおう……という主旨で皆さんと共にこの場をお…

  • 高速道路のある爽快な風景

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    120歳まで乗り続けるために〈第9話〉 ライダーのための「十二経脈」

    身体内部を縦横に走るハイウェイがある!? 自分の体の中に血管とも神経とも違う、目には見えないけれど生きていくために不可欠なエネルギーの流れる連絡網が張り巡らされている……。それが東洋医学において確たる概念として存在している「経絡」です。想像するだけで興奮してきませんか? 私は経絡のことを考えると、いつだってドキがムネムネと鼓動が強まります(病気か!?)。 体が不調なとき、原因の究明や改善にも役…

  • サーキット走行イメージ

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    120歳まで乗り続けるために〈第8話〉 ライダーのための「経絡入門」

    緊張は悪いだけのものではないけれど 例えば、初めてサーキット走行会に参加したとしましょう。 先輩に誘われ右も左もわからないままピットまで到着したのはいいとして、心臓はバクバク状態になっているはず。すでに周回を開始しているフリー走行のグループは、自分と同じようなバイクとは思えない速度でコース上を爆走中だったりします。   気圧された状態で頭に浮かぶことといえば、やはりネガティブ…

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    120歳まで乗り続けるために〈第7話〉 ライダーのための「鍼治療」

    はり、ハリ、ハリー・シーン……(シーン) 今回はベタなダジャレからスタートします……。   イマドキのライダーにとって「はり」と言えば奈良市にある「針テラス」のことでしょうか。近畿地方のツーリングを楽しむとき、絶好の位置にある道の駅として高い人気を誇っていますね。 また、私と同じく古くからバイクに乗っている人やメカニズム好きのヤング(死語)なら、はり=ニードルということでキャ…

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    120歳まで乗り続けるために〈第6話〉 ライダーのための「五行学説」

    五つそろってゴギョウジャー! 私が現在学んでいる東洋医学の世界は、それはもうすべてが刺激的で興味深いのですけれど、中でも今回ご紹介する「五行(ごぎょう)学説」は【沼】です(笑)。 陰陽学説とともに東洋医学の基本概念を成している古代中国の哲学理論で、自然界や人間を含め、この世のありとあらゆるものを「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」という5つの性質に分類し、その関係…

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    120歳まで乗り続けるために〈第5話〉 ライダーのための「陰陽学説」

    光のあるところ、必ずや影あり さて、さんさんと降り注ぐ陽光の下でバイクを走らせることは最高に気持ちがいいものですね。 では、その太陽の光が作り出すものは何でしょうか?    農作物? 電気? 戦略級超巨大レーザー兵器ソーラ・レイ? すみません、ここでは影ということにしておいてください(笑)。英語で言ったらシャドウ(Shadow)……ですね。ここで話は脱線しますが「シャドウ」と…

  • 宇宙イメージの写真

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    120歳まで乗り続けるために〈第4話〉 ライダーのための「天人合一思想」

    8耐、24耐なんてメじゃなく動き続ける身体 今回はまず、アナタ自身の体について思いを巡らせてみてください。胸や首筋に手を当てて心臓の鼓動を感じたり、お腹、腕、足などをさすって凝っている部分がないかチェックしながらでもオーケーです。 呼吸は無意識のうちに酸素を取り込み二酸化炭素を吐き出し、肌は適度に湿気をたたえ、血液は手と足の指先に至るまで絶えず循環しています。よくよく考えてみれば、ご先祖様から…

  • 古代中国イメージ兵馬俑の写真

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    120歳まで乗り続けるために〈第3話〉 ライダーのための「温故知新」

    過去を知ることはバイク、いやどんな世界でも面白い 何事においてもルーツを調べてみると知的興奮が味わえます。例えば今、自分が乗っていたり興味のあるバイクの原点について書籍やネットをひもといてみるのは、とても面白いこと。 筆者はスズキGSF1200Sを長年所有しており、そのエンジンのベースは油冷時代のGSX-R1100なのですが、まるで別物です。興味が湧いたので調べてみると、「GSF用にリファイン…

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    120歳まで乗り続けるために〈第2話〉 ライダーのための「ツボの重要性」

    「自然科学」対「自然哲学」……!? 筆者が学んでいるのは主に東洋医学ですが、東洋医学があるのならば当然、西洋医学も存在しています。といいますか、現代において医学の主流といえば、皆さんご存じのとおり西洋医学のほうです。我が国ニッポンでは江戸時代まで東洋医学が主流だったのですけれど、明治政府により西洋医学が大々的に導入されて以降、東洋医学の影響力は一時期とても限定的なものになっていきました。 知ら…

  • NR海外仕様のカタログより

    コラム&エッセイ

    Honda NRをコカした話② 〜元 ボンビー小川、現在転生中 〜

    尽きせぬ慟哭と終わらない後悔 お待たせしました。では、前回から引っ張りました「ホンダNR転倒事件」の顛末から……。     1992年夏、乗鞍スカイラインで話題の520万円バイクを取材中、Uターンを失敗して0km/h立ちゴケをやらかしたモーターサイクリスト誌のアルバイター、ボンビー小川。 そりゃもう、目の前が真っ暗になるとはこのこと。ヘルメットの中で言語化できない…

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    120歳まで乗り続けるために〈第1話〉 ライダーのための「東洋医学」

    まるでカブのような存在!? 雑誌屋から大胆なジョブチェンジを行い、目指すは峻険なる東洋医学の山脈。自分自身は入り口に立って興奮しておりますが、一般的な人にとって,その世界はどう映っているのか? 少々気になったので大学時代の友人やライダー仲間に、改めて『東洋医学について知っていること』を尋ねてみると……。 「ええっと、ツボっていうところにハリを刺すと元気になるとか?」「最近NHKの番組でよく取り…