ELIS 旅の軌跡

徳之島を発ち、次に向かうのは奄美大島です。

亜熱帯の原生林

豊かな生態系とありのままの自然が残る奄美大島は、鹿児島県本土と沖縄のちょうど中間地点にあります。

海外リゾートのように美しい海と亜熱帯の植物が生い茂る原生林が広がる美しい島で、沖縄に似た部分もありますが、どこか本土に近い雰囲気もある、独特な島です。

行列のできる「島とうふ屋」

奄美大島の女性に大人気のお店があると聞いてやってきたのは「島とうふ屋」。ここ奄美大島の海水から採れた、にがりを活かした島とうふをいただける、豆腐屋さんです。

店内は、昔懐かしい昭和の大衆食堂をおもわせるような雰囲気で、 豆腐ハンバーグや奄美湯豆腐など豆腐を使ったメニューがたくさんあります。メニューをオーダーすると案内されたのは、豆腐と豆乳、ミキという奄美伝統の発酵健康飲料が食べ飲み放題のコーナー。4種のたれが選べますが、せっかくなので、ひと通り頂きます。

豆腐だけでもお腹いっぱいになりそうなのですが、週替わり定食900円(税込)が運ばれてきました。豆腐をいろいろな調理方法や味付けでアレンジされた欲張りセットです。小鉢、ご飯、汁物、ふりかけ、ピーナッツ豆腐まで付いています。

お得で、美味しくて、そして健康にもいい。人気の理由がわかります。

カメに触ると願いが叶う

昔から奄美大島の北端には亀に関する伝説があります。訪れる人に幸せをもたらすことを願い、大きなカメのモニュメントが設置されており、カメに触れる場所によって様々な願いが叶うという奄美の新パワースポットでもあります。「カメに子供を乗せると元気に育つ」とありますが、旅を元気に続けることを願って、童心にかえって背中に乗り、はいポーズ!

奄美大島マングローブカヌーツアー

東洋のガラパゴスと言われるほど、手つかずの自然が残っている奄美大島。その自然をより直近で感じられる体験ができるマングローブカヌーツアーに参加しました。

淡水と海水が混じり合う汽水域に自生するマングローブの森にはリュウキュウアユ、カニ、ハゼなどたくさんの生き物たちが暮らしています。ツアー中にスコールに見舞われ、かなり激しい雨に打たれました。これも貴重な経験です。

宮古崎の絶景

最後にやってきたのは、西郷どんのオープニングのロケ地としても使われた宮古崎です。駐車場から、約1.4キロメートル離れている場所にあり、遊歩道を歩くこと20分。

目の前に海が広がる大草原の中で西郷どんになった気分を楽しんだ後は、最高の絶景を堪能しました。

鹿児島市へ向けて

鹿児島市を出港してから沖縄本島を含む約21日間の離島巡りを終え、いよいよ鹿児島へ戻ります。

奄美大島を21時半に出港し、翌朝8時半ごろに鹿児島市の港に到着予定です。

奄美大島は、4泊5日間を島で滞在し周遊しました。鹿児島に帰った後は、鹿児島県南部に位置する薩摩半島を旅します。

つづく

 

 

 

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