栃木県那須高原の麓にある、那須モータースポーツランド。ここはレッドバロンが運営しているサーキットなのですが、近隣にはツーリング向きのおすすめスポットもけっこうあるのです。体験走行やライディングスクールなどで那須モータースポーツランドを利用する際、ちょっと立ち寄ってみませんか?

那須モータースポーツランドとは

 那須モータースポーツランド(以下、那須MSL)は、東北自動車道・那須ICから約10kmの位置にあるバイク専用のサーキット。コースは全長1.2kmの低中速サーキットで、ビギナーでも安心して楽しめるのが特徴。

 普通自動二輪免許しか持っていない方でも大型バイクに試乗ができる「ステップアップ試乗会」や、参加者のレベルに合わせて学べるライディングスクールなど、ひとりでも参加できるイベントが盛りだくさん。

那須モータースポーツランド

 スポーツ走行をがっちり楽しみたい、というのならば、歩行者も対向車もいないサーキットが安全だし、楽しさもケタ違い。筆者もかつてサーキットライセンスを取得し、サーキットでのライディングスクールに参加したことがあります。
 那須MSLにはどんなカリキュラムが用意されているか、ForRでは佐賀山敏行さんが解説してくれていますので、詳細はこちらの記事をどうぞ。
すべてのライダーにおすすめ! 『那須モータースポーツランド』が放つ7つの魅力

美しきカントリーロード「りんどうライン」

りんどうライン

 那須MSLのカリキュラムに参加するなら、ここにも立ち寄ってみてほしい! その第1弾は、りんどうライン。起伏のゆるやかな高原地帯に延びる全長約20㎞の広域農道で、田園風景を眺めながらのんびりと走ることができる快走路。
 那須MSLから県道72号を北に700m走れば、りんどうラインと交差します。
 交差点を右折すれば、「ここにも立ち寄ってみてほしい!」第2弾へと続いていくのです。

りんどうライン

見晴らし良好「東山道那須温泉」

 りんどうラインを走ること、約7分。那須MSLからの距離は約5㎞。県道60号との交差点を渡ったところにあるのが、「立ち寄ってみてほしい!」第2弾の東山道那須温泉。

東山道那須温泉

 小高い丘の上に建つ日帰り温泉施設で、入浴料金は驚きのロープライス、大人500円。今どきワンコインで温泉に入れるところなんて、そうそうないでしょう?

東山道那須温泉

 露天風呂からは那須連山と、そのふもとに広がる農園地帯が眺められます。温泉は源泉かけ流し、無色・透明・無臭のアルカリ性単純温泉で湯ざわりはしっとりなめらか、実にいい湯なのです。
 脱衣所にはコインロッカーがあるから安心、休憩室には無料のマッサージチェアも!

東山道那須温泉

 東山道那須温泉の営業時間は平日10:30~17:00(受付終了は16:30)、土日祝日は10:30~18:00(受付終了は17:30)、火曜が定休。那須MSLのサーキットランで汗をかいたら、ぜひここでさっぱりしていってください。

道の駅「東山道伊王野」で絶品そばを!

 東山道那須温泉を出て県道60号との交差点を右折し、800mほど進めば、そこには「立ち寄ってみてほしい!」第3弾の道の駅「東山道伊王野」があります。ここのお食事処「水車館」のそばが旨いんですよねー。

道の駅「東山道伊王野」

 名物の水車そばは、東日本一の巨大水車で蕎麦の実を挽いたもの。そばは「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」が旨い、なんて申しますが、水車館はまさにその「三たて」。

道の駅「東山道伊王野」

 筆者が注文したのは水車天ざるそば(限定)1,200円。待つことしばし、そしてテーブルに運ばれてきたのがこちら。

道の駅「東山道伊王野」

 角がキリリと立った美しいそばと、揚げたてサクサクの天ぷら。あまりに旨いので「もりそば(田舎)700円」も追加オーダーしようかと思いましたが、店の入り口にお客さんがたくさん並んでいたので我慢しました。ここはそれほどの人気店、なんですね。

道の駅「東山道伊王野」

 併設の物産センターには、近辺の農家で採れた新鮮な野菜がずらり。首都圏の半額程度で売られているということもあり、こちらも大人気。
 道の駅「東山道伊王野」、こちらも那須MSLからの帰りにぜひ、お立ち寄りください!

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