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市本 行平の執筆記事一覧

  • ツーリング

    関東朝めしツーリング【相模原市オギノパンのあげぱん】懐かしのあの味

    行き先は子供まかせ、小一時間のショートトリップ 関東甲信が梅雨入りして一週間、ライダーにとってはストレスの溜まる日々が続いている。そんな中、この日曜は朝のうちに雨が止む予報が出ており、子供(19歳女)とバイクで走りに行くことにした。 娘が普通二輪免許を取ったのは昨年の夏休み、高校3年生の時だった。私にとっては予想外の行動で、それまでタンデムで出かけたり「バイクに乗りなよ」などと言ったことはなか…

  • 車両情報

    久しぶりのフォルツァに試乗、150ccクラスに慣れるととても豪華で速いのに驚き!

    ビッグスクーターブームの頂点モデルの最新型はスポーツ指向 2000年頃に巻き起こったビッグスクーターブームは、250ccモデルが主役でシート高が低く全長が長いクルーザーのような快適指向のモデルが中心だった。その中で主役の座に就いたのは、ヤマハ・マジェスティに対抗したホンダのフォルツァで、何度もベストセラーにも輝くほどの人気だった。 ビグスクブームが終息したのは、2006年から駐車違反の取り締ま…

  • 車両情報

    W800はカワサキ大排気量スポーツの源流、メグロ以来60年以上の血統を受け継ぐヘリテイジモデル

    現在まで脈々と続くバーチカルツインの伝統 W800は、2011年に登場したカワサキのネオクラシックモデルで、シリンダーが垂直に立ち上がるバーチカルツインの空冷エンジンが最大の特徴。高性能化が進んだ現代のバイクではエンジンが前傾しているが、昔ながらのスタイルを継承して現代に受け継いでいる。 この伝統のエンジン型式が車名「ダブル」の由来。原点は1955年のメグロ・セニアT1にまで遡り、国産車では他…

  • 車両情報

    2021年新型グロムはギアが5速になって何が違う? 4速じゃ足りないの?

    1速~4速はショートで5速はオーバードライブのよう グロムはモンキーを始めとしたレジャーバイクを得意とするホンダが、「国境を越えたボーダーレスな若者カルチャー」を取り入れて2013年に発売した個性的なモデル。グローバル化を前提としているが、日本でもすっかり人気が定着しており、グロムを母体にモンキー125が派生するなどプラットフォームとしても重要な存在となっている。 これが2021年型でフルモデ…

  • 車両情報

    セロー250はマウンテントレールを提唱した異色のオフロードにして国民的人気車

    オフロードの枠を超えた扱いやすさNo.1モデルとして幅広い支持 セローの発端は1980年代に2ストロークのDTシリーズに遅れを取っていたXTシリーズの立て直しだった。その時、2ストにスペックで対抗するのではなく4ストならではの特徴を生かした「マウンテントレール」というコンセプトが提唱され、1985年にセロー225がデビューした。 二輪二足で山に分け入るマウンテントレールのセローは、転んでも足を…

  • 車両情報

    PCX125、PCX160、PCXハイブリッドは結局どれが買い? 究極の選択の答えは…

    125、ハイブリッド、160の順に試乗し、出た結論はPCX160 2010年のデビュー以来、圧倒的な人気を誇るスクーター・PCX。これほどまでに使い勝手に優れるバイクは他になく、個人的には現代版スーパーカブに値するモデルと認識している。 それを裏付けるように、2021年型PCXシリーズは売れに売れていて、1月~6月の上半期で125が1万4300台(前年は年間1万7200台)、160は3246台…

  • 車両情報

    モンキー125は、デカくなってもちゃんとモンキー! スタイルにも走りにも“らしさ”が残されている

    かつての50cc版モンキーに比べるとまるでビッグバイク? 2017年に惜しまれながらも生産終了したモンキー(50cc)に代わる存在として翌年デビューしたモンキー125は、誰もがモンキーと認識できるスタイルを持ちながらサイズを大幅に拡大。2017年の東京モーターショーで初めてその姿を見た時は、思わず「デカっ!」と口から出てしまった。また、そういった声も多く聞かれた。 数字でも見てもモンキー125…

  • ツーリング

    BMW R100GSで行く千葉秘境ルートの食堂・くにおか【ボクサーツインって横に張り出してジャマじゃないの? vol.2】

    ボクサーツインの気持ちよさは下道で最大化、そして意外な発見に遭遇する 前回公開したvol.1では、私がBMWのR100GSを愛機に選ぶ経緯を振り返った。これに長年乗っている理由は、BMWのRシリーズが搭載するボクサーツインエンジンの鼓動感がとても気持ちいいから。これを味わうために気が向いた時に気の向くままに走り、私はヤングマシン編集長時代のストレスを打ち消していたのだ。 私の乗るR100GSが…

  • 車両情報

    CB125RがDOHCエンジン搭載で本領発揮! 回し切る楽しみが増した

    CB750フォアからCB750Fに乗り換えたらフィーリングはこんな違い? 2018年にホンダがリリースしたCB125Rが2021年型で早くも大幅に刷新された。といってもぱっと見では分からないアップデートで、言われなければ異なるエンジンが搭載されていることに気付かないだろう。だが乗ると違いは明確で、大きな変化に気付くことになる。正直「最初からこうしていれば?」と思わなくもなかったくらいだ。 新型…

  • 車両情報

    スーパーカブC125は、まるでリノベーションされた古民家! 洗練された走りとスタイルが新しい

    リアルクラシックのベーシックカブに対してネオクラシックのC125 スーパーカブ生誕60周年にあたる2018年に発売されたスーパーカブC125は、初代スーパーカブC100の外観を現代にオマージュしたモデル。バイク界の生きた化石、リアルクラシックモデルとして人気を誇るスーパーカブシリーズにおいて、スーパーカブC125は徹底的にネオクラシック路線を狙っており、外観こそカブ最初期のC100のスタイルだが…

  • 車両情報

    新型NMAX125はPCX125の美点を取り込んだ全方位型スクーターに進化

    デビューから5年を経て、足りない部分を補った正常進化を果たす ヤマハの125/155スクーターのNMAXはアジアや欧州などで新型に切り替わっており、日本では2021年6月末に新型125が先行発売された。NMAXはPCXと同じジャストサイズのスクーターで日本では2016年から販売を開始。PCXは2010年のデビューで6年先行しており、満を持してリリースされたのだ。今回は、新型だけでなく従来型NMA…

  • 車両情報

    リード125は積載量が半端ない! 定番の通勤スクーターはバイク版ハイエース!?

    PCXにない魅力を徹底的に磨くことで際立つリード125の存在感 自宅から職場まで往復約30㎞通勤を通してインプレッションをお届けする当コーナーは、今回で2台目。前回の2021年型PCXに続いてリード125を取り上げたのは、同系エンジンの兄弟モデルというのが理由。二輪車新聞によると販売台数はPCXの1万7200台に対して6000台と水を開けられているが、それでも一定の支持があるのはリード125にし…

  • PCX01

    車両情報

    PCX125 年間1万7000台以上を販売する人気車は、最新型でどう変わった?

    10年前の試乗記と変わらぬ印象にコンセプトの確かさを感じる 今回、最新型の記事を書くにあたって、初代PCXが登場して1年後、2011年当時のブログを読み返してみた。ちょうどディオ110がデビューした時で、2台を乗り比べたものだ。その時に書いたことと同じ印象を10年後の今でも感じたことに、PCXの人気の秘密があるだろう。 「PCXはワイドでアップなハンドルと足が伸ばせるスペースがあるので、ビッグ…

  • コラム&エッセイ

    私が編集長時代からBMW R100GSに乗り続ける理由【ボクサーツインって横に張り出してジャマじゃないの? vol.1】

    編集長のつらさを軽減してくれたのはBMWボクサーツインの「禅」効果? ふらっと出発してさっと帰宅するツーリングに『ヤングマシン』編集長時代によく行っていた。私は千葉出身で、気の向くままに走る時はどうしても千葉にしか足が向かず、いつの間にかお決まりのルートが確立していた。R100GSのボクサーツインの鼓動を感じながら無心になれる時間にかなり救われていたのだと、今振り返るとそう思う。 この鼓動感は…

  • コラム&エッセイ

    中古車価格が高騰中! CB400SFはコロナ前後で1割上昇、その理由は?

    中古価格は2倍に爆上がり!? お店からバイクが足りないと悲鳴 今、バイクの中古車価格が高騰していることをご存じだろうか? Webikeが運営する新車中古車サイト「バイク選び」の担当者は「今、中古車は爆上がりしている状況で、2倍くらいになっているというお店の声も聞きます」と語る。お店によっては販売するバイクが足りない“タマ不足”に陥っており、需要に対して供給が追いついていない状況なのだ。 時期と…