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カスタムすれば、BAJA LIFEはもっと楽しくなる!
レッドバロン東大和で『譲渡車検』付きのXR BAJAを購入してから10ヶ月。とても気に入っていて、今やXR BAJAなしの生活は考えられないくらいなのだが、しかし! 好きだからこそ気になる部分が出てくるわけで。
なかには「あばたもエクボ」で、ダメなんだけどこれがいいんだよ! というところ……たとえばシートの高さなんかも、普段使いではもう少し低い方がいいのだが、この高さあってこそのXR BAJAのスタイリングの美しさだと思えば許せてしまう。また、コーナリングでグッと寝かし込んだときの操っている感も、このシートの高さ(車高の高さ)があるからこそだと思えば、笑顔で「仕方ないよね♪」と思ってしまうのだ。
だけど、やっぱりエクボにならないあばたもあるわけで。
そうした箇所はどうすればいい? そう、カスタムすればいいのだ!
なかにはバイクは絶対純正のまま! という人もいるだろう。バイクの楽しみ方は人それぞれだから、僕は決してその価値観を否定しないのだが、こと自分の愛車でいえば、躊躇なくがんがんカスタムする派である。
もともと『カスタムバーニング』というカスタムバイク誌の編集部という出自もあって、カスタムに関しては肯定的。
ちなみに僕が所有する2014年式SR400は、新車をフルノーマルで購入。もう1台、フルカスタムが施されたSR400(1993年式)を所有していたこともあって、こちらは「カスタムするにしても純正スタイルを崩さない程度に留めておこう」と思っていたのだが……気づけば、たしかに純正スタイルなんだけど、明らかにいろいろ変わっている(笑)。
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>YAMAHA SR400/500を5台も乗り継いだワケ(うち2台を今も所有中!)【後編】
結局、気になるところを変えていったら、こうなってしまったのだ。
僕が愛車をカスタムするうえで注意しているのが、「気になるところを変えていく」という点。
カスタム好きに意外と多いのが、カスタムを目的にしていること。だけど僕はカスタムはあくまで手段……気になるところや気に入らないところを自分好みに変えるためにカスタムするのだ。
だから、ノーマルで良いのなら無理にイジることはしない。
もちろん、これも僕の価値観であって、カスタムすることが好きだという人を否定するものではない。
つまり、何が言いたいかというと、XR BAJAを購入して10ヶ月が経ち、そろそろカスタムすべき箇所が見えてきたということ。今回はその点について書いていきたいと思う。
……前置きが長くなってしまったが、要するに今回は、自分用の忘備録です(笑)。
林道や長距離では、ちと不安
ステップはラバーがつかない、滑りにくいオフロードタイプ。足をしっかり置くことができて、林道でも安心なのだが、ちょっと小さい。
あとひと回り大きれば、さらにグリップ力も高まるし、安心感も増す。長距離移動や高速道路でも疲れにくいと思うので、大きいステップに交換しようと思っている。
冬の寒さに耐えられない!
人間というのは、一度快適さを覚えるとなかなか元の環境には戻れないもので、たとえば携帯電話がなかった頃は友だち数人の電話番号を覚えておくことなんて当たり前だったし、ナビがなかった頃は地図さえあれば苦もなくどこにでも行けた。だけど今は携帯電話もナビもない生活なんて考えられない。
何の話か?
もちろん、グリップヒーターですよ! SR400にグリップヒーターを装着してしまったがために、XR BAJAで走る冬が辛くて仕方がない。日に日に気温が下がってきて、あの寒さを思い出すだけで手先がジンジンとかじかんでくる(笑)。
ちなみに昨季、ハンドルカバーは購入済み。だけどやっぱりちょっと寒くて、グリップヒーターが恋しくなってしまうのだ。
グリップヒーターに代わるアイテムがあれば、それでもいいんだけどね……何かないかしら?
ペコペコ音が(逆の意味で)たまらない!
XR BAJAのマフラーはノーマル。静かといえば静かなんだけど、2000年式で今より音量規制が緩く、さらにキャブレターの特性上、エンジンが温まってくるとアイドリング回転数が上がることもあって、深夜や早朝はちょっと気を使う。
いや、それは別にいいんだけど、なんだか音がしょぼいのだ(笑)。
現行車はノーマルマフラーでも音質にこだわっていて、決してうるさくはないんだけど、心地よいサウンドを出す車両が多い。だけど、この頃はそこまで音質にこだわっていなかったのか、ペコペコペコペコという音が、ちょっと大きめに響く……。
できればパワーアップを兼ねて社外品に交換したいのだが、専用マフラーが出ているかどうかは怪しい状況。XR BAJA用の社外マフラーの情報があれば、ぜひ教えてください。
あ、もちろん合法マフラー限定で!
クセのあるキャブレター
僕のXR BAJAは2000年式で、新たに適用された排出ガス規制の影響もあって、セッティングを見直したキャブレターが採用されている。
で、このキャブがなかなか曲者で……たとえば踏切の手前で前の車が行ったあとに自分も少しアクセルを煽って前進→停止線手前で止まるなんていうシチュエーションなどで、エンジンがストールすることがよくあるのだ。
知り合いのXR250&BAJA好きに聞いてみると、この年式の持病のようなものらしく、どうしようか悩み中。
……とはいえ、これまたバイク乗りの悪いクセなのだが、最近はこのキャブをいかにストールさせずに乗りこなすかにハマってきて、「ふふふ、俺がこのXR BAJA(のキャブ)を調教してやるぜ!」と、むしろ楽しくなってしまっているのだが。
チューブレスが恋しい
オフロードといえばスポークホイール。で、スポークホイールといえばチューブタイヤ……ではないんだよなー。
いや、XR BAJAはチューブタイヤ採用なんだけど、当時ライバルだったセロー225WEのリアはスポークホイールにも関わらず、ホイール中央にリブを設け、そこにスポークを装着することで、チューブレスタイヤが履けたのだ。
ちなみにこのホイールはセロー250にも継承され、ファイナルエディションまで採用され続けている。
僕も2002年式のセロー225WEに乗っていたときは、このリアホイールをとても気に入っていた。林道ツーリングでも、いきなり空気が抜けるということになりにくいのは、なんとも心強かった!
で、XR BAJA……なんとも心細い(当社比・笑)。
だけど、こればっかりは仕方ないね。いつでもどこでも対処できるよう、タイヤ交換の練習に励みます。
プラグ点検が怖い!?
これまた仕方ないのだが、スパークプラグの装着場所が奥まりすぎている。
奥まっているから交換や点検がやりにくい……ということではない。写真を見ればわかるとおり、プラグ周辺が窪みになっているのが問題なのだ。
林道ツーリングなどで土のなかを走った後、ここに土や泥が溜まるんじゃないか? しかも、場所が奥まっているので確認もできない。
もし、そのままプラグを抜くと、エンジン内に土が入り込む……なんて事態に陥りかねないではないか!
なので、プラグを抜く前はエアツールをプラグ周辺に当て、ゴミを吹き飛ばすのがXR250&BAJA乗りの常識らしい(当社調べ)。
じゃあ、エアツールを持っていない僕はどうすればいいのだ……コンプレッサーを買うしかないのか(困)。
変えられるところはカスタムしよう。変えられないところは……
以上が、XR BAJAの気になったり不満に思っているところ。今後、カスタムできるところはどんどん変えていく予定だ。
しかしキャブレターやリアタイヤ、プラグについては……これはもうXR BAJAのクセとして愛していくしかないな、うん。
だけど、こういう愛し方ができるのも、バイクが趣味の乗り物だからこそ。気に入っている箇所もそうでない箇所もまとめて楽しめるのが、バイクの良いところなのだ!
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