使いやすさとリーズナブルな価格で人気を集める、レッドバロンのオリジナルブランド『ROM』のライディンググッズ。
開発チームが自らテストをしながら作り、店舗経由でユーザーの意見を取り入れながら改良を重ねているというのは、以前の記事にてお伝えした通りです。

そんなROMから、待望の新作メッシュグローブが発売されました!
『ゼロスグラブ エア』。2種類のメッシュ生地を組み合わせて安全性、快適性に優れながらも、税込4400円という驚異の価格を実現したアイテムです。

今回は、筆者が実際にゼロスグラブ エアを2ヵ月使ってみての感想をお伝えします!

空気のように軽いメッシュグローブ

初めてゼロスグラブ エアを手に取ったのは、レッドバロン FanFunミーティングでのこと。
持った瞬間、あまりの軽さに驚いたことはよく覚えています。

自宅に帰って量ったところ、その重さは片方でたったの50gほどでした。まさに名前通り、空気のような軽さなのです!


ゼロスグラブ エアは、指にフィットする立体裁断で作られています。
生地は全体的に通気性の高いメッシュ、人差し指から手首にかけては伸縮性の高いメッシュが使われていて、風通しのよさと動きやすさを両立してくれます。



実際にバイクのハンドルを握ってみると、手の動きを妨げることなく生地がフィットしていることがわかりますね。


写真だけではわかりにくいかもしれないので、ひとつ検証をしてみましょう。
ジャジャン!

本記事の約2000文字、ほとんどをゼロスグラブ エアを装着したまま執筆しています。
私の手が比較的小さく指が細い(Sサイズ)という事情が大きく影響していますが、「それぐらい動きやすいんだな」と感じてもらえると嬉しいです。

ちなみに裏地の肌触りもバツグンで、モッチリと柔らかで吸い付くような質感です。
手にチクチクした感覚や生地が余っているようなダブつきがないため、長時間のツーリングもストレスなく楽しめるのです。


CE規格プロテクター入りで安心!

手の動かしやすさを確保しながらも、ゼロスグラブ エアの安全性能には妥協がありません。
拳部分にはCE LEVEL2のプロテクターが装備されています。


手のひら側は、グリップを握ると力がかかりやすい人差し指~小指の付け根には当て皮が、転倒際にダメージを受けやすい手の腹~小指の側面にはクッションが入っています。
強度がありながらも薄手なので、グリップを握りこんだ時に邪魔にならないのがお気に入りポイントです。

また、手首には面ファスナーが付けられています。
体格に関わらず手首にフィットさせられるため、意図せず脱げてしまう心配もありませんね!

スマホ対応でナビ操作もラクラク!

現代のライダーにとって必須機能のひとつが、スマホ対応ではないでしょうか。
ゼロスグラブ エアは、親指全面と人差し指の外周にスマホ対応の生地が取り付けてあります。


ゼロスグラブ エアを装着したままスマホの地図アプリでナビの設定をしてみたところ、文字入力や目的地設定など、スムーズな操作ができました。
細かすぎる作業は苦手ですが、慣れればLINEなどで文章を書くことも苦になりません。


暑い季節に大活躍間違いナシ!

ゼロスグラブ エアを実践投入して2ヵ月目、非常に使いやすいことを実感して日々愛用しています。

実際に走ってみると、手全体に「ズワァーッ」と風が通り抜けるのがよくわかります。
しかし素手のようなスカスカ感はなく、例えるならば拳側はスポンジみたいに柔らかい層が1枚作られたような、手のひら側は自分の皮膚が丈夫になったような感覚です。

先日 四国へロングツーリングに出かけた時も、手の負担が軽いおかげで疲労を感じることなく、元気に最後まで走り切ることができました。


走行中のバイクの操作はもちろん、ゴーグルの上げ下げや荷物の出し入れでもまったく不自由を感じませんでした。

これだけの性能と安全性を持ちながら税込4400円という価格は、業界でトップクラスのコストパフォーマンスといえるはず。
春~夏にかけての暑い季節は大活躍間違いナシの、強力なアイテムですよ!

お買い求めはレッドバロンの店舗まで

ゼロスグラブ エアのカラー展開は、ブラック/ホワイト、ブラック/レッド、ブラック/オレンジの3種類。サイズ展開はS /M /L /LLの4種類です。

全国のレッドバロン店舗にて購入できるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!



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