ツーリングの途中でがっつりバーベキューが楽しめる。しかも安心してバイクを停めることができ、暑さも寒さも雨もしのいでくつろげる屋内で、そのうえ目の前は海!のオーシャンビュー。

そんなところに行ってきました。千葉県・外房エリアは御宿にある「カイザーベルク御宿・月の沙漠」です。

カイザーベルクとは、レッドバロン会員専用のツーリングサポート施設。伊豆や信州、琵琶湖など全国に6ヶ所あるのですが、なんと僕が住む房総エリア(「南房総がいざなう2台持ち生活」をご参照ください)にもある! ということで先日のカブ主ツーリング(「初めてのカブ主ツーリング。南房総はカブ天国だった!」)のランチスポットとして立ち寄って来たので、報告したいと思います。

房総半島

カイザーベルク御宿・月の沙漠がある御宿町は、外房の海水浴場として人気のあるエリア。東京都心からはアクアラインを使えば1時間半ほど。ちなみに僕が辿ったツーリングルートは上の地図のとおりで、南房総市の家から下道でも、やはり1時間半ほどでした。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

建物は海沿いの国道128号線沿いから北上して「御宿漁港入口」の交差点を右に入ってすぐ。カイザーベルクの目印である「門(ゲート)」がライダーをお出迎え。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

もちろんバイク駐輪場完備です。ちなみにレッドバロンの会員専用の施設ですが、会員と一緒ならビジターでも利用することができます。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

外観はこんな感じ。目の前は御宿の海岸!です。夏ならバイクを止め、水着に着替え(ヘルメットや貴重品を預けておけるというのもメリット)、そのまま海にドボーン!なんて海水浴ツーリングなんていうのもできてしまいます。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

さらに!! 建物の屋上には海を望むプールが!ゴージャス(涙)! 海水浴の方々を眺めながら、あえてプールで泳ぐなんて、贅沢すぎる(号泣)! ちなみにプールの利用期間は7月1日〜9月30日です。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

さらにさらに!! このような個室もあるので(要予約/終日利用で1000円)、夏のツーリングでは涼を取り、冬のツーリングでは暖を取り、ツーリングの疲れをゆったりリフレッシュさせることができます。ただし裏情報としては、このオーシャンビュールームは2室しかないので、ハイシーズンや週末は早めの予約がオススメだそうです。(支配人談)

カイザーベルク御宿・月の沙漠

さていよいよ本題のバーベキュー。メインはこちらの屋外サイト。海を眺めながら、最大6名で利用できるバーベキューサイトが12あります。やはり要予約です。潮風を感じながらのBBQなんてめちゃくちゃ気持ちよさそうなのですが、とはいえ雨が降ったり寒かったりすると、その楽しみも半減してしまうかもしれません。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

そこで屋内のバーベキューサイトも2つあります。屋内とはいえ海は丸見え、開放感は抜群です。この日はお天気サイコーでしたが、気温は低めだったので屋内サイトを使わせてもらうことにしました。

いざBBQ!!  こちらは“手ぶらでバーベキュー”がコンセプトなので、食材の持ち込みは不可。肉、海鮮、野菜、(写真には写ってないけど)シメの焼きそばまでがセットになった食材が1人前@3,000円で用意されています(写真は3人前)。またタンドリーチキン、ハンバーグ、フランクフルトなどの追加メニューもあるので、ドカ食いな人もご心配なく。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

カイザーベルク御宿・月の沙漠

7!8! 9! ジュ〜(ハンバーグ師匠のネタ)と焼いております。目の前は青い海と空。あらためてサイコーです。そして肉、海鮮、野菜をたっぷり食べたあとは……。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

食後のコーヒー……至福です。カイザーベルク内にはカフェもあり、こちらではコーヒーやドリンクのほかカレーやオムライス、パスタなどの軽食、ケーキやソフトクリームなどのスイーツもあるので、BBQをしなくてもランチやおやつを楽しむことができます。(カフェは予約不要で利用可能。大人数で利用の場合は、要事前連絡)

カイザーベルク御宿・月の沙漠

いやー、夏だったら、海水浴して、バーベキューして、コーヒー飲んで、また海入って、あ、やっぱりプールにするか、いや疲れたから昼寝するか……なんて、1日いられるね!(こんどの夏、絶対やるつもり)。

カイザーベルク御宿・月の沙漠

カイザーベルク御宿・月の沙漠

施設内にはスタッフの方がつくった房総のツーリングスポット情報案内があったり、バイク雑誌が読み放題だったりするので、お天気があまりよくない日のツーリングだったら、ここで少しまったりと休憩しちゃうのも、いいかもしれません。

御宿海岸

さて、目の前の御宿ビーチもチェック。カイザーベルクから歩いてすぐのところにあるポップな「ONJUKU」のモニュメント。インスタ映えポイントです。夏にはきっと水着ギャル(死語?)がワイワイしていることでしょう。

御宿海岸

おじさんも“映え”てみようとがんばってみました。しかし悲しいかな、アラフィフ・ライダーにはこちら↓のほうがしっくりきました……。

御宿海岸

月の沙漠像(涙)。童謡で有名な「月の沙漠」の作詞者「加藤まさを」は学生時代、結核の療養のためにこの地に滞在しており、御宿の砂浜が歌詞のモチーフになったと言われています。

月の沙漠像

ローアングルで撮ると、たしかにかなり“沙漠”感が出ますね。月のさばくを〜、は〜る〜ばると〜、しみじみ歌いたくなります。

御宿海岸

というわけでかなりビーチリゾートな「カイザーベルク御宿・月の沙漠」。冬もよいですが、やっぱり春・夏のツーリングで寄るとサイコーでしょうね。僕は2022年、間違いなく通うと思います。みなさんも、ぜひ!

【カイザーベルク御宿・月の沙漠】
千葉県夷隅郡御宿町須賀2208-28
定休日:毎週木曜日(祝日は営業)・年末年始(12/31~1/3)
ご予約はレッドバロン各店にて受付

 

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